ステッドラー社の製図用シャーペン925シリーズにはいくつかのモデルが存在します。
925-35は定番の925-25と比較されることが多いモデルですが、この2種類一体どこが違っているのか…、正直見ただけではよく分からないですよね!
今回はそんな925-35の特徴や使い心地について解説しています。
925-25と925-35、どちらを買えば良いのか悩んでいる方は、参考にされてくださいね。
ステッドラー925 35とは
925-35はステッドラー社製図用シャーペンの定番である925-25の20周年記念モデルで2010年に発売されました。
サイズや重量など基本スペックは925-25と同じですが、シルバーカラーの25と比べ、落ち着いたカラーリングの「ナイトブルー」が採用されています。
好みは分かれると思いますが、925-25の書き心地は好きだけどダークカラーの筆記具が好き…なんて方にはピッタリの1本です。
さらに、925-35は不定期で限定モデルも発売されています。人とは違う925シリーズを入手したい!と考える方は、ぜひ定期的に公式ホームページをチェックしてみてくださいね!
ステッドラー925 35の使い心地
「おすすめの製図用シャーペン」で探せば、必ずと言っていいほど上位にあがってくるステッドラー社の925シリーズ。定番925-25と同じスペックの925-35は、もちろん使い心地も抜群です!
グリップ部分も含めと軸全体が金属製のためしっかりと重量感があり、バランスの程よい低重心設計になっています。
口金全体も比較的コンパクトなつくりですが、製図用らしい長めのパイプでさらに視認性がよく、筆記面がすっきりと確認しやすいデザインです。
細くて長い繊細なつくりのペン先でもブレやがたつきは全く感じない、安心感のあるかっちりと堅実な書き心地を感じます。グリップ部分は細かなローレット加工でしっかりと指先をホールドしてくれます。
グリップと軸のつなぎ目部分に硬度表示窓があり3Hから2Bまで使用する芯に合わせ変更が可能です。
ナイトブルーのカラーリングも金属軸らしいメタリック感と合わさって大人っぽく上品な仕上がりでカッコいい!軸の上部にはメタリックシルバーでロゴと品番、芯径が印字されています。
キャップ部分にも大きく芯径が印字されており、消しゴムにはクリーナーピンも付属していました。
ややコンパクトなサイズのクリップはメタリックシルバーで小さくステッドラー社の象徴、軍神マルスの横顔が刻印されています。こういった小さなこだわりポイントが個人的には非常にツボです!!
ブラック好きにはたまらない!オールブラックの魅力
925-35にはブラック好きにはたまらない、全て黒一色のモデルもあります。グリップや軸部分だけでなく、クリップやキャップ、口金部分までマットブラック1色のこだわりようです。(パイプ部分のみシルバー)
さらに軸に印字されたロゴまで質感を変えた黒で仕上げてあり、徹底した「オールブラック」のこだわりを感じるデザインです。
従来品の925-35より価格は少し高く、税込みの2,200円なので注意してくださいね。芯径も0.3mm・0.5mm・2.0mmの3種のみで従来品より少ない展開になっています。
公式サイトにも特に限定モデルとの記載はないため、いつでも購入可能なようです。
ナイトブルーの従来品とお好みで選ばれてくださいね。
ステッドラー925 35まとめ
ステッドラー925-35について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 925-35は925-25の20周年記念で発売されたモデル
- 製図用シャーペンらしい安定した筆記感と上品なカラーリングが特徴
- こだわりの黒一色で仕上げた「マットブラック」モデルも人気
金属軸の製図用シャーペンは文房具というよりも仕事のためのツール(道具)感が強く、個人的に大好きなジャンルです。ちょっとズッシリとした質感や、細かな書き込みまでスッキリと見やすいペン先など、マニアでなくても心惹かれるポイントが多く、何本でも欲しくなってしまいます。
製図用シャーペンの定番ともいえる925-25がたとえ手元にあっても、手に入れてしまいたくなる925-35モデル。ゼヒ一度店頭でその魅力を確認してみてくださいね。
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