ホッチキスを使って簡単に冊子を作れるとしたら、何が作りたいですか?
ハンドメイドの商品を紹介するリーフレットや、友人との旅行のために旅のしおりを作ったり、子供さんと一緒に手作りの絵本を作ったりしても楽しそうですよね。
イラストや漫画を描かれる方なら、冊子の形で作品をまとめるとグッと気分もあがりそうです。
今回はホッチキスを使った冊子の作り方を2種類解説しています。
専用のホッチキスが無くても対応できる方法も紹介しているのでぜひご覧ください。
ホッチキスのとめ方
ホッチキスを使った冊子の作り方には「平綴じ」と「中綴じ」の2種類の方法があります。
平綴じは冊子の背の部分をホッチキスどめします。
ホッチキスどめされている部分がキレイに開かないため、見開き中央部分の文字が少し見えづらくなります。
中綴じは冊子の見開き中央部分をホッチキスどめします。
ページがしっかりと開くため、見開き中央部分まできれいに見えますが、対応できるホッチキスが必要です。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、作りたい冊子の内容や用途に合わせ、適した方法を選んでください。
平綴じ冊子の作り方
①-1 原稿は冊子のサイズに合わせて作成します (画像はA6サイズ)
①-2 ページ順に並べ、端をきれいにそろえます
冊子の背になる部分から5mm程の箇所をホッチキスどめします
冊子の背部分を2カ所ホチキスどめしたら完成です
メリット
・一般的なホッチキスで簡単に作れる
デメリット
・ページが開きにくく、見開きの中心部分が見えづらい
・一度開くとホッチキス部分がよれてしまう
中綴じ冊子の作り方
①-1 原稿は冊子サイズの倍(見開きサイズ)で作成します
(画像はA6サイズの冊子なので原稿はA5サイズ)
①-2 原稿の中心にキレイに折り目をつけます。
②-1 ページの並びに注意して原稿を重ねます。
②-2 見開き中心部分を等間隔にホッチキスどめします。(中綴じ用ホッチキスがあると便利です)
冊子の見開き中心部分を2カ所ホチキスどめしたら完成です
メリット
・見開き中心部分までキレイにページが見える
デメリット
・中綴じが出来るホッチキスが必要
・原稿を作る時にページの割振り(順序) が難しい
平綴じで作成した冊子と中綴じで作成した冊子です。
ページを開いてみると違いがはっきりします。
分かりづらいですが、平綴じは見開き部分の文字が見えにくく感じます。
開いた跡が残らずキレイなのも中綴じのメリットかもしれません。
中綴じホッチキスがないとき
中綴じ用のホッチキスがない場合、一般のホッチキスでも代用が可能です。
手元のホッチキスの針打ち部分が180度開いて、平打ちが出来るタイプか確認をされてください。
平打ちが出来るホッチキスであれば、中綴じに利用ができます。
詳しい手順はこちらの記事をご覧ください。
ホッチキスを使った冊子の作り方まとめ
ホッチキスを使った冊子の作り方、2種類について解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- ホッチキスを使って冊子を作る方法は「平綴じ」と「中綴じ」の2種類ある
- 平綴じは一般のホッチキスで簡単に作れるが、仕上がりは簡易的
- 中綴じは対応可能なホッチキスが必要になるが、仕上がりはキレイ
- 中綴じ用のホッチキスが無くても平打ちが出来るホッチキスであれば中綴じできる
会議資料やレポートであれば平綴じでもよさそうですが、絵本やパンフレットを作るなら中綴じでの作成をおススメします。
中綴じで作成すると製本された作品のようで、ちょっとテンションがあがる仕上がりになります。
厚紙で表紙を追加したり、マスキングテープで装飾したりしてもイイですよね。
ホッチキスを使って手軽にいろいろな冊子作りを楽しまれてみてください。
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