ホッチキスはたくさんの種類があります。
とじたい紙の枚数や、何に針を打ちたいかによってホッチキスを選ぶのが重要です。一般的には紙を綴じるのに使われるホッチキスですが、ダンボール専用のホッチキスも存在しています。
今回はダンボール専用のホッチキスと、ダンボールについたホッチキスの芯の外し方、ホッチキスの針がついた段ボールの捨て方の3つを解説していきます。
ダンボール専用のホッチキス
一般的なホッチキスというと、紙を綴じるために使う道具です。
段ボールをホッチキスで止めたいと思うと、パワーが足りません。そこで使うのがガンタッカという道具です。
ガンタッカは簡単にいうと、とっても強いホッチキスで、針はステープルといい銅で普通のホッチキスと比べるとかなり大きいです。
段ボールを止めるために少し使いたいくらいであれば、MAX社から出ている小型のガンタッカがおすすめです。
一方で、ダンボール以外にも使いたい、本格的にDIYも考えているという方であれば、プロ用のガンタッカを購入するのが良いでしょう。
段ボールホッチキスのリムーバー
ダンボールについたホッチキス、固くて大きくて外しにくいですよね。
段ボールについた針を外すにはどうすれば良いでしょうか?
ダンボールについたホッチキスを外すには、適切にリムーバーを使用するのがよいでしょう。針が大きく固いため、手で除去しようとするとケガにつながる可能性が高く、おすすめできません。
ホッチキス用のリムーバーは以前に紹介しました。
この時紹介したパワフルリムーバーでも外せないことはないのですが、できれば専用のリムーバーを購入することをお勧めします。
ケガの防止とリムーバーが壊れることを防ぐためです。専用のリムーバーを購入するのであれば、下記のリムーバーがおすすめです。
金属製で丈夫なため、普通のホッチキス針からタッカーのステープルまで外すことができます。
さらに、てこの原理を使って軽く針を外せるので、手が疲れることなく針をたくさん外すことができます。
ホッチキスのついた段ボールの捨て方
最後にホッチキスの芯がついた段ボールの捨て方の紹介です。
ホッチキスの芯がついた段ボールですが、資源物として捨てる場合は外す必要はありません。
施設の機械で針を除去することができるため、外さずに捨てても大丈夫です。私も自治体に問い合わせしましたが、回答は問題なしでした。
さらに、普通のホッチキスの針の箱には「ホッチキス針は古紙の再生過程で支障ありません。」と記載されています。
固いホッチキス針を手で外していた方には朗報になると思います。
今後は針は外さずに資源として出してもOKです!
ちなみに、油の染みたものやビニールは資源としてリサイクルできないので注意が必要です。詳しくはお住まいの自治体に聞いてみるのが確実です。
段ボールとホッチキスのまとめ
ダンボールとホッチキスについて解説してきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
要点はこのようになります。
- 段ボール用のホッチキスは普通のホッチキスではなく、タッカーと呼ばれる大きい針を扱える道具
- ダンボールについた芯(ステープル)は素手で除去するとケガにつながるので、リムーバで除去するのがよい
- ステープルがついた段ボールはそのまま資源ごみとして出せる
普段使っているホッチキスとリムーバでは段ボールに対応していないので、専用の道具を買う必要があります。
段ボールで物を送ることが多い人や、段ボールで荷物を受け取ることが多い人は、ガンタッカやリムーバを購入すると便利に使えると思います。
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