ドイツの老舗鉛筆メーカーが本気で作ったシャーペンがあります!
それが今回紹介するステッドラーの「ヘキサゴナル」です。
鉛筆製造の長い歴史で培った技術や知識を現代の筆記具へそそいだ逸品です。
毎回、完売必至の限定カラー商品、最新情報もあります。ぜひ最後までご覧ください!
ステッドラーヘキサゴナルとは
ステッドラーのヘキサゴナルは人気の製図用シャーペン「925シリーズ」とはあえて分けて開発され、2022年に発売された鉛筆メーカー本気のシャーペンです。
品名 | ステッドラー ヘキサゴナル シャープペンシル |
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芯径 | 0.5㎜ |
カラー/ 品番/JAN | <定番カラー> クリーンブラック 品番:925 77-05B JAN:4007817 103234 シルキーシルバー 品番:925 77-05S JAN:4007817 103227 |
サイズ・重量 | W146×H11×D8.9mm 17.7g (本体) |
価格 | 2,970円(税込) |
筆記具に最適とされる形状「六角軸」にこだわり、商品名にも採用されています。
そのこだわりは公式サイトに以下のように記載されています。
鉛筆メーカーが
本気で作った
メカニカルペンシル
“書く”ことにこだわった究極の1本
ステッドラーが長年培ってきた鉛筆製造のノウハウをもとに、より持ちやすく、より書きやすく、より快適で美しい。そんな1本を目指して設計しました。
2024年8月下旬にはヘキサゴナル限定バージョン2が発売される予定です!
詳しくは公式サイト内のプレスリリースをチェックしてください。
ステッドラーヘキサゴナルの使い心地
ステッドラー社のヘキサゴナルへのこだわりは、手にした瞬間すぐに感じます。
鉛筆の形状そのままのフォルムは3本の指で支えるのに最適の六角軸になっています。
さらに金属軸ならではの重量感があるのに、肌ざわりは金属とは思えないほど柔らかいのです。これは、軸表面をラバー塗装で仕上げてあるため。
ラバー塗装と言われるとゴム素材独特のペタっとした触り心地を想像されるかもしれませんが、ヘキサゴナルの軸表面はむしろサラっとしています。
柔らかくてさらりとしていながら、筆記の際にはキュッと指先に吸い付くような独特の感触です。
文字にするのは難しい…ぜひ一度触っていただきたい!
金属軸のため17.7グラムと重量感はありますが重心バランスがよく、やや細めの軸が長時間使用しても疲れにくい印象です。
グリップ部分に特別な加工はありませんが、軸全体がラバー塗装のため指先に吸い付くようなホールド感がしっかりとあります。
すっきりとシャープな円すい型のペン先に、製図用シャーペンと変わらない4mmと長めのパイプがついていて、筆記面も確認しやすいデザインです。
ノック部分のキャップを外すと、シリコン素材のようなリング状の部品が装着されています。このリングのおかげでキャップと軸内部の密着性が高まり、筆記時のキャップのカタつきをほとんど感じない設計になっています。
ヘキサゴナルの細部にまで書くことにこだわった設計を随所にしっかりと感じます。
鉛筆メーカー 本気のこだわり
ステッドラー社はもともと100年を越える歴史を持つドイツの老舗鉛筆メーカーです。
鉛筆製造で培った技術を詰め込んで開発された「ヘキサゴナル」には鉛筆に対するステッドラー社の熱い想いを感じます。
商品名にも関係する大きな特徴の六角軸は、筆記具の正しい握り方でもある3本の指先におさまりがよく、美しく映える形状とされています。人間工学に基づいた機能的な形状です。
ペン先のデザインも、六角軸の角部分が滑らかに面取りされた仕上がりになっており、シャープナーで削った鉛筆により寄せたフォルムだと思いました。
六角軸のシャーペンは他社製でも見かけますが、キャップ部分までしっかりと六角形になっているのは珍しいデザインです。他社製六角軸シャーペンはキャップ部分は円柱状になっているものがほとんどです。
また、鉛筆とほぼ同じ位置に芯の硬度が表示されるようなデザインにもこだわりを感じます。
特にヘキサゴナル発売当初に1万本限定で売り出された「ヘキサゴナルバージョン0」はステッドラー社の代名詞「マルスルモグラフ」を完全に模したデザインです。
鮮やかなブルーの軸と黒いキャップ、その下の白いラインまで完全に再現し、自社製品への誇りを感じる今や幻の限定カラー商品です。
2024年8月には新しい限定カラーのヘキサゴナルが発売されます。
こちらも上品なブルーにゴールドが映える高級感のある1本です。
毎回売切れ必至の限定カラー、気になる方は早めにチェックしてくださいね!
ステッドラーヘキサゴナルまとめ
ステッドラーヘキサゴナルについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- ヘキサゴナルは鉛筆メーカーが「書く」ことにこだわって開発したシャーペン
- こだわりの六角軸はデザイン性も機能性も高く触り心地も抜群!
- ヘキサゴナル限定バージョン2が2024年8月下旬発売予定
ヘキサゴナルはステッドラー社の並々ならぬ鉛筆への誇りと愛情を感じるシャーペンでした。
一見するとシンプルなデザインで製図用シャーペン925のようなメカニカル感やツール感はありませんが、使った人にだけわかる良さがしっかりとあります。
派手さはなくともマニア心をくすぐる1本だとおすすめします!
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