「ちょっと変わったシャープペンシルが好き」「人とは違う文房具を持ちたい」
今回紹介するラダイトのポストドローはそんなあなたにおすすめしたい1本です。
軸にポツンとついたボタンの正体や、実際に使用した時の心地よい筆記感などを詳しく解説していきます！ちょっと自慢できる、こだわりの詰まった1本を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ペン先を収納できるので携帯時も安心
- グリップ力も高く、軽快な書き心地
- 気になる「ボタン」の存在感で周りの注目を集める！
- 芯を収納するのに、ひと手間かかる
【ラダイト】ポストドロー とは
【ラダイト】は、既成概念にとらわれず、独自の視点で魅力的な文房具を生み出す日本のブランドです。
大手メーカーの画一的な製品とは一線を画し、素材の選定からデザイン、そして機構に至るまで、独自の哲学が貫かれています。
文房具好きの間では、その丁寧なモノづくりと、他にはないユニークな発想で静かな人気を集めています。
そんなラダイトのポストドローは、シンプルながらも目を引く佇まいが魅力のシャープペンシルです。
他のシャーペンには無い小さなボタンが軸の真ん中あたりに設置されており、一見しただけではこのボタンの用途はちょっとわかりません。
高級感ある上品なデザインの中にあるボタンだからこそ「何だろう？」と興味を惹いてしまいますよね。このボタンについても以下で詳しく解説していきます。
【ラダイト】ポストドローの特徴と使い心地
ポストドローは「ポストノック式」という珍しい芯繰り出し機構を採用しており、そのために軸に設置されている小さなボタンが最大の特徴です。
一見すると何に利用するのかわからないこのボタンはデザイン的にもかなり目を惹くポイントになっています。「ポストノック式」とこの小さなボタンの使い方については次の章で詳しく紹介しています。
艶消し加工が施されたアルミ製の金属軸は、指先にするりと馴染むサラサラとした触り心地。軸中心部分には「POST DRAW 0.5」の文字がやや立体的にあしらわれ、さりげない個性を主張するスタイリッシュなデザインです。
細かな溝が刻まれたグリップ部分は、シンプルな構造ながらも指に吸い付くようなグリップ力の高さを感じさせます。持ってみると、メタル感のある見た目の印象よりも軽く、軸径もやや細めに感じるため、手の小さな方でも扱いやすいでしょう。
ペン先は驚くほどカッチリとしていてブレがなく、紙面を捉える確かな感触は、思考をダイレクトに文字へと変換してくれるようです。軸本体も見た目の印象よりも軽いため、カツカツっと硬質で軽快な書き心地を楽しめます。
【ラダイト】ポストドローの使い方 ダブルノック式とは？
ポストドローは「ポストノック式」という少しわかりにくい機構を採用しています。
いわゆる二段階のダブルノック式のことで、通常は軸内部に収納されているガイドパイプ部分が、1度ノックすると出てきます。その際、適量の芯も出ていますが、追加したい時にはさらにノックする必要があります。
「ダブルノック式」と聞くとひと手間多くかかる印象があり「面倒だな」や「使いにくそうだな」といったネガティブな感想に繋がってしまうのかもしれません。
ただし実際には1度のノックだけで適量の芯もセットされるので、一般的なシャーペンと手間は変わりません。
ペン先を収納する際には、軸に設置された小さなボタンを押します。すると「カシャン！」とけっこうな勢いでガイドパイプ部分が軸内部に収納されます。
製図用シャーペンのようにガイドパイプ部分がやや長めに設計されているため、繊細な書き心地を守るためにもペン先が収納されるのは安心ですよね。
ひとつ気になったのが、ペン先から芯が出たままの状態でガイドパイプを収納すると、芯先だけ飛び出してしまいます。ボタンを押してガイドパイプを収納する際には、必ず芯先をパイプ内に収めてからにしてください。
【ラダイト】ポストドロー まとめ
ラダイトのポストドローについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- アルミ製の軸は細くて軽量、グリップ力も高く疲れにくい設計
- ブレやガタつきのないペン先で、硬質で軽快な筆記感
- 軸に設置されたボタンで繊細なペン先を軸内部に収納できる機構付き
スタイリッシュな外観ながら、意外なほど軽量で扱いやすいポストドロー。
ひと癖ありそうな評判とは違って、軽快で心地よい筆記感の1本でした。
「そのボタン、ナニ？」と注目を集めたい人も、安定した書き心地を求めたい人も、ぜひ一度手に取ってその魅力を体感してみてください。
コメント