
- 独特の素材感
- 約29gの重厚感と安定性
- デザイン性
- 長時間使用時の疲労感
- 細かい字の書きにくさ
- ノック時の音
リーズナブルな木製シャーペンとして人気を集めているuniのシャーペン、ピュアモルト。実はウィスキーを作る樽から生み出されたシャーペンです。
そんな驚きのピュアモルトを実際に使って感じたこと、徹底レビューしていきます。
uniの #ピュアモルト

今回ご紹介するのはuni(三菱鉛筆)の「ピュアモルト」です。
ピュアモルト、なんとウイスキーの樽から作られている木製のシャーペンなんです!
何十年と使用されてきたオーク材のウイスキー樽なんだそう。
ちなみに「ピュアモルト」とはモルトウイスキー(大麦麦芽のみで作られたウイスキー)100%のウイスキーを意味する言葉だそうです。
筆者はお酒を嗜まないのでいまいちピンと来ませんが、なんかカッコイイです!
それでは、まずは基本情報からみていきましょう。
ピュアモルトはボディの太さによって2種類、上質な素材を使用した1種類の合計3種類に分けられます。
1.【今回ご紹介】太いピュアモルト(品番:M5-1015)

2.細いピュアモルト(品番:M5-1025)

3.オークウッド・プレミアム・エディション(品番:M5-2005)

今回ご紹介するのは、「太いピュアモルト」になります!
風格あるダンディなボディ

こちらが全体像です。
樽を彷彿とさせるどっしり感。とってもダンディです。
一般的なシャーペンより太く、長さは5mmほど短いですね。擬人化すると葉タバコを加えて顎髭を蓄えたダンディなおじさんになりそうです(どんな例え…)。

加えて注目してほしいのが、この色味。
とっても自然なんです。変に着色されているという感じがなく、木製ありのままの温かみを感じられます。

ここにしっかり「PURE MALT」のロゴもあります。
ウイスキーのような洋酒をイメージさせるフォントでオシャレですね。
プリントなので擦れて消えてしまいそうなのが不安ですが…。
自分が使っているシャーペンが、かつてはウイスキーを作っていたと思うと、
なんとも不思議でロマンチックな気持ちになりませんか。
なんて素敵なのでしょうか。
長いペン先

ペン先はこのような感じになっています。
最初の印象は「ながっ!」でした。まるでロケットのよう…。
細長いパイプが付いているシャーペンはペン先が長いものが多いですが、
こういったタイプのペン先でここまで長いものは初めてです。
かなり存在感があります。
それでは実際の使用感に迫っていきましょう。
ピュアモルトシャーペンの使い心地
可もなく不可もない書き心地

結論から言うと、「書きやすい!」と感動することもなく、「書きにくい…。」とガッカリすることもない、ごくごく普通の書き心地でした。

ピュアモルトの重心は写真の◯のところに感じます。
上目ですね。ピュアモルト自体が短いため、重心が上の方にあってもペン先がふらつくということはありません。
安定して書くことができます。
そして、このピュアモルトかなり重いです。
シャーペンの平均的な重さ13gに対して、ピュアモルトは約29g。なんと2倍以上!
重みがあると安定感につながるというメリットもあります。
しかし、筆者にとっては重すぎて長時間書いていると手が疲れてしまいました。
また、細かい字が書きにくいです。ペン先が大きい分、小回りが効きません。また、芯が削れる感じをダイレクトに受け、頻繁にシャーペンを回転させないと細かい筆記を維持できませんでした。
1ノックで出る芯が短い
ピュアモルトは他のシャーペンに比べて1ノックで出てくる芯が短いです。
芯を長めに出して書くのが好みの筆者にとっては、何回もノックする必要があり、少しストレスでした。
他のシャーペンと比較してみると、こんな結果になりました。
1ノック目

1ノック目は他のシャーペンとさほど変わりません。
2ノック目

2ノック目からほんの少し差が出てきます。
3ノック目

3ノック目からは一目瞭然です。明らかにピュアモルトだけ短いです。
出す芯が短い方が良いという人にはおすすめですが、筆者のように芯を長めに出して書く人にはネックかもれません。
カラカラと音が鳴る

これはちょっと大きな問題だなと思いました。
書いているとキャップ部分がカラカラと音を立てるんです!
欠陥品かなと思ったのですが、Amazonにも同様のレビューがありました。
音に敏感な人にはとっってもストレスだと思います。
(余談ですが筆者も音に敏感でして、隣の席の人のシャーペンをノックする音が気になり集中できないときが多々ありました…。)
何かの試験会場や図書館など、静かな空間で使うには気をつかうと思います。
uniさん、これは改善してほしいです〜!!
書きやすいは本当?
結論を申しますと、
書きにくくはないが、特別書きやすいとは言えないです。
書き心地は上述した通りです。辛口かもしれませんが、本当に普通です。
以下のようなシャーペンを求めている方にはお勧めできるシャーペンです!
- 重いシャーペンで書きたい
- ウィスキー樽の木の温もりを感じたい
- 多少音が鳴っても気にならない
購入検討している方の参考になれば嬉しいです。
あとがき
今回はパイロットのピュアモルトについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- ダンディで木本来のぬくもりを感じるボディ
- 可もなく不可もない書き心地
- カラカラと音が鳴る
ウイスキーを作っていた樽から作られたシャーペン、uniのピュアモルトいかがでしたでしょうか。使い心地については改善してほしい点もありましたが、木製のシャーペンにしては価格も良心的なので挑戦しやすいと思います。気になった方はぜひ!
コメント
コメント一覧 (2件)
ピュアモルトシリーズでもう一つ、「ピュアモルト ジェットストリームインサイド4&1」という多機能ペンがありますよ! 見た目はジェットストリーム4&1とほとんど変わらないんですが、グリップがピュアモルトの木になっているんです。かなり高級感があるのでおすすめだと思います。
実はイエローを持っており、かなり愛用しています!
https://www.youtube.com/shorts/vgrwENTD1QY
こちらでも紹介していますのでよかったら見てみてください✨