「シャーペンの消しゴムって、あまり消えないくせに何で当たり前のように付いているんだろう?」って思った人いますよね。そうです、そこのあなたです。もちろん筆者も思っていました。ぺんてるのTUFF(タフ)に出会うまでは…。
ぺんてるのTUFF(タフ)
今回ご紹介するのは、ぺんてるのTUFF(タフ)です。
まずは基本情報から。
まさに「タフ」な見た目
こちらが全体像です。筆者が持っているのは芯径0.5mm、カラーはブラックです。
タフには頑丈で逞しいという意味がありますが、本当に頑丈で逞しい見た目をしています。
まるでダンベルのよう。
こちらはグリップです。ザラッとした質感のグリップが付いています。
ペン先はこのような感じ。少しぷっくりした口金が印象的です。
ガイドパイプも付いています。
回転式の消しゴム内蔵
TUFF(タフ)の他のシャーペンにない大きな特徴、それは付属の消しゴムです。
なんと、これだけの量の消しゴムが内蔵されているんです。その長さ、なんと3cm!
消しゴムの出し方は、とってもお手軽。
持ち手の指を移動させて、くるくる回転させるだけ。
いちいちキャップを外す手間がいらないところが嬉しいですね。
予め少しだけ出しておけば、消したい時にシャーペンをひっくり返すだけでOKです。
これだけ消しゴムが付いていれば、シャーペンと消しゴムの両方を持ち運びする必要がありません。
シャーペン1本だけで完結するというのが素晴らしいです。
特に社会人で仕事でシャーペンを持ち歩く人にとっては、めちゃめちゃ良いのではないでしょうか。
肝心の消しゴムの使い心地については、後ほど詳しく解説します。
芯を入れる箇所が特殊
あれだけ消しゴムが入っているのに、芯はどうやって入れるの…?
まさか、あの消しゴムをいちいち外して芯を入れるの…?
心配いりません。ここから芯を入れられるようになっています。
なかなか特殊な場所から入れるので、最初は少し戸惑いがありました。
多くのシャーペンはキャップを外して、中の消しゴムを外して…と工程が多いです。
ですが、TUFF(タフ)はここを開けるだけで芯が入れられます。
芯を入れるのって何気にめんどくさいので嬉しいですね。
TUFF(タフ)の使い心地
実際にTUFF(タフ)を使ってみました!
滑らかに芯が削れる
タフという名前とはギャップを感じる、優しくて滑らかな書き心地でした。
紙に引っかかる感じはなく、ぬる〜っと紙の上を動いていく感じです。
使っている芯はBですが、2Bを使っているかと思うほどです。
普段使っているものより、一段階硬い芯でも良いかもしれません。
グリップが秀逸
筆者的にグリップがとても好みでした。
低反発の枕のような感触で、気持ち良い握り心地です。
太さもなんだかしっくりくる感じ。
いろいろな握り方をしてみましたが、どんな風に握っても当たっている指を優しく支えてくれます。
ずっと握っていたくなる素晴らしいグリップだと思います。
そして、ラバー素材でありながら汚れ(チリや埃)を簡単に落とせるというのも嬉しかったです。
ラバーグリップってどうしても汚れが付いてしまうんですよね…。
筆者は付くたびにマスキングテープでペタペタして汚れを取っています。
ですが、TUFF(タフ)は、指でサッと払うだけで汚れが落ちてくれました。
ザラッとした表面のおかげかなと思います。
TUFF(タフ)もラバー素材なので、汚れは付くのは付きます。
ですが、簡単に落とせるというだけで、使うときのストレスが断然減りました!
消しゴムの性能
それでは、先ほどご紹介した消しゴムを使っていきましょう!
めっちゃ消えて使いやすい
普通の消しゴムと遜色ないぐらい、しっかり文字を消すことができます。
そして何より使いやすいです。
細かいところはピンポイントに、でも太さもあるので大きい文字も消せる。
計算され尽くされた太さなんだろうなと思います。
加えて、シャーペンを手から離す必要がない点が最高です。
ノンストップで筆記ができ、集中力が続く感じがとっても好きです。
さらに驚いたことがあります。なんと消しゴムを使っている間は芯が出てこないんです。
シャーペンに付いている消しゴムを使うときって、ノックする部分に力をかけることになるので、ペン先から芯が出てきてしまうことが多いです。
ですが、TUFF(タフ)は全くそんなことありません。
なんと、消しゴム部分を下にして押しても押しても、ペン先から芯が出てくることがありません。
でも、普通に持ってノックすると何事もなかったかのように芯が出てきます。
これすごくないですか!?
遠慮なく思いっきり消しゴムを使うことができます。すごい!
消しカスが多め
少し気になったのは、消しカスが多いことです。
細くポロポロとした消しカスが出てきます。
この文字を消すと、これくらいの消しカスが出てきました。
消しカスってノートの綴じている部分に挟まったり、机の上に溜まったりと少し後片付けが大変です。
消しながらまとまってくれるタイプの消しゴムであれば尚嬉しいですね。
替え消しゴムもあります
そんな優秀な消しゴムですが、ちゃんと替えも販売されています。
※似た替えの消しゴムも多いので、間違わないように購入する前に品番等をしっかり確認しましょう!
店頭ではあまり見かけないという声もちらほらあるようなので、Amazonや楽天での購入がおすすめです!
あとがき
今回はぺんてるのタフについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- 優しい使い心地
- 消しやすい大容量消しゴム(替え消しゴムあり)
- 消しカス多め
ぺんてるのTUFF(タフ)いかがでしたでしょうか。シャーペンに付いている消しゴムの性能が良いってこんなに便利なのかと発見をくれたシャーペンでしたね。そして何と言っても、強そうな名前&見た目とは裏腹に、優しい書き心地だったり、グリップがもちっしていたりと、ツンデレ要素のあるシャーペンでした。気になる人はぜひ試してみてくださいね。
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