ドクターグリップシリーズ第4弾!今回はドクターグリップGスペックについてご紹介していきます。なんとグッドデザイン賞を受賞しているすごいシャーペンなのだとか!最後にはドクターグリップシリーズの定番品、ドクターグリップクラシックとも比較していきます!
ドクターグリップGスペック
今回ご紹介するのは、パイロットから発売されている「ドクターグリップGスペック」です。
ドクターグリップという名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなドクターグリップには大きな特徴が2つあります。
1.首・肩・腕に負担をかけない
ドクターグリップの見た目の特徴、それは太さです。
無理せず握れて、負担なく筆記できるように人間工学に基づいて作られた太さになっているんです。
加えて、ムニムニとしたラバー素材のグリップが衝撃を吸収してくれます。
書くという行為にとことん向き合っているシャーペンと言えますね。
2.振るだけで芯が出る
ドクターグリップを語る上で外せないこと、それは「フレフレ機構」です。
シャーペンの持ち手を変えることなく、振るだけで芯が出るパイロットが独自開発した機能のこと。持ち手を変える必要がないので、筆記に集中できるという優れもの
この機能、本当に便利なんです。軽い力で振るだけで芯が出てきてくれます。
ちなみに、フレフレ機構を使わずキャップをノックするだけでも芯を出すことができます!
そんなドクターグリップですが、現在7つも種類があります。
- ドクターグリップクラシック
- ザ・ドクターグリップ
- ドクターグリップエース
- ドクターグリップGスペック
- ドクターグリッププレイバランス
- ドクターグリップフルブラック
- ドクターグリッププレイボーダー
その中でも今回は、更なる書き易さを追求し、コントロールしやすい筆記具と名高い「ドクターグリップGスペック」をご紹介していきます。
まずは基本情報から。
価格 | ¥715(税込) |
芯径 | 0.3mm/0.5mm/0.9mm |
カラー | 0.3mm:ピンク/ソフトグリーン/ソフトブルー/バイオレット 0.5mm:ブラック/ソフトブルー フラッシュブラック/フラッシュレッド/フラッシュブルー/フラッシュホワイト フロストピンク/フロストブルー/フロストソフトブルー/フロストグリーン 0.9mm:ブラック |
販売場所 | ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天 |
詳しくは公式サイトをご確認ください。
次に外見を見ていきましょう。
こちらは筆者が持っている芯径0.5mm、限定カラーアプリコットピンクのドクターグリップGペックです。
Gスペックの全てに言えることですが、いい意味でドクターグリップのどっしりした感じがなく、爽やかさを感じられるカラーリングになっています。
こちらはキャップ部分。
特段変わったところはありません。
こちらはグリップ。
ドクターグリップ定番のラバー素材のグリップです。
こちらはペン先。
他のドクターグリップシリーズに比べて少し短く小さいです。
大きなボディにちまっと付いていて可愛いですね。
重量バランスへのこだわり
使いやすさを追求しているだけあり、重心バランスに着目した設計になっています。
シャーペンの真ん中あたりにグッと重さを集中させ、前後で非常にバランスが取れた設計になっています。
結果として、バランスがとりやすく、非常にコントロールしやすいドクターグリップになっているそうです。
昨今のシャーペンは低重心であれば良いと言われる風潮があるように思いますが、ただただ低重心だから良いという訳ではないことが伺えますね。
どんな書き心地なのか楽しみです。
2層のグリップ
一番驚いたのがグリップへのこだわりです。なんとグリップが2層になっているんです。
外見からでは分からず、分解することで初めて分かりました。
ピンク色のラバーグリップが外側、白色のラバーグリップが見えない内側にあります。
なんと、この2層構造のグリップによって、より安定した持ち心地を実現しているんです。
その秘密はグリップの硬度にあります。
内側の白色のグリップはホニャホニャで柔らかいのに対し、外側ピンク色のグリップは弾力あり硬めです。
これによって、柔らかさがあって手が疲れにくいものの、安定してしっかり持つことができるんです。
ラバーグリップを2つも使用しているなんて、なんとも贅沢ですね。
加えて、外側ピンク色のグリップはサラッとした質感になっており、とても使いやすそうです。
ドクターグリップGスペックの使い心地
早速ドクターグリップGスペックを使ってみました。
コントロール性抜群
もう本当に感銘を受けました。シャーペンが手の動きに付いてくる感覚で筆記できるんです!
