芯まで金属でできた「金属鉛筆」として話題のサンスター文具のメタシルですが、通常の鉛筆とどんなふうに違うのか、使い勝手はどうなのか疑問もわいてきますよね。
- 芯部分をカバーするキャップはある?
- 書いた文字は消せるの?
- 文字を消すのに特別な消しゴムが必要?
今回はそんなメタシルの疑問について解説します。
気にはなるけど日常使いとしてどんなものかよくわからなくて手が出せない、なんて方はこの記事でメタシルへの疑問を解決してくださいね。
メタシル専用のキャップはない
実はメタシルには専用のキャップはありません。
「削らず、書ける」がコンセプトのメタシルは黒鉛を含んだ硬質な特殊合金の芯が特徴です。
かなり硬質な芯ですが鉛筆と違い芯の部分が全て露出しているため「落として芯が折れてしまった」なんて悲しい報告もネット上では見かけます。
通常の鉛筆より硬質とはいえ、芯部分を保護するものが欲しいなと思ったので一般的な鉛筆のキャップを試してみました。
ところが、メタシルは通常の鉛筆より少しだけ軸が太いため一般の鉛筆用キャップでは入らないのです。
ラバーやシリコンなど伸縮性のある素材のものなら大丈夫かもしれませんが、プラスティックや金属など硬質なものだと使い物になりませんでした。
キャップの購入を検討される際には、素材に注意して選んだほうがよさそうです。
そんなメタシルに専用のキャップが付属した新シリーズ「メタシルポケット」が発売されています。
キャップだけでなく、サイズもコンパクトになっているためメタシルを携帯したい方には特におススメです。
メタシルポケットについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
メタシルは消しゴムで消える
メタシルで書いた文字は鉛筆と同じように一般的な消しゴムで消すことが可能です。
メタシルの芯は黒鉛を含んだ特殊合金、通常の鉛筆の芯は黒鉛と粘土です。
どちらも文字が書ける仕組みは同じ、黒鉛の粒子によるものなので当然かもしれません。
実際に家にあった3種類の消しゴムを使って、メタシルで書いた部分を消してみました。
使用した消しゴムは「ステッドラー社製、ぺんてる社Ain消しゴム、サンスター文具ジグザグ消しゴム」です。
どの消しゴムを使っても、鉛筆で書いた文字を消した時と変わらない印象です。
ただ、メタシル芯は硬質なので筆圧によっては紙に残った文字跡が少し目立ちます。
まとめ
メタシルの疑問について解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- メタシルに専用のキャップは無い
- メタシルは軸が太いので一般の鉛筆キャップは使えない
- メタシルで書いた文字は普通の消しゴムで消せる
メタシルは通常の鉛筆と同じように一般的な消しゴムでも消せるのに「削らずに長時間書ける」を実現できたからこそ、人気の筆記具なのだと思います。
何となくどんな製品なのかよくわからなくて使うのをためらっていた方も、ぜひこれを機にメタシルの独特の使用感を試してみてください。
「でもキャップが無いのはな…」と気になる方は、芯先が本体内部に収納される「メタシルライトノック」を試されてください。
芯先が保護できるだけでなく、本体もメタシルよりぐっと軽量になっているのでメタシルを持ち歩いて出先で活用したい方にはおススメの商品ですよ。