人気シャープペンシリーズの「クルトガ」いざ購入しようと思って売り場へ行ったら、種類が多すぎて選べなかった…なんて方はいらっしゃいませんか?
価格もデザインもバラバラだし「何が違うの?」や「結局どれが良いの?」なんて思ってしまうのは当然です。
今回はそんなクルトガシリーズ8種類を解説してみました。
実際に試したからこそわかる、それぞれの特徴とおすすめポイントを紹介しています。
クルトガ選びに迷っている方はぜひ参考にされてください!
【Uni】クルトガシリーズとは
クルトガはシリーズ累計販売本数1億本を突破、14年連続シャープペンシルの売上1位を記録する三菱鉛筆の大人気シャープペンシリーズです。
独自開発の機構「クルトガエンジン」の働きで、1画ごとに芯が回転し円錐状に摩耗していくので、常に尖った芯先で細くスッキリとした文字を書き続けられるのが一番の特徴!
ノートがキレイに書けるシャープペンとして学生を中心に圧倒的な人気を誇ります。
2008年の発売開始以来、さまざまなモデルを展開しシーンやニーズにあった1本を選べるようになっています。
クルトガ スタンダードの特徴と使い心地
クルトガスタンダードモデル
サイズ:10.7×14.9×142.5mm、9.8g
芯 径:0.3mm、0.5mm、0.7mm
価 格:495円(税込)
特 徴:クルトガエンジンが透けてみえるグリップデザイン
クルトガスタンダードは手ごろな価格のクルトガのエントリーモデルです。
1画ごとにクルトガエンジンの回転が見えるグリップ部分のクリアデザインが特徴的です。
まだクルトガを試したことがない方に最初の1本としておすすめです!
クルトガ ラバーグリップ付の特徴と使い心地
クルトガ ラバーグリップ付
サイズ:10.5×12.4×146.0mm 11.8g
芯 径:0.5mmのみ
価 格:715円(税込)
特 徴:コラボ商品が多く、スヌーピーやディズニーなど可愛いキャラクターデザイン多数
クルトガラバーグリップ付はスタンダードモデルとほぼ同じデザインで、グリップ部がラバー素材になった1本です。軸素材はそのままで軽量なため、握りやすく書きやすい日常使いにちょうどよい1本です。
またシリーズで唯一、軸上部にクリップのないデザインで、ペンケースに入れてもスッキリと収まりの良いフォルムです。スヌーピーコラボやディズニーコラボなど、数量限定の可愛いデザインも多数発売されました。
クルトガ ハイグレードモデルの特徴と使い心地
クルトガ ハイグレードモデル
サイズ:9.8×12.9×146.2mm 15.1g
芯 径:0.3mm、0.5mm
価 格:1,100円(税込)
特 徴:低重心で高級感のあるデザイン
クルトガハイグレードはアルミ製の軸と金属部品の採用で見た目もデザインも重量感と高級感のある1本です。
ペン先の部品が金属になったことで低重心の安定した筆記感が楽しめます。
細目の軸径で、製図用シャープペンのようなスタイリッシュなデザインもステキです。
クルトガ ローレットモデルの特徴と使い心地
クルトガ ローレットモデル
サイズ:9.8×12.9×146.2mm 15.1g
芯 径:0.5mmのみ
価 格:1,100円(税込)
特 徴:低重心で製図用シャープペンのようなデザイン
クルトガローレットモデルはローレット加工の金属グリップが一番の特徴です。
製図用シャープペンのようなデザインと低重心設計の安定感があります。
サイズやデザインはクルトガハイグレードとほぼ同じなので、グリップ部分の好みで選び分けてください。
クルトガアドバンス アップグレードの特徴と使い心地
クルトガアドバンス アップグレードモデル
サイズ:10.7×13.3×141.0mm 15.9g
芯 径:0.3mm、0.5mm
価 格:1,100円(税込)
特 徴:Wスピードエンジン、先端パイプスライド機構
クルトガアドバンスは従来のクルトガエンジンの半分の画数で芯先が1回転するWスピードエンジンを搭載しています。画数の少ない英字やひらがなを多用される方におすすめです。
アドバンスのアップグレードモデルはさらに先端パイプスライド機構も搭載されており、口金部分から芯を出さずに筆記が可能です。筆圧を気にせず、長時間スッキリと細い文字を書き続けられる1本です。
ユニアルファゲルスイッチの特徴と使い心地
ユニ アルファゲルスイッチ
サイズ:12.4×14.6×145.0mm 17.6g
芯 径:0.3mm、0.5mm
価 格:1,100円(税込)
特 徴:3層構造のグリップ、モードの切替ができるスイッチ機構
ユニアルファゲルスイッチはαゲルをシリコンゴムでサンドした3層構造のグリップと、クルトガモードとホールドモードに切り替えできるスイッチ機構が特徴です。
ソフトな肌触りとしっかりとしたグリップ力で長時間使用しても疲れにくく、シーンに合わせてクルトガエンジンの働きをON・OFFと切り替えができます。
内軸が金属製のためカジュアルな見た目のわりに重量感もあり、指先の収まりがとても良い印象の1本です。
クルトガKSの特徴と使い心地
クルトガ KSモデル
サイズ:11.2×13.8×145.0mm
芯 径:0.3mm、0.5mm
価 格:605円(税込)
特 徴:改良された新クルトガエンジン、エラストマーグリップで疲れにくい
クルトガKSはクルトガのニュースタンダードとして2023年に発売開始されています。
クルトガエンジンが改良され、筆記中の芯先のブレや沈み込みが軽減されました。
ユーザーの声に応えグリップ部にラバー素材を使用し指先をホールドしやすい形に設計されています。
使いやすく洗礼された新しい軸デザインも大きな特徴です。
クルトガメタルの特徴と使い心地
クルトガメタル
サイズ:145.8mm 17.6g
芯 径:0.5mmのみ
価 格:2,750円(税込)
特 徴:フルメタルの上質感、ニブダンパー追加で書き心地UP!
