鉛筆の正しい持ち方を知っていますか?
握り癖が悪いと、人前で文字を書くのが少し恥ずかしかったりもしますよね。
美しい文字を書くには、正しい筆記具の持ち方が大切ともいわれます。
今回は鉛筆を正しく持つための、矯正用グリップと補助具を3種類紹介します。
それぞれに特徴の違った商品を実際に試してみました。
鉛筆の持ち方に自信がない方、お子さんの握り癖を矯正したいと思っている方はぜひ最後までご覧ください。
鉛筆の持ち方補助具
Amazonで購入した「SUSWIM」というブランドの鉛筆の持ち方補助具を試してみました。
海外製品のようで、今回は補助グリップが4色と鉛筆キャップとしても使えるアクセサリーが4種類セットで594円(税込)でした。
左右手兼用の商品なので利き手がどちらでも使用できます。
製品に書かれた矢印の方に芯先を合わせ鉛筆をセットして使用します。
シリコン製のため伸縮はしますが、子供向けのサイズなのか、私の指が太めなせいか、ちょっと指先がきゅうくつでした。
装着して文字を書くと指先がしっかりとホールドされるので「持ち方を矯正されている」感じがとてもします。
慣れるまで少し使いづらいかもしれないな…といった印象です。
鉛筆の持ち方がまだあやふやな小さなお子さんなどは、このくらいしっかりと指の位置を固定してあげるほうが良いのかもしれません。
ちなみに、付属のアクセサリーは鉛筆キャップとしてだけでなく、このようにグリップに付けて使用もできます。
公文の持ち方補助具
公文の「通常のえんぴつ用もちかたサポーター」を試してみました。
本体2個入りで価格は308円(税込)です。
こちらも利き手は関係なく左右両手共用の商品です。
エラストマーという弾力のあるゴムのような素材で出来ています。
シンプルな作りで鉛筆に装着して、本体のグリップ部分に人差し指を入れて使用します。
人差し指が固定されるので、親指と中指が楽になり無駄な力が入らずに鉛筆を握ることができます。
ただし、親指と中指の正しい位置というのが曖昧なので、意識しておかないと正しい握り方を維持するのは難しいと思います。
気を抜くといつもの握り癖が出てしまいそうです。
ある程度、正しい握り方を理解している方向けの製品かもしれません。
プニュグリップ
クツワの「プニュグリップ」を試してみました。
本体3個入りで価格は132円(税込)です。
こちらの商品は右手用と左手用が分かれています。利き手に合わせて購入されてください。
公文の製品と同じエラストマーという粘弾性の高い素材で出来ています。
公文の商品より柔らかく、商品名のとおりプニュプニュっとしています。
本体に書かれた△印を目印にして鉛筆を差し、グリップ部分にある凹みに親指・人差し指・中指を添えて使用します。
本体表面が少しペタっとした素材なので、指が吸着するような感触です。
シンプルですが、3本の指それぞれにガイドがあるため、一番鉛筆が握りやすく感じました。
詳しくはこちらの記事を参考にされてください。
鉛筆の持ち方グリップまとめ
鉛筆の持ち方グリップ3種類について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 鉛筆の握り癖が悪いと文字も乱れるので早めに矯正するのがおススメ
- 鉛筆の持ち方矯正グリップはたくさんの種類があり形状も価格もさまざま
- 現在の持ちクセの状態に合わせた商品を選ぶのが良い
キレイな文字を書くためにも鉛筆を正しく持つことが大切だと分かっていても、長年の握り癖は簡単には治らないものですよね。
今回試したような矯正用のグリップは使い続けることで自然に正しい持ち方が身に付きそうだな、と感じました。
ただし、製品によってサポートの感覚がかなり違うので、本人に一番適した商品をしっかりと選ぶ必要はありそうです。
美文字を目指して、まずは鉛筆の持ち方の矯正から初めてみてはいかがでしょうか?
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