ドクターグリップエースをレビュー!分解する方法も紹介

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ドクターグリップシリーズ第3弾!今回はドクターグリップエースに迫っていきます。「本気だそう。」というキャッチコピーからも伝わる、なんとも攻め攻めな機能が盛り込まれたおもしろいシャーペンでした!特に学生さんは必見ですよ〜!

あなたにピッタリのシャーペン診断

目次

ドクターグリップエース

今回ご紹介するのは、パイロットから発売されている「ドクターグリップエース」です。

ドクターグリップという名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなドクターグリップには大きな特徴が2つあります。

1.首・肩・腕に負担をかけない

ドクターグリップの見た目の特徴、それは太さです。

無理せず握れて、負担なく筆記できるように人間工学に基づいて作られた太さになっているんです。

加えて、ムニムニとしたラバー素材のグリップが衝撃を吸収してくれます。

書くという行為にとことん向き合っているシャーペンと言えますね。

2.振るだけで芯が出る

ドクターグリップを語る上で外せないこと、それは「フレフレ機構」です。

フレフレ機構とは

シャーペンの持ち手を変えることなく、振るだけで芯が出るパイロットが独自開発した機能のこと。持ち手を変える必要がないので、筆記に集中できるという優れもの

この機能、本当に便利なんです。軽い力で振るだけで芯が出てきてくれます。

ちなみに、フレフレ機構を使わずキャップをノックするだけでも芯を出すことができます!

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その中でも、今回は「本気だそう。」というキャッチコピーのもと、勉強する人を全面サポートする「ドクターグリップエース」をご紹介していきます。

まずは基本情報から。

価格0.3mm:¥880(税込)
0.5mm:¥990(税込)
芯径0.3mm/0.5mm
カラー0.3mm:グラデーションライムグリーン/グラデーションシルバー/
グラデーションターコイズブルー/ピンク/ソフトピンク/ソフトブルー
0.5mm:ブラック/グラデーションネイビー/グラデーションターコイズブルー/
グラデーションレッド/グラデーションライムグリーン/グラデーションオレンジ/
グラデーションソフトピンク/ホワイト
販売場所ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天

こちらが全体像です。筆者が持っているのは芯径0.5mm、カラーはグラデーションネイビーです。

ドクターグリップといえば、でっぷりとした太めのボディが特徴ですが、ドクターグリップエースは少し細く見えます。

キャップ部分はこのような感じです。

こちらはグリップ部分です。

ドクターグリップでは定番のラバー素材のグリップが付いています。

ペン先はこのような感じ。

短く、少し特殊な形をしていますね。これが筆記にどのように影響してくるのか楽しみです。

ドクターグリップエースですが、通常のドクターグリップと比べておもしろいポイントが3つあるんです。

1.残芯が1本になると教えてくれる

ここを見てください。何やら窓が付いています。

なんとこの窓、残芯が1本になるとオレンジ色になって教えてくれるんです!!
その名も「ラスイチサイン」!

気持ちよく書いている途中で芯が切れ、しかもノックしても次の芯が出てこない…というイライラを誰しも経験したことがあると思います。

そんな時、このラスイチサインがオレンジ色になっている様子を見れば、イライラする前に芯を補充することができます。

もちろんそれだけではなく、ラスイチサインがオレンジ色になるのを見ると、これだけ芯を使って頑張ったというモチベーションにもなります。

他のシャーペンにはなかなか見ないとってもおもしろい仕掛けだと思います!

※芯の長さによっては、2本以上残っていてもサインが変わることがあります。

2.芯が折れない

次に特筆したいのが、芯が折れない筆記が可能ということ!パイロットの公式サイトでも「折れにくい」ではなく「折れない」と言い切っているんです。余程の自信を感じますね。

その仕組みは、この独特なペン先に備わっています。

強めの筆圧がかかると、2箇所のスプリングがうまく働き衝撃を吸収&芯を守ってくれるんです!

