クルトガのハイグレードをレビュー|アドバンスと比較してみた

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クルトガハイグレードモデル アイキャッチ画像
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大人気シャープペン、クルトガの高級モデルとして発売されたのがクルトガハイグレードモデルです。

スタンダードモデルやクルトガアドバンスと何が違うのでしょうか?

今回はクルトガハイグレードモデルについて解説しています。

種類豊富なクルトガシリーズの中から何を選べばいいのか悩まれている方など、ぜひ参考にされてくださいね。

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目次

クルトガハイグレードモデルの特長

スクロールできます
商品名クルトガ
ハイグレードモデル
0.3mm
クルトガ
ハイグレードモデル
0.5mm
品 番M3-1012M5-1012
サイズ9.8×12.9×146.2mm9.8×12.9×146.2mm
重 さ15.1g15.1g
素 材ABS樹脂、アルミABS樹脂、アルミ
価 格1,100円(税込)1,100円(税込)
カラーブルーブルー
ホワイト
ブラック
参照:三菱鉛筆 Uni総合カタログ

クルトガハイグレードモデルはクルトガが最初に発売された2008年の翌年、2009年3月に発売されています。
多数存在するさまざまなモデルの中で、スタンダードの次に発売されたクルトガ初のニューモデルです。

スタンダードとの大きな違いは素材とデザインを一新し低重心で高級感のある商品になっている点です。

学生がメインターゲットのスタンダードモデルに比べ、軸素材にABS樹脂とアルミグリップを使用したことでビジネスシーンでも違和感のないデザインになっています。

クルトガハイグレードモデル 口金アップ

口金部分もスタンダードモデルと見た目は似ていますが、素材が金属に変更されているため重心が低くなり筆記時の安定感が増しました。

アルミ製のグリップは少し波打ったポコポコとしたデザインで、見た目以上にしっかりとすべり止めの役割を果たしています。

アルミグリップの一部に窓が設けられ、クルトガエンジンの回転はしっかりと確認できるようデザインも工夫されています。

クルトガハイグレードモデルの使い心地

クルトガハイグレードモデルの芯径0.3mmを実際に使用してみました。

クルトガハイグレードモデル ロゴ部アップ

握ってみるとまず重さがスタンダードモデルとは全然違います
スタンダードモデル9.8gでしたが、ハイグレードモデルは15.1gあります。

重たくなってはいますが口金部分とグリップ部分に金属を使用しているため、重心が低くなっていて筆記時の安定感は増しています。

軸径も少しだけ細くなっているため、細くて低重心のシャープペンが好みの方にはまさにピッタリの1本です。

クルトガハイグレードモデル スタンダードモデルと比較2
下がハイグレードモデル

分解してみるとクルトガエンジン部分はスタンダードと同じように見えます。
けれども重さがしっかりとあるためか、筆記時の安定感はスタンダードモデルよりもかなり良く感じました

ハイグレードモデルとアドバンスアップグレードモデルの違い

クルトガハイグレードモデルは税込み1,100円とやや高額な設定ですが、同じ価格のクルトガ商品にクルトガアドバンスのアップグレードモデルがあります。

スクロールできます
商品名クルトガ
ハイグレードモデル
クルトガアドバンス
アップグレードモデル
品 番M3-1012、M5-1012M3-1030、M5-1030
サイズ9.8×12.9×146.2mm10.7×13.3×141.0mm
重 さ15.1g15.9g
素 材ABS樹脂、アルミABS樹脂、真鍮
芯 径0.3mm、0.5mm0.3mm、0.5mm
価 格1,100円(税込)1,100円(税込)
参照:三菱鉛筆 Uni総合カタログ

同価格のクルトガを比較してみました。
まずぱっと見てわかるように、デザインのタイプがまったく違います。

クルトガハイグレードモデル アドバンスアップグレードモデルと比較
上 クルトガアドバンス アップグレードモデル(ガンメタル)

ハイグレードモデルは全体的に細身で製図用シャープペンのようなデザインです。

クルトガアドバンスのアップグレードモデルは下軸部分が少し膨らんだ形状で、グリップ部にはパンチング孔があり全体的にメタリック感の強いデザインです。

口金部分の形状もかなり違います。

クルトガハイグレードモデル アドバンスアップグレードモデルとペン先比較

分解してみると内部のクルトガエンジンも、それぞれ異なるタイプが搭載されていました。

ハイグレードモデルはスタンダードなクルトガエンジンを使用していますが、アドバンスアップグレードモデルはWスピードエンジンになっています。

手前がハイグレードモデル

従来のクルトガエンジンの半分の動きで芯が1回転するように機構が設計されているため、画数の少ないカナや英字の筆記が多い方に向いています。

どちらも金属製の軸で低重心設計は同じですが、手に持った感覚はハイグレードモデルの方が安定感のある重みを感じました。

実際の重量はハイグレードモデルが15.1g、アドバンスアップグレードモデルは15.9gとアドバンスアップグレードモデルの方が重いようです。

クルトガハイグレードモデルがおすすめの人
 ▶ 細くて低重心のシャープペンが好きな人
 ▶ 製図用シャープペンのようなデザインが好きな人

クルトガアドバンスアップグレードモデルがおすすめの人
 ▶ 英字やカナなど画数の少ない文字を書くことが多い人
 ▶ 大人っぽいデザインのシャープペンが好きな人

クルトガハイグレードモデル まとめ

クルトガハイグレードモデルについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

  • クルトガハイグレードモデルは2009年に発売されたクルトガ初のニューモデル
  • クルトガのハイグレードモデルはシャープな見た目と低重心が特長
  • ハイグレードモデルとアドバンスアップグレードモデルは同価格でタイプの違う商品

個人的に重量感のあるシャープペンが好きなので、軸素材が金属製だと嬉しくなります。
ハイグレードモデルはアルミ製のグリップになりながら、ちゃんとクルトガエンジンの回転が見える窓があるのが大きなポイントですよね。

細身の軸に低重心、製図用シャープペンがお好きな方にはおすすめの1本です。

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