ロットリング500をレビュー|600・800との違いも紹介

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ロットリング500 アイキャッチ画像
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憧れのドイツの筆記具ブランド「ロットリング」。
1本は手に入れたいと思ってみても、どれを選べばいいか分からない…なんて思っていませんか?

500や600、800と番号が違うけど、見た目はほぼ同じだし、価格は大きく違うけどそれって何の違いなんだろう…。

今回はロットリングのシャーペン「rOtring500」を紹介しています!
実際に使用した感想や同じナンバーシリーズの600や800との比較検証など。
憧れのロットリングを手に入れる前に、ゼヒこの記事を参考にされてくださいね!!

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目次

ロットリング500とは

ロットリング500はロットリング社の製図用シャーペン、ナンバーシリーズの中でもエントリーモデルとして紹介されることの多い1本です。

商品名:ロットリング500(rOtring500)
サイズ:141mm×軸径 8mm
重 量:13g
素 材:軸/ABS樹脂、グリップ/真鍮
    ペン先/ステンレス、クリップ/カーボンツールスチール
価 格:1,650円(税込)
芯 径:0.5mm、0.7mm
カラー:ブラック、レッド、ブルー、グリーン
【参照:ロットリング社 商品カタログ2024】

以前はさらにお手軽なロットリング300が販売されていましたが2023年に廃盤となり、現在300シリーズは芯ホルダー(2.0mm芯径)のみ製造されています。(参照:公式カタログ)

ロットリング500はサイズやデザインなど見た目は600とほとんど変わりませんが、ABS樹脂製の軸のため重量が10g近く軽量になっています。

丁寧なローレット加工が施されたグリップ部分はスチール製のため、軽量だけど程よい低重心に仕上がっておりバランスよく疲れにくいデザインです。

ロットリング500 クリップ部分
クリップに rOtring の刻印

樹脂製の軸とはいえ丁寧な塗装が施されており、チープ感は全くありません。

ブルーやグリーン・レッドなど、定番のブラック以外にもカラー展開があり、ブランドの象徴でもある「赤い輪」も含めてデザインはとってもポップでかわいい!!

使用する芯に合わせ変更できる、硬度表示窓も設置されています。

カーボンスチール製のクリップ部分はマットな質感で、目立たないながらしっかりと「rOtring」のロゴが刻印されていて上質感もあります。

価格帯も含め、学生さんにおすすめするロットリングなら500かなと思います。

ロットリング500の使い心地

ロットリングのシャーペンで一番気に入っているのが、芯先にブレを感じないカッチリとした書き心地です。

ペン先の形状が特徴的で、一般的なシャーペンのような円すい型ではなく径の違うパイプをつなげたような円柱状になっています。

ロットリング500 ペン先アップ
良い意味で「硬い」書き心地

ドイツ製品ならではの精緻さでペン先のガイドパイプがしっかりと芯をホールドするため、かなり筆圧強めの筆者が使用しても筆記時に芯先がガタつくことはありません

税込1,650円とロットリングのシャーペンの中では比較的手ごろな価格ながら、このブレない芯先の筆記感は十分に味わえます。

ロットリング500は軸素材がABS樹脂のため13gと見た目の割に軽量なつくりです。指先が触れるグリップ部分は細かなローレット加工の真鍮製でメタリック感があります。

全体としては軽量だけど、グリップ部分のみ重量感があるので握った時に指先へのおさまりがとても良いです。

全体としては軽量なのに低重心でバランスが良いため、長時間使用しても疲れにくい印象でした。

ロットリング600・800との違い

ロットリング500・600・800の基本情報の違いは下添表のとおりです。

商品名rOtring 500rOtring 600rOtring 800
サイズ141mm×軸径8mm142mm×軸径8mm143mm(133mm)×軸径8mm
重さ13g22gシルバー:21g
ブラック:25g
軸素材ABS樹脂真鍮真鍮
価格(税込)1,650円3,630円8,800円
芯径0.5mm、0.7mm0.5mm、0.7mm0.5mm、0.7mm
カラーブラック、ブルー
レッド、グリーン
ブラック、シルバー
マダーレッド
アイアンブルー
カモフラージュグリーン
ブラック、シルバー
特徴・軽量で低重心
・芯硬度表示窓つき
・芯硬度表示窓つき・ペン先収納タイプ
参照:ロットリング公式商品カタログ

個人的な見解でそれぞれおススメの人を分けるならこんな感じです。

500:学習や仕事など日常使いの1本を求める方
600:重量感のある筆記具好きの方、たくさんのカラーから好みのものを選びたい方
800:特別な1本を長く愛用したい方、携帯する際にペン先をしっかり保護したい方

デザインやサイズはほぼ変わりませんが、一番の違いは素材や機能により異なる重さです。

500→600→800と数字が上がるにつれ、価格も上がり重量も増しています。
筆記時の安定感、芯のガタつきのなさは価格帯に関わらず、どれも素晴らしいと思います。

しいていえば、ペン先が収納式となっている800よりも固定されている500や600の方が「硬め」の書き心地で、800はやや「柔らかい」書き心地です。

硬度表示窓は500と600にのみ設置され800にはありません。
カラーバリエーションが一番多いのは600,次が500で800はシルバーとブラックの2色のみの展開です。

ロットリング500 600,800比較2
硬度表示は500と600のみ

ロットリング500まとめ

ロットリング500(rOtring500)について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

  • 樹脂製軸が軽量ながら低重心の好バランスで長時間筆記しても疲れにくい
  • 500はナンバーシリーズの中でも日常使いにおすすめの1本
  • ロットリングのナンバーシリーズはどれもペン先の安定感が抜群

ロットリングのナンバーシリーズは500・600・800と、どれを選んでも後悔しない安心安定の品質は保証付きです。

製図用シャーペンはシンプルなものが多い印象ですが今回購入した500のブルーはドイツ文具らしいポップな見た目でかわいくもカッコよくも見えるデザイン!見た目のポップさだけでなく製図用ならではのカッチリとした書き心地も味わえる、ホントにおすすめの1本なのです!

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