文字を書いたり線を引いたり、面を塗りつぶしてみたり…といろいろ試し過ぎたせいかメタシルのペン先が丸くなってきました。
文字を書くのに支障はないので、そのまま使用しているのですが、ふと「削れないのかな?」と疑問がわいてきました。
削らない鉛筆、金属芯のメタシルは削ることができるのか。
そんな疑問を解決するため、今回は家にあるもので2種類の方法を検証してみました。
愛用しているメタシルの芯先が摩耗してきたな…と悩んでいる方必見です!
メタシルは削らない
サンスター文具から発売されたメタシルの最大のポイントは「削らず、書ける」ことです。
黒鉛を含む特殊合金製の芯のため、削らなくても書き続けられることが魅力の筆記具です。
芯が無くなるまで使ったら、公式の替え芯も400円で購入できます。
基本的にメタシルは削る必要がない鉛筆です。
メタシルの削り方
そもそもメタシルは削らない鉛筆です。
なので、芯先を無理に削ることは公式でも推奨されていません。
今回ご紹介する方法も個人的に気になったので試してみたいな…と好奇心に勝てなかっただけのことです。
ですから、同じように試される場合は自己責任でお願いします。
鉛筆削りでメタシルを削ってみた
手元にあった一番シンプルな鉛筆削りを使用してみました。
メタシルは鉛筆よりも軸部分が若干太いため、鉛筆削りの穴に本体は入りませんでした。
なので、無理やり芯先だけ刃にあてて削ってみました。
芯先を削ることはできましたが、ガリガリとかなり刃に負担がかかっている手ごたえです。
少しずつ気長に削れば芯先をとがらせることもできそうですが、鉛筆削りの刃への負担を考えると、あまりおススメできません。
とくに電動式の鉛筆削りに差し込むことなどは絶対にやめた方がいいと思います。
紙やすりでメタシルを削ってみた
次に紙やすりを使用してみました。
目の粗さ(粒度)は細目の#400番手、DIYでは仕上げに使う程度の目の粗さだと思います。
芯先を好みの形になるようにザリザリと押し当てながら削っていきます。
鉛筆削りよりは楽に削れますが、思いのほか早く削れてしまうのでやり過ぎに注意してください。
紙やすりの粒度によっては仕上がりに差が出そうですが、意外とキレイに仕上がりました。
削った部分も滑らかで、メタシルの芯は削った後も変わらず使用できました。
書けない時は替え芯を使う
何度も言いますが、メタシルを削ることは公式でも推奨されていません。
一番のおススメは、書けなくなった時には替え芯を利用することです。
メタシルの替え芯はAmazonなどで手軽に購入できます。
価格も税抜き400円と手ごろなので、手元にひとつストックしておくと安心です。
まとめ
メタシルは削れる?について解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- メタシルは基本的に削らない金属芯の鉛筆
- メタシルの芯は鉛筆削りや紙やすりで削ることはできる
- メタシルが書けなくなったら替え芯を利用するのが一番確実
使っているとかなり硬質な芯だと感じていたので、まさか家にあるもので削れるとは思っていませんでした。
個人的にボールペンも径が細いものが好きですし、鉛筆も先がピンととがった状態の書き心地が好きなので、メタシルの芯先が丸くなったらどうしようかな…とちょっと不安に思っていました。
けれども、今回検証してみて「意外となんとかなるな」と安心しました。
当然ですが削ってしまえばメタシルの魅力である金属芯は早く減ってしまいます。
何度も言いますが、やっぱり替え芯をしっかり常備しておくのが一番おススメです。
もちろん、私もちゃんとひとつストックしていますよ。