結果として、どんな角度でも芯が折れない筆記が可能になっているとのことです。

ということで実際にノック数に応じて検証してみました。
パイロットの公式サイトでは、2ノック以下での使用が推奨されています。

2ノック

本当に折れませんでした。心を鬼にして、普段絶対こんなに力を込めて書かないぐらいの勢いで使いましたが、折れませんでした。すごいです。

3ノック

角度によってはすぐに折れてしまいました。ですがこれもあくまで、普段ではあり得ない筆圧をかけての話です。

普段通りの筆圧だと折れる気配はありませんでした。

検証結果

2ノックまでは本当に折れない。
3ノック以降はあまりにも強い筆圧だと折れる。

正直、ここまで圧をかけても折れないとは思いませんでした
筆圧が強くてよく芯が折れるという人にはとってもおすすめです。

3.芯の入れ方と消しゴムの出し方が特殊

最後は注意点でもあります。芯の入れ方と付属の消しゴムの出し方が特徴的なんです。

まずは芯の入れ方について。
通常のシャーペンだと、キャップをカポッと引っ張ると消しゴム出てきて、その消しゴムをのけて芯を入れることが多いです。

ですが、ドクターグリップエースのキャップは引っ張っても取れません。
キャップを強く引っ張ると、写真右のクリアな部品がニョキッと出てくるので、それを外してから芯を入れます。

次に消しゴムの出し方について。
消しゴム自体はキャップ部分に収納されているのですが、キャップは引っ張っても取れません。
なので、キャップを回します!

するとキャップがポロッと取れて消しゴムが登場します。

キャップを戻すときも、ついつい押し込みたくなるのですが、押し込んでも上手く入りません。
消しゴムを出したときと反対方向に回して戻しましょう。

ドクターグリップエースの使い心地

それでは実際にドクターグリップエースを使ってみました!

ペン先が沈み込む独特な感覚

ドクターグリップエースの芯が折れないという性能によるものなのですが、書くときにスプリングが発動し、ペン先が口金の中にもぐる動きをするんです。

その結果、ペン先が紙面にぐっとめり込んでいるかのような感覚に襲われます。

加えてスプリングの働きにより、ペン先がジャンプしているというか、普通のシャーペンよりも上下に激しく動くのを感じます。

だからと言って書く文字が汚くなるということはありませが、初めて使うと違和感があります。

慣れると問題ないと思います!

小回りが効きにくい

ペン先に長さがないため、指と紙面の距離をとても近く感じ、筆者的には少し窮屈です。

その分、小刻みに動かしにくく、繊細な文字は書きにくい印象です。

勉強など、ひたすら何かを書き続ける分には申し分ないと思います!

ドクターグリップエースを分解してみた

最後に、ドクターグリップエースを分解してみました。
結果としてはこんな感じになりました。
※器具等を使わず手だけでできる範囲の分解です。

全部で7パーツあります。

まさか、このボディの部分まで分解できると思っていなかったので驚きです。
分解するときには少し力を入れて外す必要がありました。

ここが分解できるということは、ドクターグリップエース内でのカラーリングのカスタマイズが可能ということになります。

好きな色のボディとグリップを組み合わせて、オリジナルのドクターグリップエースが作れちゃいそうです!

※カスタムは自己責任でお願いします。

ドクターグリップエースのまとめ

今回はパイロットのドクターグリップエースについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • 残芯が1本になると教えてくれる「ラスイチサイン」搭載
  • 芯が折れないペン先
  • 芯の入れ方と消しゴムの出し方が特殊

パイロットのドクターグリップエース、いかがでしたでしょうか。ドクターグリップシリーズが持つフレフレ機構と疲れくい太さはそのままに、これでもかと有能な機能が追加された攻撃的な1本でした。特にラスイチサインは滅多にない機能でテンションが上がりましたね。使いがいのあるドクターグリップエース、是非試してみてください!

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