シャーペンは、学生だけでなくビジネスマンやクリエイターにとっても、作業効率を左右する重要なアイテムです。
最近では、芯が折れにくいものや、文字をきれいに書ける機能、上質なデザインのものなど、さまざまなシャーペンが登場しています。
この記事では、実際に120本以上試した中から本気でおすすめできるシャーペンを状況別・価格別に紹介しています。シャーペン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください!
勉強におすすめのシャーペン
勉強におすすめのシャーペンの特徴
勉強に適したシャーペンを選ぶポイントは、疲れにくさと書きやすさです。手にフィットする快適なグリップがあれば、余計な力を入れずに長時間筆記できます。
さらに、滑らかな書き心地とバランスの取れた重心設計があれば、安定して文字を書きやすくなります。細かい文字がつぶれず、ノートをすっきりと整理できることも重要です。
集中力を維持するためには、芯が折れにくい設計や、ノックの手間を省く自動芯送り機能が役立ちます。
勉強におすすめのシャーペン 3選
ドクターグリップ(PILOT):疲れにくさ重視ならコレ!

「ドクターグリップ」は、長時間の筆記でも手が疲れにくい太めのグリップが特徴です。
独自の「アクティブサスペンション機構」(振動吸収)や重心バランス設計で、手に負担をかけにくい設計になっています。
シンプルな「ドクターグリップ Gスペック」から、デザイン性の高いモデルまで価格帯も豊富に揃っています。
こんな人におすすめ!
・長時間勉強しても手が疲れにくいシャーペンが欲しい
・太めのグリップで安定した書き心地が好み

クルトガ(uni):常に芯が尖ってキレイな文字が書ける!

「クルトガ」は、書くたびに芯が自動で回転し、常に尖った芯先で書けるのが最大の特徴です。文字が太くならず、ノートがすっきりキレイに仕上がります。
標準モデルの「クルトガスタンダード」から、高級感のある「クルトガダイブ」まで、価格も500円〜4,000円程度まで幅広く、好みに合わせて選べます。
こんな人におすすめ!
・字が潰れずノートをキレイに仕上げたい
・参考書への書き込みなど 細かい字を書くことが多い

オレンズ(ぺんてる):芯が折れにくく、集中力をキープ!

「オレンズ」は、芯を出さずに書ける独自機構で、芯が折れにくいのが特徴です。筆記中に芯が折れて集中が途切れることがなく、快適に勉強を続けられます。
定番の「オレンズ」や、金属ボディの「オレンズネロ」など選択肢も豊富です。
こんな人におすすめ!
・細い芯で書きたいけど、芯折れが気になる
・勉強や試験中にストレスなく筆記したい

ビジネスシーンにおすすめのシャーペン
ビジネスシーンにおすすめのシャーペンの特徴
ビジネスシーンに適したシャーペンは、高級感のあるデザイン、快適な書き心地、優れた耐久性がポイントです。商談や会議では、上質な素材や洗練されたデザインの一本がスマートな印象を与えます。
滑らかな書き味や握りやすいグリップを備えたモデルなら、手帳への書き込みやアイデア出しのメモ書きも快適です。
しっかりとコストをかけ金属製ボディや精密なペン先を採用した耐久性の高いシャーペンを選べば、長く愛用できるビジネスパートナーにもなります。
コストパフォーマンスに優れたものから高級感あふれる一本まで、用途や好みに合わせて選んで、仕事の質と効率を高めましょう。
ビジネスシーンにおすすめのシャーペン 3選
ステッドラーヘキサゴナル(STAEDTLER):プロフェッショナルな雰囲気を演出

ドイツの老舗ブランドステッドラーが誇る「ヘキサゴナル」は、シンプルながらも高級感のあるデザインが魅力です。
名前の通り六角形のボディが特徴で、鉛筆のような持ちやすさを実現しています。
しっかりとした重量感があり、安定した書き味で長時間の筆記にも最適です。
こんな人におすすめ!
・ シンプルかつスタイリッシュなデザインを求める
・ 重厚感のある筆記具を使いたい

