OHTOのMS01をレビュー!使い方も徹底紹介

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今回はOHTOから展開されているMS01というシャーペンをご紹介。そこには他のシャーペンには無い、衝撃の2つの機能が備わっていました。しかし、一方では◯◯すぎるという問題も…?徹底紹介していきます!さぁ、あなたにMS01が使いこなせるか!?

目次

OHTO MS01

今回ご紹介するのはOHTO(オート)から発売されているMS01です。

「OHTO」というメーカーですが、あまり聞き馴染みがない人も多いかもしれません。
実は約100年の歴史を誇る日本の筆記具メーカーなんです。

今回ご紹介するのはシャーペンですが、OHTOはボールペンからスタートしたメーカーでもあります。
ぜひ、ボールペンも使ってみてください。

それではまずは、MS01の基本情報から。

価格¥2200(税込)
芯径0.3mm/0.5mm
カラー0.3mm:ネイビー
0.5mm:ブラック/シルバ/ーブルー/レッド
販売場所文房具店/Amazon/楽天/OHTOオンラインサイト

詳しくは公式サイトをご確認ください。

次に外見を見ていきましょう。

こちらが全体像です。筆者が持っているのは、芯径0.5mm、カラーはブラックです。

軸のマットな質感と金属部分の光沢感がミックスされ、お洒落でクールな印象を受けます。

細身ではありますが、持ってみるとかなりずっしり。その重さ約27g。
特に金属でできているグリップ部分に重さが集中しているように感じます。

こちらはキャップ部分。

芯硬度を表示できる窓が付いています。表示できる硬度は4H/2H/H/F/HB/B/2Bでです。なぜか3Hはありません。

これは、グリップより少し上の部分。

なにやらおもしろそうな2つの仕掛けがあるようです。

こちらはグリップ。

金属でできていて、細かなローレット加工が施されています。

こちらはペン先。

シュッとしていてとても書きやすそうです。ガイドパイプも付いており、製図用のシャーペンと言えますね。

MS01の使い方

このMS01、ただのシャーペンではありません。
前述した、グリップの上にある2つの仕掛け。ここにMS01の真髄である2つの機能が詰まっているんです。

それぞれご紹介していきます。

ガイドパイプの長さを調整

まずは1つ目です。なんと、ペン先のガイドパイプの長さを調整することができるんです。

1番短い状態(収納状態)、中間ぐらいの状態、1番長い状態を比べてみるとこんな感じ。

めちゃくちゃおもしろくないですか!?

調整の仕方は至って簡単。

このように「Short」「Long」と書かれてあるので、これに従ってグリップをくるくるさせるだけ!ガイドパイプを短くしたいときは「Short」の向きに、長くしたいときは「Long」の向きに回します。

ペン先を分解するといった手間がなく、簡単なところも嬉しいです。

いやはや、ガイドパイプの長さを調整できるシャーペンなんてなかなかないと思います。
大変おもしろいシャーペンです。

ガイドパイプなんて長ければ長いほど書きやすいと思っていた筆者ですが、いろいろ長さを試してみるとそうでなかったことに気付かされました。

今使っているシャーペンがしっくりこない人は、もしかするとガイドパイプの長さに原因があるかもしれません。

ぜひMS01でいろいろなガイドパイプの長さを試してみてもらいたいです。

1ノックで出てくる芯の長さを調整

2つ目です。これまた驚きの機能です。
ノックしたときのペン先から出てくる芯の長さを調整することができるんです!

とうとうここまで自分でカスタムできるようになったか…といった感じです。あっぱれ。

1番短い状態と1番長い状態を比べてみるとこんな感じ。

かなり違いがあります。

そして、この調整の仕方もとっても簡単。

ここにペン先のようなイラストとメモリがあります。このメモリを見ながら、軸の中にある金属ローラーを回していきます。

ローラーには横線があり、回すと上下に線が動きます。その横線を好みの長さのメモリの位置に合わせればOKです。

芯が短い状態
芯が長い状態

軸部分を持つと回しやすいです。

これも先ほどと同様、いちいち分解する必要がなく、中のローラーを回すだけで良いのが嬉しいです。

意外と1ノックで出てくる長さって重要ですよね。自分の好みより短いともう一度ノックする手間がかかりますし、好みより長いとうまいこと調整する手間がかかります。

ありそうでなかった、気づくと欲しくなる、本当に絶妙な機能で素晴らしいと思います。

MS01の使い心地とおすすめできる人

最後に使用感についてお伝えしていきます。

さすが製図用

製図用と言われているだけあり、細かい筆記もお手のものでした。

また、ペン先がかなり細いため筆記地点の視界も良好です。すっきりとした気持ちで紙面と向き合うことができます。

ですが、製図用シャーペンの中で突出して書きやすいと言ったことはありません。筆者個人の感想にはなりますが、製図用シャーペン中では平均的な書き心地に感じました。

重すぎる

これは少し気になったところです。グリップ部分がかなり重いです。
筆者には、指に重りを付けているのかと錯覚してしまうぐらい重さを感じました。

一般的に重みがあるとその分安定感につながると言われています。
しかし、MS01は筆者には重すぎて、書いていてただただ疲れてしまいました。

製図には向いているのかもしれませんが、文字を長時間書くには向かないかもしれません。

MS01はこんな人におすすめ

少し気になるポイントもあるMS01ですが、Amazonや楽天等では、書きやすいと言ったレビューも多く見受けられます。

製図用ということは前提にして、以下の要素にピンとくる人にはMS01がハマると思います。

  • 重いシャーペンが好き
  • 他にないメカニカルな機能にときめく
  • 見た目も大事

筆者の独断と偏見にはなりますが、参考にしてみてください。

MS01のまとめ

今回はOHTOのMS01について紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • 見た目がお洒落でかっこいい製図用シャーペン
  • ガイドパイプの長さ・1ノックで出る芯の長さを調整できる
  • グリップが重すぎる

OHTOのMS01、いかがでしたでしょうか。初めての2つの機能に驚き慄いた衝撃的なシャーペンでした。それも、いちいち分解することなく使えるところも高ポイントでした。その分、重すぎるグリップが少し残念なところではありました。ですが、他に無い唯一無二のシャーペンだと断言します。ぜひ皆さんも試してみてください。

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