シャープペンシルを使う時、どれくらい「ノック」を意識していますか?
芯が短くなるたびにカチカチとノックする動作は、意外と集中力を削いでいるかもしれません。
今回は、そんな筆記中のストレスを軽減し、スムーズな書き心地を提供するサンスター文具の「ノクフリー」を紹介します。
比較的手ごろな価格で試せる「自動芯出し」の機能、気になる方はぜひ参考にしてください!

- ノック不要で筆記に集中できる
- 芯先の沈み込みを感じにくい筆記感
- 自動芯出し機能付なのに手ごろな価格帯
- やわらかくライトな書き心地は好みが分かれる
- ノック不要に慣れるまでやや違和感がある
自動芯出しシャーペンとは
「自動芯出しシャーペン」とは、筆記中に芯が摩耗して短くなっても、自動的に新しい芯が繰り出される機能付きのシャーペンです。
一般的なシャープペンシルでは、芯が短くなるとノックをして芯を出す必要がありますが、自動芯出しタイプはその手間が不要。筆記の流れを止めずに、思考に集中し続けることができます。
試験勉強やビジネスのアイデア出しなど、集中力を切らさずストレスフリーで書くことだけに没頭できます。
自動で芯が出る仕組みは各社でさまざまな方式が取り入れられています。
基本的には、筆記時にペン先の芯が紙面に触れてわずかに沈み込む動きを利用し、必要な量の芯を少しずつ補充していく仕組みになっています。
【サンスター】ノクフリーの特徴と使い心地


ノクフリー最大の特徴は、その名の通り「ノック不要」で書き続けられる点です。
自動芯出し機構により、筆記中に芯が常に最適な長さに保たれます。
学生の方であればノートを取る際、ビジネスパーソンであれば会議中のメモなど、集中力を切らしたくない場面では特にうれしい機能です。
「自動芯出し機能付きのシャーペンはペン先の不安定さが気になる」という意見もありますが、実際に使用してみると、ノクフリーは比較的その点を感じにくい書き心地でした。
ただし芯先が紙面に当たる感覚はふんわりと柔らかいイメージです。カッチリとした硬質な筆記感ではなく、フワッと柔らかくライトな書き心地の1本です。



ペン先部分が黒い樹脂製のデザインのため、芯を出さずに筆記する違和感は感じにくい印象でした。
キャップ部分にも丸みを持たせた形状や、透明な外軸とカラーの内軸に分かれた2層構造になっていたりと、全体的にカジュアルな雰囲気のデザインです。
自動芯出し機能付きのシャーペンの中では比較的手に取りやすい価格帯なので、その点も含めて学生さんにおすすめの1本だと思います。
【サンスター】ノクフリー 自動で芯が出る仕組み
ノクフリーの自動で芯が出る仕組みは、公式サイト記載では“筆記時にペン先が紙面に当たり上下運動することで自動で芯が送り出される仕組みです。参照:サンスター文具 商品公式ページ”と紹介されています。
細かな分解図などは公式でも掲載されていないため不明ですが、筆記感からオレンズネロやクルトガダイブと似た機構だと推測されます。
筆記時の芯先の上下運動を芯の繰り出しに使用する際、どうしても芯先の沈み込みを感じることが多いのですが、ノクフリーは比較的この感覚が少ない筆記感でした。
フワッと柔らかな紙当たりではありますが、「カクッ」と芯先が入り込むような違和感はありません。
このあたりは感覚の問題なので、利用する方により感じ方に個人差はあるかと思います。
【サンスター】ノクフリーまとめ
サンスター文具のノクフリーについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- ノック不要で集中力が途切れず、快適な筆記が可能
- 自動芯出しでもがたつきが少なく、紙当たりは柔らかな書き心地
- カジュアルなデザインと手に取りやすい価格で学生さんにおすすめ
比較的手に取りやすい価格帯でも、ノック不要の機能付きシャーペンが最近では増えてきましたよね。
自動芯出し機能のシャーペンの書き心地には人それぞれ意見が分かれるようですが、未体験だという方の最初の1本に「ノクフリー」をおすすめします!
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