青・白・黒で有名なトンボ鉛筆の「MONO消しゴム」。この「MONO消しゴム」を搭載したシャーペン「モノグラフ(MONOgraph)」があるのをご存知ですか?それも、ただMONO消しゴムが搭載されているのではなく、他にもたくさんの機能が搭載されているんです!一体どんなシャーペンなのか徹底レビューしていきます。
モノグラフシャーペン

今回ご紹介するのはトンボ鉛筆の「モノグラフ(MONOgraph)」。
このシャーペン、あのかの有名な「MONO消しゴム」が搭載されているんです!
筆者は中学生〜高校生まで、絶対MONO消しゴムを使っていました。
たまに浮気をして他の消しゴムを使っても、結局MONO消しゴムに戻ってしまうんですよね…。
そんな筆者の思い出の詰まったMONO消しゴム搭載のシャーペン、一体どのようなものなのか期待が高まります。
まずは基本情報からご紹介していきます。
モノグラフには芯形が0.5mmと0.3mmの2種類あり、芯形によってカラー展開が異なります。
芯形:0.5mm

芯形:0.3mm

次に、見た目についてご紹介します。
ストレートで軽やか

ボディはプラスチックでできていています。グリップ部分が透けていて、内部が見えるようになっています。
シャーペンを使うのに季節は全く関係ないですが、夏に使いたくなるような爽やかさを感じます。
形はとってもストレート。キャップ部分からグリップ部分の終わりまで真っ直ぐです。
ですが、グリップ部分には少し段差があります。


この部分にMONO消しゴムが収納されています。全て出してみるとこんな感じ。
収納されている消しゴムの全長は約2.6cmあり、キャップ部分に収納して使える長さは約2cmです。
一般的なシャーペンと比べると長く、たっぷり消しゴムが入っています。

商品ロゴも入っています。
プリントなので永く使っていると消えてしまいそうに感じます。
製図用のペン先

ペン先はこのようになっています。
先端の細長いパイプが目をひきます。
製図用と同様ということで、細かい筆記への期待が高まります。
筆者はこのタイプのペン先が大好きなので、とっても楽しみです。
芯の入れ方
使い心地のレビューの前に、芯の入れ方についてご紹介します。
「芯の入れ方ぐらい分かるわ!舐めんてんのか!」と言われそうですが、筆者は芯の入れ方が分からず思わず調べてしまいました…。
初見だと、絶対わからないと思います。
とは言っても何も難しいことはありません。
このキャップを引き抜いて、芯を入れるだけ。

引き抜くのはここ。
キャップの根本を掴み、真っ直ぐ引き抜いてください。
使い始めは、キャップを引き抜くのに力がいるかもしれません。
芯を入れ終わったら、ボディとキャップの凹凸が嵌るように戻します。
きちんと嵌ると「カチッ」と音が鳴ります。
間違えて、違うところを引き抜こうとしないでくださいね。
モノグラフの使い心地
それでは使い心地について見ていきましょう。
細かい字はお手のもの
初めて書いたとき、かなりのコツコツ感に驚きました。
加えて、モノグラフ自体が軽いので、紙の上をコツコツと滑っていく感覚になります。
結果、HBの芯でいつも通り書くと存在感のない字になってしまいました。
筆者のように濃い字を書きたいという人はBや2Bの芯をおすすめします。
細かい字はとっても書きやすかったです。
さすが製図用のペン先です。
持ち方によって問題あり
持ち方という点において、手が疲れたり、筆記に集中できないポイントがありました。
グリップ部分が滑る
グリップ部分は少し窪みがあり、握りやくなっています。
しかし、凹凸がなくプラスチック素材のため滑ってしまいます。
書いていると指の位置が徐々にベストポジションからズレしまい、頻繁に持ち直したり、強く握ってズレないようにしたりする必要がありました。
筆者が正しいとされるシャーペンの持ち方でないことも滑る要因の一つだと思いますが、書いていると手が疲れてしまいました。
クリップ部分が指に当たる

もう一つが、このクリップ部分。
書いていてシャーペンを回していると、人差し指の付け根に当たってしまうんです。
ずっと同じ角度で書いていると字が太くなるので、回転させて調整する人も多いと思います。
そういう人は特に注意です。
回転させていると、定期的にクリップが人差し指に当たるんです。
手に違和感を感じてしまい、筆記に集中できないことがありました。
気にならない人は大丈夫だと思うのですが、筆者はこういうところも気になってしまいました。
フルと芯が出る「フレノック」
モノグラフには、シャーペンをフルと芯が出る「フレノック」という機能が搭載されています。
いちいち手を持ち替える必要がないため、とっても便利です。
実際使ってみると、けっこう力を込めてフラないと芯が出ませんでした。
「フレノック」を使うときは思いっきりフリましょう!

もちろん「フレノック」を使わず、普通のノックで芯を出すことも可能。
そのときは、こちらのクリップをノックします!
上部のキャップをノックしても芯は出ないので注意しましょう!
(筆者は慣れるまでキャップをノックしていました)
フレノックを発動しないようにする、「フレロック」機能もあります。
「フレロック」をONにしておくことで、筆箱の中で勝手に芯が出て中が汚れるという事態を防ぐことができます。これは嬉しい!
消しゴムはMONOそのもの

筆者は本当の本当に心の底から困った時にしかシャーペンに付属している消しゴムを使ったことがありません。なんだかもったいなくて…。
でも、消えにくいものが多い印象です。
ですが、今回はあのMONO消しゴムなので心を鬼にして使いました。
キャップを時計回りにくるくる回すと消しゴムが出てきます。
結論、めっちゃ消えやすかったです。
軽い力でスルッと消すことができます。
加えて、とても小さいので消したい箇所を狙って正確に消すこともできました。
細かい文字や絵を描いている人にとっては、めちゃくちゃ良いと思います。
替えの消しゴム(3本入¥132(税込))も販売されています。
交換のタイミングは、勝手にポロッと抜け落ちたとき。
新しい消しゴムを差し込んで、反時計回りにくるくる回して収納していきましょう。
キャラクター柄はある?
なんと、キャラクターとコラボしたモノグラフも展開されています。

筆者が見つけて購入したのはサンリオコラボのモノグラフ。
中でも、キティちゃんとポムポムプリン選びました。
キティちゃんとポムポムプリンが360°ぐるりと印刷されています。
サンリオコラボではキティちゃんとポムポムプリンの他に以下のキャラクターがあります。
- マイメロディ
- クロミ
- シナモロール
- ハンギョドン
- リトルツインスターズ(キキララ)
- ポチャッコ
1本¥792(税込)と1本¥550(税込)のものがあります。
通常のモノグラフと比べて少しお高めですが、可愛いので問題なしです。
Amazonで調べてみると、ミッフィーやジブリ作品のキャラクターともコラボしているようです。
今後もキャラクターコラボはあると考えられるので、とっても楽しみです!
あとがき
今回はトンボ鉛筆のモノグラフについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- あの「MONO消しゴム」が搭載されたシャーペン
- フルと芯が出る「フレノック」機能がある
- キャラクター柄も展開されている
かの有名は「MONO消しゴム」が搭載されたモノグラフ、いかがでしたでしょうか。シャーペン自体も筆記しやすく、書くと消すの両方の良さを兼ね備えたおもしろいシャーペンだと思いました。キャラクターとのコラボも頻繁にあり、ついつい集めたくなります。今後のモノグラフが楽しみです!
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