最近では100円ショップでも手に入るようになった中綴じができる「まわるホッチキス」。
本体部分がくるりとまわり、針の方向を90度(270度)変えることができます。
中綴じができると何に使えるのか、実際に試してみました。
ホッチキスを探している方には、ぜひご覧いただきたい便利な機能です。
アイデア次第でいろいろと楽しめそうな「まわるホッチキス」について、今回は詳しく解説していきます。
まわるホッチキス
「まわるホッチキス」と言われても、いったい何がまわるのかピンとこないですよね。
回転するのはホッチキス本体の針が装てんされている「マガジン」と呼ばれる部分です。
ココが回転することで、用紙に対して縦向きにも横向きにも針をとめることができます。
用紙のとじ裏で針を受ける部分「クリンチャ」も縦横に対応するクロス型になっています。
では、針をとめる方向が変わると、どんなふうに使えるのでしょうか?
一番利用度の高そうな「冊子の中綴じ」として使い方を解説していきます。
ホッチくるの使い方
まわるホッチキスの代表的な製品、マックス社のホッチくるです。
「ホッチくる」はもちろん一般のホッチキスと同じようにも使えます。
さらにマガジン部分を回転させると、同じ方向からホッチキスを差し入れても写真のように針の角度(向き)が変わります。
この機能を利用すると、簡単に中綴じの冊子づくりができるのです。
中綴じの形で冊子を作るには、用紙の中心に折り目に沿う形でホッチキスの針を留める必要があります。
用紙の中心に針を届かせるには、ホッチキスを入れる方向と針の向きが問題になってきます。
一般的なホッチキスであれば、用紙中心の折り目に沿うように針で留めるには、冊子の横側からホッチキスを差し入れる必要があります。
すると、冊子のサイズによっては中心部分に針が届かないのです。
けれども、マガジン部分を回転させホッチキスを差し入れる方向が変わると、中心部分に沿って針をとめることができます。
用紙の中心部分を2か所とめると、中綴じ型の冊子が出来上がります。
ちなみに、マックス社の公式ホームページには「筒どめにも便利」との記載がありました。
「筒どめ?」と疑問に思いましたが、つまりこういうことのようです。
お誕生日会などの装飾に便利な「輪飾り」が簡単に作れました。
ペーパークラフトなど工作でホッチキスを利用されることが多い方なら、さらに活用のアイデアが浮かびそうですね。
ダイソーのまわるホッチキス
ダイソーにも同じ機能の「まわるホッチキス」が販売されています。
対応枚数のみマックス社製品が15枚、ダイソー製品が10枚と少なめですが、それ以外の機能や作りはほぼ同じです。
とはいえ100円で購入可能なので、若干不安定な部分やチープ感は否めません。
けれども、使用頻度がそれほど高くなければ、十分に購入の価値はあると思います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まわるホッチキスまとめ
まわるホッチキスについて解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- まわるホッチキスとはマガジン部分が回転し針の方向を縦横で変えられるホッチキス
- まわるホッチキスは簡単に冊子作りができて、工作で活躍する優れもの!
- まわるホッチキスはマックス社とダイソーで購入でき機能はほぼ変わらない
検証のため今回は使っていないルーズリーフを小さく切って、メモ帳を作ってみました。
色画用紙を表紙にしたり、マスキングテープやシールで装飾したりしてもすてきですよね。
他にも、子供さんと一緒に手書きの絵本を作ったり、自身のショップカタログやパンフレットを作ったり、アイデア次第で様々な冊子作りを楽しめそうです。
中綴じ専用のホッチキスではないので普段は通常のホッチキスとして使用して、いざという時に活躍するというのもうれしいポイントです。
ひとつあると便利で楽しいアイテムだと思います。
気になった方はぜひ一度試してみてください。