万年筆プレピーをレビュー!太さはどれがいい?使い方も紹介

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累計販売本数1500万本突破の世界中で大ヒットしているプラチナ万年筆のプレピー。満を持して文房具の森に登場です。どうしてそんなに人気なのか…そこには手軽さと使い心地の両立がありました。さあ、あなたをめくるめく万年筆の世界にご招待します。

目次

万年筆プレピー

今回ご紹介するのはプラチナ万年筆の「プレピー(preppy)」です。

万年筆と聞くとなんだかお高そう。そんなイメージありますよね。
今回ご紹介するプレピーはそんなイメージをひっくり返す、とっても手軽に使える万年筆なんです。

まずは基本情報についてまとめてみました!

価格¥550(税込)
ペン種EF(極細)/F(細)/M(中)
カラーEF(極細):ブラック/ブルーブラック/レッド/クリスタル
F(細):ブラック/ブルーブラック/レッド/ピンク/バイオレット/イエロー/グリーン
M(中):ブラック/ブルーブラック/レッド
インクカードリッジ/コンバーター(別売り)
販売場所文房具店/Amazon/楽天

詳しくは公式サイトをご確認ください。

次に見た目についてみていきます。

全体像はこんな感じ。筆者が持っているのはペン種Fのバイオレットとペン種Mのブラックです。
購入時に本体と同じカラーのインクカードリッジが1本付属しています。

プラスチックのクリアな感じがポップで可愛いです。
中のインクの残量もほんのり透けていて、ひと目で分かるようになっています。

軸部分を外してみるとこんな感じ。

他の万年筆と変わらず至ってシンプルです。

こちらはキャップ部分。使用するときは、このキャップ部分を引っ張りましょう。

ここもポップなカラーで可愛いですね。
付属のクリップが転がり防止の役割も果たしてくれています。

こちらがペン先です。素材はステンレスで、ペンポイントには摩擦に強い特殊な合金が使用されています。

プラチナ万年筆のロゴである「p」が目をひきます。

裏側はこんな感じ。

とってもシンプルな作りになっています。

プレピーの使い方と使い心地

【簡単】プレピーの使い方

使い方ですが、至って簡単。

ペン先を上に向け、付属のインクカードリッジを捻りながらグッと差し込むだけで使うことができます。

カードリッジを差し込むとき、インクが漏れるのではと毎回ヒヤヒヤしますが、漏れたことはありません。もちろん、プレピーもお値段が安いからと言って漏れることはありませんでした。

それではインクも無事に入ったので実際に使ってみましょう!

出だしからなめらか

この書き心地が¥550で良いのかと言いたくなるほど、滑らかにペンが進みます。

ペンポイントに摩擦に強い合金が使用されていることもあり、とにかくツルツルと紙面を滑ってくれます。

加えて、ペンポイントが紙面に着いた瞬間からインクが出てくる感覚があり、最初から最後まで気持ち良く書くことができました。

筆者はプレピーより高価な万年筆も使ったことがありますが、中には出だしのインクの出方が微妙なものもありました。

¥550という手軽に試せる価格でありながら、ストレスフリーに万年筆を楽しむことができます。

濃淡(インク溜まり)が少ない

これには驚きました。インクの出方が均一なんです。

万年筆の一つの特徴としてインク溜まりというのがあります。書き始めや書き終わり、留やハネなどで少しインクが濃くなる現象です。いわゆる濃淡ですね。(※ペン種、紙の素材によっても変化します)

これがあることによって、万年筆で書いたと実感できる味のある字になります。

ですが、プレピーにはインク溜まりがあまりありませんでした。インクの出方が均一なんです。

どんなにゆっくり書いても書き始めと書き終わりにインクが濃くなることがありません。ボールペンで書いている感覚にとても近いです。

万年筆特有の感じがほしいという人には少し物足りないかもしれませんが、安定したインクの出方が好きな人にはぴったりの万年筆だと思います。

インクフローは普通

インクフローというのは、簡単に言うとペン先から紙面に出てくるインクの量のことです。
「インクフローが良い」というのは、どんな状況でも安定してインクが出て、安定した筆記ができることを意味します。

この点、プレピーは普通かなと言った印象でした。
普通に書くスピードでは、全く問題なく気持ち良い筆記が可能です。

しかし、少し早くするとインクが出なかったり、掠れてしまったりしました。

ですが¥550ということを考えると、全く気にならない程度なので安心して使うことができます。

軸が緩む

これは少し気になった点です。キャップを引っ張る際に、軸の部分が緩んでしまうことが多々ありました。

キャップがしっかり閉まってくれるため、使い始めるときは強い力で引っ張る必要があります。

その時、ねじるように引っ張ってしまうと、軸部分にも力が伝わり緩んでしまいました。

緩んでいるとかなり書きにくくなるので、使い始めるたびに締める必要があり、少し手間に感じてしまいました。

キャップはねじらず、真っ直ぐ引っ張るようにしましょう。

プレピーのおすすめの太さ

最後にプレピーのペン種についてご紹介していきます。

プレピーのペン種3つと、それぞれのおすすめ用途をまとめてみました。

  • EF(極細):細かい文字や数字を書くとき・手帳におすすめ
  • F(細):ノート・日記・手紙におすすめ
  • M(中):一般筆記や絵葉書におすすめ

筆者が持っているFとMを比較してみると、こんな感じになりました。

紙面の1マスの幅は5mmです。
Fの方が、「筆」という漢字の隙間が埋もれていないことが分かります。
ですが、Mの方が万年筆で書いたと一目で分かるインクの出方です。

手帳に書き込むように使いたいという人はEFやFをおすすめします。
絵を描いたり、葉書を書いたりするのに使いたい人はMがおすすめですね。

お値段もお手頃なので、使用用途に合わせて複数持ちしてもいいかもしれません。

プレピーまとめ

今回はプラチナ万年筆のプレピーについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • ¥550で手軽に万年筆を使える
  • なめらかな書き心地
  • 使い始めに軸が緩みやすい

プラチナ万年筆のプレピーいかがでしたでしょうか。万年筆を¥550で使うことができるなんて、本当に素晴らしいです。そして¥550のクオリティを超えてくる書き心地はもっと素晴らしいです。もっといろんなインクを試したくなった人は、プラチナ万年筆から発売されているコンバーターを取り付けてみてもいいかもしれません。万年筆初心者さんに絶対的おすすめのプレピー、ぜひ試してみてください。

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