書類や資料をまとめる方法と言えばホッチキスが第一に浮かびますよね。
それではホッチキスが手元にないとき、もしくはホッチキスが使用できない場面ではどのようにして書類をとめればいいでしょうか?
今回はホッチキスの代用として紙をとめる道具と方法を6つ検証してみました。
ホッチキス以外の方法もたくさん知っていると、いろいろな場面で応用がきいて便利ですよ。
まとめたい紙の枚数や内容に応じて適した方法を試してみてくださいね。
ホッチキスの代用
ホッチキスの代用として使えそうな道具や方法を調べてみました。
文房具店や100円ショップなどで手軽に手に入る物ばかりです。
それぞれに適したシーンと対応枚数などを解説していきます。
クリップ(ダブルクリップ)
オフィスでもよく使用されているダブルクリップ。
10個~20個程入って100円前後で文房具店や100円ショップで販売されています。
サイズも豊富なため、まとめたい用紙の枚数に合わせ選べます。
比較的よく見かける幅25mm、20mm、15mmのタイプを使用してみました。
どのサイズでも用紙50枚は楽にとまりました。
幅25mmのタイプは用紙100枚でもしっかりととまりました。
綴じられる枚数 : 2枚~50枚、サイズによっては100枚程度もOK
おススメのシーン : 書類を傷めず、多い枚数を一時的に保管しておきたい時
クリアファイル
書類の整理や配布の際に使用されるクリアファイル。
最近ではカラータイプも豊富なため、書類の分類にも役立ちそうです。
A4サイズであれば10枚~15枚程度入って100円ほどで購入できます。
文房具店や100円ショップでもサイズやカラーも豊富に選べます。
難点は書類の枚数が多いと厚みが出るためファイル内にキレイにおさまらないことです。
10枚(白のファイル)、30枚(青のファイル)、50枚(黄のファイル)の用紙を入れてみました。
枚数が増えるとファイルから書類がはみ出しています。
書類をキレイにまとめるには10枚以下がよさそうです。
書類をキレイな状態で、少ない枚数をまとめる時におススメです。
綴じられる枚数 : 2枚~10枚程度
おススメのシーン : 書類を傷めず、少ない枚数をまとめたい時
MAXデュアルクリップ
枚数の多い書類をとめる際によく利用されている、MAX社のデュアルクリップです。
文房具店などで、専用のクリップ玉付 770円(希望小売価格 税込)で購入できます。
とじ枚数はメーカー推奨で最大55枚となっていますが、用紙の厚みによっては70枚でもしっかりととまりました。
クリップ玉を外せば書類はキレイなままなので、書類を傷つけずに枚数を多くまとめたい方におススメです。
綴じられる枚数 : 2枚~55枚(メーカー推奨)、 用紙厚みによっては70枚程度でもOK
おススメのシーン : 書類を傷めず、見た目もスッキリとまとめたい時
とじひも
かなり昭和感が出ますが、今でもオフィスでは現役で活躍するとじひも。
20本前後入ったものが100円ショップでも購入でき、かなり安価です。
書類に穴を開ける必要はありますが、100枚の用紙も楽にまとまりました。
ひもの長さによっては、200枚などかなり枚数が増えても対応出来そうです。
手軽に大量の書類をまとめておきたい方におススメです。
綴じられる枚数 : 2枚~100枚、ひもの長さによっては200枚でもOK
おススメのシーン : 書類に穴が開いても大丈夫で、大量の書類を一つにまとめたい時
ペーパーファスナー
ペーパーファスナーは、金属製やプラスチック製など材質やサイズ、タイプも豊富に販売されています。
文房具店や100円ショップでも購入できます。
種類やサイズにもよりますが5~20本程入って100円~300円程度の価格です。
今回はダイソーで販売されているペーパーファスナー2種類を試してみました。
こちらのタイプはフラットファイルの留め具部分だけを取り外したような形状です。
使い方もフラットファイルに書類をとじる時と同じです。
2つの部品に分かれるので、2穴パンチで穴を開けた書類をはさみ込んでとじます。
100枚の用紙も楽にまとまりました。
こちらのタイプはシンプルにパンチ穴に差し込むだけで利用できます。
弾力のある材質のため、穴に差し込むだけで思っていたよりしっかりととまりました。
メーカー推奨は25枚となっていましたが、50枚の用紙でも問題なさそうです。
どちらのペーパーファスナーも、とじた用紙を外せば再利用できるので経済的です。
書類に穴を開ける必要があるため、最終的に2穴ファイルへファイリング予定の書類の一時保管などにおススメです。
綴じられる枚数 : 2枚~100枚程度、製品のサイズによる
おススメのシーン : 最終的に2穴ファイルへ移す書類の一時保管
ハサミで綴じる
道具が何もない時は、ハサミを利用して紙をとめる方法がおススメです。
「ハサミで?!」と不審に思われるでしょうが、ちょっとしたライフハックとして覚えておくととても便利です。
- まとめた書類のカドを三角に折る
- 中心部分に2カ所切込みを入れる
- 切った部分で用紙をはさみ込む
(詳しくはこちらの記事を参考にしてください)
10枚程度であれば、意外にしっかりと用紙をまとめることができます。
綴じられる枚数 : 2枚~10枚程度
おススメのシーン : 手元に用紙をとめる道具が何もない時
ホッチキスの代用まとめ
ホッチキスの代用について解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- ホッチキスの代用は用紙の枚数やシーンに合わせていろいろ選べる
- 何もない時は、はさみで綴じるライフハックが便利
- ホッチキスの代用品の特徴を表にまとめると以下の通り
使用した用具 | 対応枚数 | おススメのシーン |
---|---|---|
ダブルクリップ | 2枚~50枚、100枚程 | 書類を傷めずに多い枚数を保管 |
クリアファイル | 2枚~10枚程 | 書類を傷めずに少ない枚数保管 |
デュアルクリップ | 2枚~55枚 (70枚) | 書類を傷めずに見た目もスッキリまとめたい |
とじひも | 2枚~100枚、200枚程 | 書類に穴が開いてもOKな場合 |
ペーパーファスナー 大 | 2枚~100枚程 | 最終的に2穴ファイルへ移す書類の保管 |
ペーパーファスナー 小 | 2枚~25枚 (50枚) | 最終的に2穴ファイルへ移す書類の保管 |
はさみ | 2枚~10枚程 | 紙をとめる道具が何もない時 |
ホッチキスを使用しなくても、代用として紙をとめる道具や方法はたくさんありました。
はさみを使用したライフハックなどは覚えておいて損はないですよね。
必要な書類や資料はサッと取り出せるよう、きちんとまとめて整理しておけば作業効率もグッとアップします。
ぜひこの記事を参考にして、それぞれのシーンに適した方法で書類や資料を整理してくださいね。