パイロット S30(PILOT):木軸ならではの温もりと上質な書き味

「S30」は、天然木を使用したボディが特徴のシャーペンです。
金属製のシャーペンが多い中、木製の軸は手に馴染みやすく、時間が経つほど味わいが増します。
自動芯繰り出し機構も搭載されており、芯が途切れることがないので筆記に集中できます。
ブラックやディープレッドなどシックなカラーバリエーションもビジネスシーンにマッチしそうです。
こんな人におすすめ!
・木の温もりを感じられるシャーペンを使いたい
・芯の繰り出しを気にせず、快適に筆記したい

クルトガダイブ(uni):最先端の技術が詰まったハイエンドモデル

「クルトガダイブ」は、芯が自動で回転する「クルトガ」機構の進化版。筆圧に応じて芯の回転を調整するため、よりスムーズで均一な書き心地を実現しています。
フルメタルボディで高級感があり、精密なペン先設計により安定した筆記が可能となりました。
キャップ付きでスーツの胸ポケットに差してもスマート。最先端の技術と洗練されたデザインが融合しビジネスシーンにぴったりの一本です。
こんな人におすすめ!
・最新技術を搭載した高性能シャーペンを使いたい
・クルトガの書き心地をさらに極めたい

クリエイティブ作業におすすめのシャーペン
クリエイティブ作業におすすめのシャーペンの特徴
精密な図面の細かな書き込みや正確な線引きには、製図用シャーペンが最適です。
高品質な素材で作られた緻密な設計のペン先は、ブレずに安定した筆記を提供でき作業がはかどります。
ハードな現場での使用にも耐えられる堅牢なメタル軸や転がり防止の形状なども意識して選ぶとストレスなくどこでも作業に集中できます。
クリエイティブ作業におすすめのシャーペン 3選
プロユース 171(プラチナ万年筆):設計のこだわりが詰まった本格派

「プロユース 171」は、プロのために開発されたぺんてるの高性能製図用シャーペンです。
最大の特徴は、ペン先の長さを調整できる「4mm固定ガイドパイプ機構」。
芯の繰り出し具合を調節できるため、細かい作業や力強い筆記にも対応します。
ブラックやシルバーのシンプルで機能美を感じるデザインと、低重心設計で安定した書き心地も大きな魅力です。
こんな人におすすめ!
・細かい作業でも安定した筆記がしたい
・ペン先の長さを調整して、作業に合わせたカスタマイズをしたい

ステッドラー 925 35(STAEDTLER):ドイツ製の精密な設計と堅牢なボディ

「ステッドラー 925 35」は、ドイツの老舗ブランドステッドラー社が誇る高品質な製図用シャーペンです。
アルミ製ボディによる軽快な筆記感と、製図に最適な4mmのロングガイドパイプが特徴。適度な重量感がありながら、長時間の使用でも手が疲れにくい絶妙なバランス設計で長くエンジニアに愛されている1本です。
こんな人におすすめ!
・製図や細かいイラストを描く機会が多い
・軽量で丈夫なシャーペンを求めている

ロットリング 600(rOtring):精密な線を引くために作られた製図用の王道

「ロットリング 600」は、製図用シャーペンの定番ともいえる一本。フルメタルボディによる圧倒的な剛性感と、低重心設計による安定した筆記感が特徴です。
六角形の軸は転がり防止の役割を果たし、ペン先の精密な作り込みによりブレることなく細かい線を引くことができます。
同シリーズの500や800もあり、低価格帯でも同様の筆記感が試せるのも魅力です。
こんな人におすすめ!
・最高レベルの安定感で正確な線を引きたい
・耐久性が高く、長く愛用できる一本を探している

価格帯別おすすめのシャーペン
1000円台
1000円台シャーペンの特徴
1000円台は価格と品質のバランスが難しいラインです。
だからこそ、各メーカーのこだわりポイントが際立つ製品が多いように感じます。
筆記感を重視するならブレの少ないペン先や芯の折れにくさにこだわった製品がおすすめです。
見た目を重視するなら好みにあった個性的なデザインを選んでも良いでしょう。特定の機能に特化した製品を選ぶのもおススメです。
あれもこれもと欲張らず「日ごろ利用しているシャーペンで1カ所だけグレードアップさせるならどこか」を考えて選ぶと失敗がありません。
1000円台のおすすめシャーペン
1000円台のおすすめシャーペンは以下の3本です!
- クルトガアドバンス(アップグレードモデル):1,100円
- オレンズ(メタルグリップ):1,100円
- モノグラフファイン:1,210円
各商品の詳細とレビューはこちらの記事をご覧ください。

