クルトガはシリーズ累計販売本数が1億本を超えている三菱鉛筆の大人気シャープペンです。
今回はそんなクルトガのローレットモデルを解説しています。
品名にある「ローレット」の意味や、よく似たハイグレードモデルとの違いなど。
気になる方はぜひ最後までご覧ください。
クルトガローレットモデルの特長
商品名 | クルトガ ローレットモデル |
品 番 | M5-1017 |
サイズ | 9.8×12.9×146.2mm |
重 さ | 15.1g |
素 材 | ABS樹脂、アルミ |
芯 径 | 0.5mm のみ |
価 格 | 1,100円(税込) |
カラー | シルバー ガンメタリック(画像商品) |
クルトガローレットモデルの一番の特長はローレット加工を施したアルミ製のグリップ部分です。
ローレット加工とは金属の表面に細かく切り目を入れ凹凸を作る加工のことで、さまざまなツールやパーツのすべり止め部分に利用されています。
クルトガローレットモデルではグリップ部分にこのローレット加工が使われており、指先のグリップ力が向上しています。
上軸部分はABS樹脂製で、グリップおよび口金部分に金属が使用されているのでしっかりと低重心な設計です。
全体的に細くシンプルなデザインと金属製の重量感で製図用シャープペンのような雰囲気に仕上がっています。
クルトガローレットモデルの使い心地
クルトガローレットモデルの0.5mmを実際に試してみました。
まず握ってみるとグリップ部分のローレット加工が指先に気持ち良くあたります。
ラバーグリップのようにペタっとした感触ではなく、ザラリとした凹凸がしっかりと指先をホールドしてくれます。
グリップ部分に小さなのぞき窓があり、クルトガエンジンの回転が見えるのはクルトガファンにはうれしいポイントです。1画ごとに芯が回転し常に芯先を円すい状に尖らせるクルトガエンジンの働きで、細くくっきりとした文字を書き続けられます。
細身の軸も握りやすく、バランスの良い低重心が余計な力をいれずに筆記できる安定感をうみ、長時間使用しても疲れにくい印象です。
集中して勉強をすすめたい時や、長時間筆記が必要な作業をするときにおすすめの1本です。
クルトガローレットモデル・ハイグレードとの違い
商品名 | クルトガ ローレットモデル | クルトガ ハイグレードモデル |
品 番 | M5-1017 | M3-1012、M5-1012 |
サイズ | 9.8×12.9×146.2mm | 9.8×12.9×146.2mm |
重 さ | 15.1g | 15.1g |
素 材 | ABS樹脂、アルミ | ABS樹脂、アルミ |
芯 径 | 0.5mm | 0.3mm、0.5mm |
価 格 | 1,100円(税込) | 1,100円(税込) |
カラー | シルバー ガンメタリック(画像商品) | 【0.3mm】ブルー(画像商品) 【0.5mm】ブルー ホワイト、ブラック |
クルトガローレットモデルとハイグレードモデルを比較してみました。
2本並べてみるとグリップ部分以外はデザインを含めほとんど同じ、価格も同じです。
口金部分を外してみましたが、クルトガエンジン部分も含め内軸も同じ仕様のようです。
(芯径が異なるためクルトガエンジン部分の色は違います)
キャップ部分のデザインも同じ、キャップを外すと装備されている消しゴムも同じでした。
公式の商品カタログで確認すると、サイズも重さも全く同じです。
違っているのは本当にグリップ部分のみのようです。
しっかりとしたグリップ力がお好きな方はローレットモデルを、滑らかな触り心地がお好みの方はハイグレードモデルをおすすめします。
クルトガローレットモデル まとめ
クルトガローレットモデルについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- クルトガローレットモデルとは細かな凹凸加工のアルミグリップが特長のクルトガ
- ローレット加工のグリップ力と低重心で安定感のある書き心地が楽しめる1本
- ローレットモデルとハイグレードモデルの違いはグリップ部分のデザインのみ
クルトガハイグレードモデルとローレットモデルはどちらも重量が15.1gと金属軸ならではの重量感があります。
重さはあっても低重心で書きやすく、スッキリと細身のデザインも個人的にはとても好みのシャープペンです。
さらにクルトガならではの尖った芯先の書き心地が続くなど機能面も優れた1本で、1,100円の価格でも十分におすすめできる1本です。
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