クルトガダイブをレビュー|色一覧も紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。
クルトガダイブ アイキャッチ画像
  • URLをコピーしました!

クルトガダイブの名前の由来は「静かに深く、書くことにのめりこむ」だそうです。

筆記に集中できる複数の機能を搭載した、いつまでも書き続けたくなるような1本。

今回はそんなクルトガダイブを紹介しています。
ぜひ最後までおつきあいください!

あなたにピッタリのシャーペン診断

目次

クルトガダイブの特徴と使い心地

商品名:クルトガダイブ(KURUTOGA DIVE)
サイズ:軸径13.7×厚さ17.2×長さ147㎜
素 材:ABS樹脂、ラバーグリップ
芯 径:0.5mmのみ
価 格:5,500円(税込)
機 能:キャップ式、クルトガエンジン搭載、自動芯繰出機構
【参照】三菱鉛筆公式 Uni 総合カタログ2024-2025

シリーズの最上位モデルである「クルトガダイブ」はビジネスシーンに似合うカッチリとしたデザインと、フワッとやわらかな書き心地を併せ持つシャーペンです。

実際に使用してみた印象を詳しく解説いたします。

クルトガダイブは一見すると万年筆のようなデザインです。
太さ約12.5mm(実測)のしっかりと大きなキャップ付きで、存在感のあるサイズをしています。1本だけ持ち歩くには便利なキャップですが、ペンケース内ではちょっと場所をとるサイズ感かもしれません。

キャップを外すとグリップ部分は一回り細くなり、約10.5mm(実測)と太軸のシャーペン程度です。グリップの素材はカタログにはラバーグリップと記載されていますが、柔らかさは特になく樹脂製のような硬くサラッとした触り心地です。

軸本体はメタル感のある塗装仕上げのため重そうに見えますが、実際はABS樹脂製でかなり軽量です。重心も少し高めの印象。とにかく軽い

筆記時にキャップをノック部分へかぶせてしまうと、さらに重心は高くなります。個人的にはキャップは外した状態で使用した方が書きやすいなと思いました。

書き心地もちょっと特徴的で、紙あたりがフワッとしています。

クルトガは芯先が紙面にあたる際の動きを利用して芯を回転させる仕組みになっています。
そのため、どうしても筆記時に芯先が沈み込む感覚が出てしまいます。

この感覚を苦手とする方も一定数いらっしゃるようです。ただし、このクルトガエンジンは改良を重ねてあり、クルトガシリーズの中でもそれぞれ書き心地が異なっています。

クルトガダイブ 消しゴム
消しゴム付きです

例えばクルトガメタルには芯先のブレを受け止めるニブダンパーが装備され、クルトガシリーズの中でも安定したカチッとした書き心地になっています。

クルトガダイブにはクルトガエンジンに加え自動芯出し機構が装備されました。そのためか、芯先が紙面にあたる衝撃を吸収するようなやわらかな筆記になっています。

比較して表現するなら「クルトガメタルはカツカツっとして筆記感」「クルトガダイブはフワッとした筆記感」です。やわらかな書き心地が好きな方におすすめします。

軽量な軸・少し太めのグリップ・やわらかい筆記感、長時間使用しても疲れにくい優しい書き心地のシャーペンです。

クルトガダイブ 4つの便利な機能

クルトガダイブ キャップを外した商品画像
クルトガダイブ:アビスブルー

クルトガエンジン

クルトガエンジンとは筆記時の紙面と芯先が接触する際の上下運動をを回転運動に変えるエンジンです。芯先を回転させることで、偏減りをなくし常に尖った状態で筆記ができるので、すっきりとキレイな文字がかけると人気です。

クルトガダイブ エンジン確認の窓
クルトガエンジンの回転が確認できる窓

クルトガエンジンも改良を重ねており「Wエンジン」「新クルトガエンジン」などモデルによって搭載されているエンジンが異なります。

詳しくはこちらの記事も参考にされてください。

自動芯繰り出し機構

一般的なシャーペンは筆記を続けて芯が短くなれば自身でノックして芯を繰り出す必要があります。クルトガダイブは自動芯出し機構の働きで、芯が無くなるまでノック不要で書き続けられます。また独自の技術でパイプを引きずることなく自然に芯が繰り出される機構になっており、滑らかな書き味も魅力です。

自動繰り出し量の調整機構

クルトガダイブ ペン先アップ
ペン先を回転させて調整します(画像はMID設定)

クルトガダイブの自動芯出し機構は繰り出す芯の長さをMAXからMINまで5段階で調節できます

厳密にいうと芯がそのまま出るのではなく、芯を繰り出すガイドパイプが伸びる長さが5段階で違っています。MAXに設定し筆記していると、分かりやすくドンっとパイプが伸びるのを感じました。筆圧や書き心地の好みに合わせた長さを設定できる仕様です。

ノック不要の便利なキャップ

ノック不要のシャーペンは他にもありますが、クルトガダイブの機能はキャップを外すとすでに芯が出た状態になっているちょっと変わったものです。

些細なことですが、利用してみるとかなり便利な機能でした。キャップを外すだけで筆記を開始でき、そのまま自動で芯は繰り出されるので追加のノックも全く不要です。
キャップを外した瞬間から芯が無くなるまで延々と書くことに集中できます。

クルトガダイブ 芯の出たペン先
キャップを取るとこのくらい芯が出ます

クルトガダイブのキャップの特徴には、マグネット機能もあります。
ペン先を収納するためキャップを閉める時も、筆記時にキャップをノック部分へかぶせるときもマグネットの働きでカチリと気持ちよくキャップが収まるのです。
このカチリと吸い付く感覚はクセになる気持ちよさでした。

クルトガダイブ 発売中のカラー一覧

クルトガダイブは2022年2月発売の第一弾、2022年11月発売の第二弾の限定色は人気のためすぐに完売しています。その後、2023年3月に第三弾として3色が、11月には第四弾が追加で1色発売されました。

2023年以降の4色は継続色として現在も販売されています。

販売終了の限定色

第一弾:2022年2月16日発売
  グランブルー: 初代限定カラー、深い海のような青

第二弾:2022年11月4日発売
  カスケードブルー:滝の流れをイメージしたブルー
  ムーンナイトブルー:夜空を思わせる深いブルー

現在も販売中の継続色

第三弾:2023年3月発売
  アビスブルー:海の深淵・静寂をイメージした深い青
  デンスグリーン:霧深い森のやすらぎイメージした落ち着いた緑
  トワイライトオレンジ:夕暮れ時の茜空をイメージしたオレンジ

第四弾:2023年11月発売
  オーロラパープル:神秘的なオーロラが浮かぶ夜空をイメージした偏光パープル

クルトガダイブ まとめ

クルトガダイブについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

  • クルトガダイブは疲れにくい設計で優しい書き心地のシャーペン
  • 4つの機能で筆記に集中「書くことにのめりこむ」がコンセプト
  • 現在購入できるカラーは4色、限定ではなく継続色

クルトガダイブ第一弾の限定カラーは人気が過熱しすぎ、完売後にかなり高額で転売サイトに出品されるなど話題にもなっていました。

5,500円と高めの値段設定ながら、安定した人気のクルトガダイブ。万年筆のようにビジネスライクなカチッとした見た目とは逆にフワッと優しい書き心地の1本でした。

のめりこむような筆記感、ぜひお試しください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次