万年筆のカクノをレビュー!細字と中字の太さを比較してみた

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文房具店でやたら見かけるパイロットの万年筆カクノが文房具の森に登場!軸のカラーバリエーションは脅威の20種類以上!子供から大人まで楽しめる大人気万年筆カクノを徹底レビューしていきます。細字と中字、どちらか迷っている人も必見です!

目次

万年筆のカクノ

今回ご紹介するのは、パイロットから発売されている「カクノ」です。

比較的お手頃な価格で楽しむことができる大人気の万年筆です。

特に、子供でも万年筆を簡単に使えるように設計されていることから、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞も受賞しています。

まずは、そんなカクノの基本情報をまとめてみました。

価格(税込)¥1100(まどろみカラーシリーズは¥1650)
ペン種F(細字)/M(中字)
カラー・まどろみ(ピンク/アイボリー/ブラウン/ブルー/ライトブルー)
・カクノ(パパブルー/ママレッド/ボーイグリーン/ガールピンク/ベビーイエロー)
・ソフト(ピンク/ブルー/バイオレット/イエロー)
・オレンジ/レッド/ピンク/ライトグリーン/ブルー/グレー/ノンカラー
インクカードリッジ(ブラックが1本付属)/コンバーター(別売り)
販売場所文房具店/Amazon/楽天

詳しくは公式サイトをご確認ください。

次に見た目についてみていきましょう。

こちらが全体像です。筆者が持っているのはペン種F(細字)のブルー、ペン種M(中字)のオレンジです。

プラスチックの軽い素材でできていて、少し太めな印象です。
色はポップな感じで可愛いです。

こちらは軸部分。

カクノの大きな特徴の一つに、この六角軸があります。
まるで鉛筆を彷彿とさせる形で、子供でも握りやすい設計になっています。

こちらはキャップ部分。書くときはこのキャップを引っ張って外します。

よく見ると先端の方に窪みがあります。この窪みに指がフィットし、簡単に引っ張って外すことができます。

こちらはペン先です。素材は合金です。

カクノのイメージである「笑顔マーク」が付いています。

子供が使用する際に、ペン先の向きを間違えないようにするためにに付いているそうです。
思わずこちらまでにこっとなってしまいそうです。

裏面はこのような感じになっています。

カクノの使い心地

それでは早速カクノを使ってみました。
インクはパイロットのインクカードリッジでブラックを使用しています。

【細め】カリツルな書き心地

はい。めちゃくちゃ書きやすいです。

(上)F(細字)/(下)M(中字)

全体としては、カリカリと粒立った感じです。しかし紙面にペンポイントが引っかかることはなく、適度にツルツルと進みます。

そして、細い字になります。

万年筆自体の特徴だと思いますが、同じペン種F(細字)でも、メーカーによって実際に書いたときの細さが全く異なります。

カクノに関しては、一般的なものよりも少し細い字になる印象でした。

F(細字)でもかなりEF(極細字)寄り、M(中字)でもF(細字)寄りだと思います。

現在、カクノにはF(細字)とM(中字)しかありません。どちらも細いので、万年筆で太い字を書きたいという人には注意してほしいポイントです。

日常使いに最適

掠れることなく気持ち良く書くことができ、デイリーユースに最適だと思います。

インクの出方としては、たっぷり出るという感じではありません。
適切な量が出ている、人によっては少し掠れそうで心配になるぐらいの量に感じるかと思います。
(※掠れはしません。)

筆者も「インクはちゃんと出ているけど、なんか掠れそうかも〜」と疑ってしまうときがありました。

これぐらいのインクの出方だと、書き終わってすぐにノートを閉じても、反対側のページにインクが付いてしまうこともありません。何気に嬉しいポイントです。

また、これはカクノというよりインク側の問題ですが、ブラックのインクを使用しているものの、ブラックというよりチャコールグレーのように発色しました。

六角軸は好みが分かれそう

これは今までの慣れも関係していると思います。

筆者はこれまで円柱のツルッとした万年筆を使っていたため、六角軸は書きにくいと感じました。

自分の持ち方がうまく六角軸にハマらず、矯正されている感覚になってしまいました。

万年筆は持つ人によって書き心地も変化していく繊細な筆記具です。
そのため、筆者は持ち心地はすごく大事だと考えています。

ネットで購入するのももちろん良いですが、時間がある人は実店舗に行って実際に持ってみて、自分の手にしっくりくるか確かめることをおすすめします。

初めて万年筆を使う人には正しい持ち方が身につくので、カクノはピッタリだと思います。

カクノの細字と中字の太さを比較

最後に、F(細字)とM(中字)の太さを比較してみましょう。

まずは、直線やグルグル線の比較です。

(上)F(細字)/(下)M(中字)

見た目ではあまり違いはありませんが、書いているときの感覚としては全然違います。
やはりF(細字)の方がよりカリカリとしています。

次に、文字の比較です。

(上)F(細字)/(下)M(中字)

文字にすると一気に違いが分かります。F(細字)の方が、シュッとした文字に見えます。
繰り返しになりますが両者とも実に細い字寄りですね。

B6サイズのノートや手帳に書き込むことが多い人はF(細字)をおすすめします。
それ以上のサイズのノートに使ったり、手紙や葉書を書いたりする人にはM(中字)をおすすめします。

万年筆のカクノまとめ

今回はパイロットのカクノについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • カリツルな書き心地でデイリーユースにぴったり
  • 両方とも細い字寄り
  • 六角軸は好みが分かれる

パイロットのカクノ、いかがでしたでしょうか。文房具店でもよく見かける万年筆で、筆者もずっと気になっていてようやく使うことができました。実際に使ってみて、日常生活に寄り添ってくれる万年筆だなという印象を受けました。万年筆ってハードルが高いかもと思っている人には、ハマる1本なのではないでしょうか。あなたもぜひ試してみてください!

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 文字の比較のところのFのところの「文房具の森」の一番上の木が王になってますよ〜

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