自分が書きたいように書けるよう、手が動きたいように動けるよう、スムーズにペン先が動くんです。
複雑な動きもお手のものです。
書いていて非常に気持ちが良いです。
これこそ、パイロットが徹底的に重心バランスにこだわったことの成果なのだと痛感しました。
ドクターグリップGスペックを使った後に他のシャーペンを使うと、なんだかシャーペンが主役でそれに自分の手が合わせているというか、上手く統制が効かない感覚になります。
絶妙な持ち心地
柔らかすぎず、硬すぎずの絶妙な持ち心地で、変に力を入れることなくナチュラルに持って筆記することができました。
特に、筆圧が強くて手が痛くなってしまう人にはめっちゃおすすめだと思います。
グッと力を入れても内側の柔らかいグリップが衝撃を吸収してくれ、外側の硬いグリップが指がグリップに食い込みすぎるのを防いでくれる感覚があるからです。
一度持つと忘れられない、やみつきのグリップだと思います。
小さいペン先で視界良好
個人的に驚いたのが、筆記地点の視認性の良さです。
ドクターグリップシリーズはその大きなペン先も特徴の一つです。
安定感があって良いのですが、書いていると視認性が悪かったり、圧迫感があったりという問題もありました。
しかし、ドクターグリップGスペックはこの問題を解消してくれたんです!
前述しましたが、Gスペックのペン先はとても小さめ。
その結果、存在感が薄まりすっきりした視界で書き進めることができました。
ペン先が小さいとコントロールしにくいと思われがちですが、そこは重心バランスの点でカバー。
個人的にはドクターグリップシリーズの中で一番好きな使い心地でした。
ドクターグリップGスペックとクラシックの違い
最後に、ドクターグリップの原点と言われる「ドクターグリップクラシック」とGスペックを比較していきます。
まずは、基本情報の比較です。
ドクターグリップGスペック | ドクターグリップクラシック | |
(税込) 価格 | ¥715(税込) | ¥605(税込) |
芯径 | 0.3mm/0.5mm/0.9mm | 0.3mm/0.5mm |
カラー | 0.3mm:ピンク/ソフトグリーン/ ソフトブルー/バイオレット 0.5mm:ブラック/ソフトブルー/ フラッシュブラック/フラッシュレッド/ フラッシュブルー/フラッシュホワイト/ フロストピンク/フロストブルー/ フロストソフトブルー/フロストグリーン 0.9mm:ブラック | 0.3mm:ブラック/クリアベージュ/ ノンカラー 0.5mm:アイスブルー/アイスピンク/ アイスグレー/アイスホワイト |
販売場所 | ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天 |
ドクターグリップGスペックの方が¥115高いことが分かります。
芯径展開はほとんど変わりませんが、カラーリングの展開数はドクターグリップGスペックの方が多いですね。
次に見た目の比較です。
「長さ」に大きな違いが見てとれます。
ドクターグリップGスペックの方が短いです。
こう比較してみると、グリップ部分の長さは変わらないのですが、グリップから上の部分とペン先はドクターグリップGスペックの方が短くなっています。
ドクターグリップGスペックがバランスにこだわって作られているからこその違いだと思います。
最後に使い心地について比較していきます。
両者とも共通して濃い字を滑らかに書くことができます。
しかし、ドクターグリップGスペックの方がコントロール性において格段に良いと感じました。
前述しましたが、本当にドクターグリップGスペックはコントロール性があまりにも高いです。手の動きに滑らかに付いてきてくれる感覚が最高です。
ドクターグリップGスペックを使った後にドクターグリップクラシックを使うと、なんとも言うことを聞いてくれない感じというか、ドクターグリップクラシックの持つ重さや硬さを感じてしまいました。
¥115の差はここにあるのかなと思います。
ドクターグリップGスペックのまとめ
今回はパイロットのドクターグリップGスペックについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- めちゃくちゃコントロールしやすい
- 2層構造のグリップで持ち心地最高
- 小さいペン先で視界良好
ドクターグリップGスペック、いかがでしたでしょうか。個人的な話ではありますが、ドクターグリップシリーズの中で1番使い心地が良いと感じたシャーペンでした。芯径展開の多さや期間限定色も発売されていることからもその人気が伺えます。ドクターグリップの良さを余すことなく体感したい方には是非とも使っていただきたいです!
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