サンスター文具のメタシル(metacil)は芯も軸も全て金属製の「大人の鉛筆」として、シリーズ累計140万本の販売本数を誇る人気の筆記具です。
そんなメタシルから学生向けの新シリーズ「メタシルスクール」が発売されました。
今回はそんなメタシルスクールの特徴を解説しています。
「金属芯の鉛筆なのに軽量ってどういうこと?」と疑問に思っている方はぜひ最後までご覧ください。
メタシルスクール
メタシルスクールはサンスター文具の人気商品メタシル(metacil)の新シリーズとして2024年1月に発売されました。
メタシルの大きな特徴である黒鉛を含む特殊合金製の芯はそのままに、環境にも配慮された竹素材の軸が軽量で長時間使用しても疲れにくい筆記具です。
竹の特徴を活かしたナチュラルなデザインで、カラーリング無しのナチュラルとネイビー・ライトグリーン・ライトパープルと明るくかわいらしいラインアップです。
芯の硬度(濃さ)はメタシルよりやや濃く、鉛筆のF相当(HとHBの間)で筆記可能距離は5kmです。
メタシルスクール専用の替え芯も発売されています。
芯部分はねじ式になっており、クルクルと回すと外れるので芯交換も簡単です。
形状は似ていますが、メタシルの替え芯とメタシルスクールの替え芯は別物で、互換性はありません。
購入時には注意されてください。
見た目も使用感も鉛筆と変わらないのに、鉛筆のように削って短くなることもないので、学生さんのペンケースに1本あると便利な筆記具だと思います。
メタシルスクールの使い心地
メタシルスクールを実際に使用してみました。
メタシルとHBの鉛筆、HB芯のシャープペンシルと比較しています。
画像ではわかり難いですが、紙に書いてみるとメタシルよりもぐっと書きやすく濃く感じました。
メタシルスクールは芯の硬度(濃さ)はFとメタシルよりも2段階も濃いものになっています。
硬めの芯の鉛筆を使用している感覚、サラサラと軽い書き心地です。
HBの鉛筆よりは薄い印象ですが、書き心地は鉛筆とほとんど変わりありません。
メタシルは転がりにくい八角軸でしたが、メタシルスクールは鉛筆と同じ六角軸を採用しています。
軽さといい書き心地といい持った感覚も含め鉛筆と変わらず、なのに削らずに長時間書き続けられるという大きな特徴があります。
シャープペンより鉛筆の書き心地が好きな学生さんには、メタシルスクールはおススメの筆記具です。
メタシルとの違い
メタシルとの違い① 軽さ
メタシルとメタシルスクールの大きな違いはその軽さです。
金属芯に軸まで金属製でスタイリッシュな印象のメタシルですが、全てが金属製のため筆記具としてはやや重い仕上がりになっていました。
メタシルスクールは金属芯はそのままに、軸部分は軽量な竹素材を使用しています。
そのため、本体部分は約3gとかなり軽量で使用感は鉛筆とほとんど変わりません。
長時間使用しても疲れにくい筆記具です。
メタシルとの違い② 芯の硬度(濃さ)
メタシルは芯の硬度が鉛筆の2H相当とかなり薄い印象でした。
メタシルスクールは芯の硬度(濃さ)が鉛筆のF相当と、メタシルより2段階濃くなっておりメタシルシリーズの中でも一番濃い芯です。(FはHとHBの間)
芯の見た目も表面の滑らかさがかなり違っています。
メタシルの芯は表面もややザラっとしており金属感がありますが、メタシルスクールの芯は表面が滑らかで鉛筆の芯を固めたような印象です。
そのため筆記の感覚も今までのメタシルシリーズより、かなり鉛筆に近くなっています。
メタシルとの違い③ 価格
メタシルスクールは1本330円(税込)、替え芯も198円(税込)とかなり手ごろなお値段で購入可能です。
学生向けらしく、一般的なシャープペンと変わらない価格設定です。
メタシルは「大人の鉛筆」というコンセプトなだけあり、価格も1本990円(税込)と筆記具にしてはやや高めの価格設定でした。
商品名 | メタシルスクール | メタシル |
サイズ | φ8 × H140mm | W7.8×D7.8 × H160mm |
重 さ | 3g | 14g |
素 材 | 竹・特殊黒鉛 | アルミニウム・特殊黒鉛・銅 |
軸形状 | 六角形 | 八角形 |
芯硬度 | F(5km筆記可) | 2H(16km筆記可) |
価 格 | 330円(税込) | 990円(税込) |
替え芯 | 198円(税込) | 440円(税込) |
メタシルスクールまとめ
メタシルスクールについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- メタシルスクールは軸に竹素材を使用した金属芯メタシルの新シリーズ商品
- メタシルスクールは軽くてメタシルより濃く、鉛筆感覚で使用でき学生におススメ
- メタシルスクールは1本330円で替え芯も198円と手ごろな価格で試せる金属芯の鉛筆
メタシルは人気商品ではありますが、筆跡の薄さや軸の重さなど好みの分かれる筆記具でもありました。
メタシルを試したけど薄さや重さが気になった方は、メタシルスクールで再度金属芯の使い心地を確認していただきたいと思います。
まだメタシルを試したことがない方は、手に取りやすい価格のメタシルスクールでぜひ一度金属芯の独特な書き心地を試してみてください。
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