北星鉛筆が創業60周年を記念して発売した「大人の鉛筆」を試してみました。
実際の使用感や鉛筆との筆記比較、替え芯について解説しています。
パッケージにつづられたメーカーの熱い想いを感じる、まさに「大人の鉛筆」でした。
鉛筆好きな方も、最近鉛筆を利用していない大人の方も、ぜひ最後までご覧ください。
北星鉛筆の大人の鉛筆
北星鉛筆の大人の鉛筆にかける想いはパッケージ内に熱くつづられています。
「もっともっと自分の手で文字を書いてほしい…」そんな想いがつまった大人の鉛筆を実際に使用してみました。
本体と硬度Bの芯が1本、そして芯削り器がセットになっています。
一般的に使用されるシャープペンシルの芯が0.5mmなのに対し、大人の鉛筆の芯は太さ2.0mmです。
芯先だけ見ると一般の鉛筆とほぼ変わらない芯の太さです。
芯先のみ付属の芯削り器で好みのとがり具合に削って使用します。
芯先が減ってきたら、シャープペンシルのように後部をノックして芯を出します。
芯先の丸みが気になってきたら芯削り器で再度削って調整ができます。
大人の鉛筆の使い心地
北星鉛筆の大人の鉛筆はサラっと触り心地のよい木製軸で、大人の手で握りやすいように通常の鉛筆より1mmだけ太めに仕上げてあるそうです。
素材はアメリカ産インセンス・シダー材で、木目を生かしたシンプルなデザインの六角軸はとにかく触れているのが心地よい滑らかさです。
10.5gとやや重めですが、重心を考えられた設計のためシャープペンシルに慣れた大人には通常の鉛筆より書きやすく感じると思います。
芯部分は不純物が少ない黒鉛と粘土で作られた高級国産芯で、2.0mmと鉛筆に近い太さのため書き心地も鉛筆とほとんど変わりません。
同じ芯硬度(B)のトンボ鉛筆MONOと芯0.5mm硬度HBのシャープペンシルと書き比べてみました。
筆記していても太さをしっかりと感じる芯は筆圧をかけても不安がなく、とめ・はらいを意識した硬筆書写にも使用できそうです。
滑らかにしっかりと芯色が紙にのる書き心地は、高級鉛筆にもひけをとりません。
後ろのノック部分を外すと、芯を入れる差し込み口があります。
芯が無くなったら、ここから新しい芯を入れて使用してください。(替え芯も販売されています)
替え芯もある
北星鉛筆の大人の鉛筆はシャープペンシルと同じ仕組みのノック式で芯先を繰り出して使用します。
そのため、シャープペンシルと同じように替え芯も別売りで販売しています。
2.0mmと極太で、シャープペンシルの芯と比べるとかなり長い芯は5本入りで181円(税込)です。
5本入りは少ない…と感じるかもしれませんが、一般的な0.5mm芯と比較してみたら、太さも長さも笑ってしまうほど違います。
鉛筆のように削る際のロス部分がないことを考えると、芯1本で鉛筆1本以上の筆記が可能だと思います。
本体購入時に付属している芯は硬度Bですが、替え芯は「HB、B、2B、4B、6B」と濃さが選べて、色も「赤芯、青芯」が販売されています。
ちなみに、芯削り器も別売りで販売されていました。(北星鉛筆 公式商品ページ)
どこで売っている?
北星鉛筆の大人の鉛筆はloftやハンズなどの大きな文具売り場で購入できます。
Amazonや楽天などネットでも購入可能です。
ちなみに100均のダイソーにも同じような「シャープ鉛筆」という商品の取り扱いがあります。
一見すると普通のシャープペンシルのようですが、こちらも2.0mm芯を使用しており書き心地は鉛筆のようにしっかりとしています。
詳しくはこちらの記事を参考にされてください。
大人の鉛筆まとめ
北星鉛筆の大人の鉛筆について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 大人の鉛筆は文具メーカー北星鉛筆の60周年記念に開発された2.0mm芯の筆記具
- 北星鉛筆の大人の鉛筆は硬度や色も種類が揃った替え芯がある
- 北星鉛筆の大人の鉛筆はloftやハンズまたはネットでも購入できる。
北星鉛筆株式会社は社名に「鉛筆」が含まれているほど鉛筆に対して熱い思いを持った会社のようです。
その想いは大人の鉛筆のパッケージ内にもしっかりと記載されていました。
鉛筆好きな方、手書き文字が好きな方はもちろん、最近鉛筆を使っていない方にも是非一度試して頂きたいと思える筆記具です。
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