クルトガメタルの特徴はとにかく上質感の一言です。
フルメタル軸は程よい重量感とブラスト加工が施された独特の質感で、ビジネスシーンにも溶け込む大人のシャープペンといった雰囲気があります。
またクルトガKSと同じ、改良されたクルトガエンジンとペン先に追加された「ニブダンパー」が筆記時の芯のブレや沈み込みをさらに軽減し安定した書き心地を実現しました。スッキリとシャープなデザイン、カラーリングも含め上質なメタリック感、低重心の安定感とニブダンパーによるブレの無い芯先等々…おすすめポイントだらけの1本です。
クルトガ おすすめのモデルはどれ?選び方のポイント
それぞれに特徴的なクルトガの各モデル、デザインで選んでも機能で選んでも決して失敗することはなさそうですが、個人的におすすめをタイプ別にまとめてみました。
品名 | 機能 | おすすめ | サイズ | 芯径 | 価格 (税込) |
スタンダード モデル | クルトガエンジン | クルトガエンジンを試してみたい | 10.7×14.9×142.5mm 重さ:9.8g | 0.3mm 0.5mm 0.7mm | 495円 |
ラバーグリップ付 | クルトガエンジン ラバーグリップ | 手汗が気になる | 10.5×12.4×146.0mm 重さ:11.8g | 0.5mm | 715円 |
ハイグレード モデル | クルトガエンジン | 細軸・低重心好き | 9.8×12.9×146.2mm 重さ:15.1g | 0.3mm 0.5mm | 1,100円 |
ローレット モデル | クルトガエンジン ローレット加工グリップ | 製図用シャープペン好き | 9.8×12.9×146.2mm 重さ:15.1g | 0.5mm | 1,100円 |
アドバンス アップグレードモデル | Wスピードエンジン 先端パイプスライド機構 | ひらがな・英字をよく書く | 10.7×13.3×141.0mm 重さ:15.9g | 0.3mm 0.5mm | 1,100円 |
ユニアルファゲル スイッチ | クルトガエンジン スイッチ機構 | クルトガ機能をON/OFFして使い分けたい | 12.4×14.6×145.0mm 重さ:17.6g | 0.3mm 0.5mm | 1,100円 |
クルトガKS | 新クルトガエンジン エラストマーグリップ | 芯先のがたつきが気になる | 11.2×13.8×145.0mm 重さ:11.2g | 0.3mm 0.5mm | 605円 |
クルトガメタル | 新クルトガエンジン ニブダンパー | 上質感のある筆記具が好み | 145.8mm 重さ:17.6g | 0.5mm | 2,750円 |
クルトガは1画ごとに芯を回転させるクルトガエンジンの動きが、芯先のがたつきや沈み込みと感じてしまう方もいるようです。このクルトガエンジン特有の筆記感が気になるかどうかで選ぶモデルも変わってきます。
搭載されているクルトガエンジンにのみ注目して分類すると下記のようになります。
■初代クルトガエンジン搭載モデル
スタンダードモデル、ハイグレードモデル
ローレットモデル、ラバーグリップ付
■新クルトガエンジン搭載モデル
クルトガKS、クルトガメタル
■Wエンジン搭載モデル
アドバンス、アドバンスハイグレードモデル
■スイッチモードでクルトガモードをオフできるモデル
ユニアルファゲルスイッチ
■新クルトガエンジン+ニブダンパー搭載モデル
クルトガメタル
クルトガ どれがおすすめ?まとめ
クルトガ8種類について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- クルトガは常に尖った芯先で細くスッキリとした文字が書き続けられるシャープペン
- クルトガ各モデルの個性的な特徴を考慮して選ぶのがおすすめ
- 芯先のがたつきが気になる人はクルトガエンジンのタイプで選び分ける方法がおすすめ
複数のクルトガを使っていると、その時々で「コレが一番だ!」と思う1本が変わってしまうのも事実です。
新しいモデルの改良ポイントに驚嘆しながらも、旧タイプのデザインやグリップ感も捨てがたいなーと思ってしまいます。
とはいえ複数本所持して使い分ける…なんてやり方はマニアだけの楽しみ方ですよね。
自分にあったお気に入りの1本を選ぶために、この記事が参考になれば良いなと思います。
コメント
コメント一覧 (3件)
クルトガダイブの紹介もお願いします。
クルトガダイブ手に入ったので、今レビューしてます!
少々お待ちくださいー
クルトガはダイブ以外使っています。
基本としてはラバーグリップモデルが万人に向いてるかな
フリシャ機構が嫌い外したくない微妙だけどクルトガαゲル
ガタツキが少なすぎるのがいいメタル
気分により対応できるαゲルスイッチ
安価が良い→スタンダード
安価だけどガタつかないのが良い→KS
しっかりしたグリップが欲しい→ローレット
とりあえず高級感→ハイグレード
ダイブは高い。価値があるなら検討しようかなってところ。繰り出し機構はオレンズATしか使ったことがない
クルトガの所有数はダイブとスタンダードとラバーグリップなしで15本は所有している