2000円台
2000円台シャーペンの特徴
2,000円台のシャーペンは、普段使いのシャーペンよりもワンランク上の品質と使い心地を求める方におすすめです。
価格帯が上がることで口金部分の設計や内部パーツの素材へのこだわりが際立ってきます。カッチリとした安定感のある書き心地、滑らかな紙当たりの優しい書き心地など好みに合わせて選べます。
金属軸、木製軸、高品質な樹脂製軸など、素材のバリエーションも増え、より好みに適した1本を探してください。
2000円台のおすすめシャーペン
2000円台のおすすめシャーペンは以下の5本です!
- オレンズAT:2,200円
- パイロットS20:2,200円
- クルトガメタル:2,750円
- パイロットレグノ:2,750円
- ステッドラーヘキサゴナル:2,970円
各商品の詳細とレビューはこちらの記事をご覧ください。

3000円台
3000円台シャーペンの特徴
3,000円台のシャーペンは、日々の筆記体験を向上させる「身近な贅沢」としておすすめです。
この価格帯では、デザイン、書き心地、機能性のすべてで妥協なく、自分にぴったりの一本を見つけることができます。
デザイン面では、軸素材に高品質なものが使用され、ナチュラルな風合いからスタイリッシュな金属製まで、多彩なバリエーションが楽しめます。
書き心地は、内部パーツの緻密な設計と上質な素材により、ブレが少なく滑らかな書き心地を実現。自動芯繰り出し機能やスムーズな筆記をサポートする機能など、便利な機能が複数搭載されたモデルも増える価格帯です。
3000円台のおすすめシャーペン
3000円台のおすすめシャーペンは以下の3本です!
- パイロットS30:3,300円
- オレンズネロ:3,300円
- ロットリング600:3,630円
各商品の詳細とレビューはこちらの記事をご覧ください。

5000円超え
5000円超えシャーペンの特徴
5,000円を超えるシャーペンは実用性はもちろんのこと、所有する喜びや書くことへのモチベーションを高めてくれる、特別な一本です。
素材には、耐久性や質感を追求した金属や木材などが用いられ、手にした時の感触や重厚感は、所有欲を満たします。
ペン先のブレを極限まで抑えたり滑らかな書き味を実現したりと、細部にまでこだわりが光る書き心地も大きな魅力です。洗練された美しいフォルムや一目でソレと分かる個性的なデザインなど、多様な選択肢から選ぶワクワク感もこの価格帯ならではの楽しみ!
さらに、ブランドの歴史や技術が詰まった製品であれば、長く愛用するほどに愛着が増すこと間違いなしです。
5000円超えのおすすめシャーペン
5000円超えのおすすめシャーペンは以下の3本です!
- クルトガダイブ:5,500円
- カヴェコスペシャル:7,150円
- ロットリング800:8,800円
各商品の詳細とレビューはこちらの記事をご覧ください。

状況別、価格帯別シャーペン まとめ
状況別、価格帯別シャーペンについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 勉強におすすめのシャーペンは、疲れにくさ&書きやすさが重要
- ビジネス向けシャーペンは、高級感や耐久性、スマートな印象を重視
- クリエイティブ作業向けシャーペンは、精密な筆記ができる製図用が最適
- 価格帯ごとに違った特徴があるので、用途や好みに合わせて選ぶのが◎
大人になるとボールペンを使う機会が増えてシャーペンを手に取ることが少なくなりがちですが、久しぶりに使うとその良さを実感できます。
ボールペンとも鉛筆とも違う独特の書き心地は、学生だけでなくビジネスマンにも本当におすすめしたい!!
この機会に、ぜひ売り場をのぞいて、実際に手に取ってみてください。きっと、自分にぴったりの一本が見つかるはずです。
新しいシャーペンを手に入れて、書く楽しさをもう一度味わってみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
ヘキサゴナルのキャップが緩いんですけどどうすればいいですか?
なかなか難しいですね。
ステッドラーさんの対応はすごくいいので、製品は公式に問い合わせてみるのもいいと思いますよ!
https://www.staedtler.jp/cs.html