みなさんは、テープのりが綺麗に剥がせずにお困りの経験がございませんか?
今回は、テープのりを剥がす方法を2種類ご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
テープのりの構造について
そもそもテープのりはどのような構造になっているのでしょうか?
テープのりは、のりの部分とテープの部分の2種類で構成されています。
のりの部分は、アクリル酸エステル樹脂です。
アクリル酸エステル樹脂は、性質が劣化しにくく、時間が経っても剝がれにくい接着力があるのが特徴です。
テープの部分は、伸びにくいグラシン紙を使用する場合と薄いプラスチックフィルムを使用する場合があります。
テープのりは原材料が剥がれにくいものとなっているので、1度貼ってしまうと剥がすのが大変なのです。
テープのりをドライヤーで剥がす方法
剥がすのが困難なテープのりですが、熱をくわえてのりを温めれば比較的綺麗に剥がすことができます。
小さく切った紙をレポート用紙にテープのりで貼り付けています。
今回はドライヤーを使って、この紙を剥がしていこうと思います。
のり全体が温まるようにドライヤーを当てます。
のりが温まってきたかなというところで端から丁寧に剥がしていきましょう。
とにかく慎重に、焦らないことが大切です。
とても綺麗に剥がすことができました!
テープのりは原材料の性質上、時間が経った後だと綺麗に剥がすのが困難になってしまいますが、力任せに剥がすよりもドライヤーを当てた方が断然よいです。
テープのりを消しゴムで剥がす方法
続いては付着してしまったテープのりを消しゴムで剥がす方法についてご紹介していきます。
お持ちの消しゴムであればどんなものでもかまいません。
テープのりがついているところを優しく消しゴムで擦っていきます。
この時、力強く擦りすぎないようにご注意くださいね。
テープのりを優しく絡め取るように擦っていきます。
上が剥がす前で、下が剥がした後です。
とても綺麗に剥がせていますよね。
消しゴムはベタベタしたシール跡などを綺麗にすることもでき、それと同じ原理でテープのりの跡も綺麗にすることができます。
テープのりが付着した面を綺麗にしたいという時には、消しゴムを使うのがおすすめですよ。
テープのりを剥がす方法まとめ
テープのりを剥がす方法について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- テープのりは、のりの部分とテープの部分で構成されており、時間が経過した後だと剥がしにくい
- ドライヤーを当ててのりを温めれば、比較的綺麗に剥がせる
- テープのりの跡は消しゴムで擦ると綺麗に取れる
いかがでしたでしょうか?
のりは時間が経つと固まり、その力で接着しているわけですから、剥がしたい時にはまたのりを温めればよいのですね。
頑固なシール跡のお掃除もなかなか大変ですが、テープのりの跡も消しゴムで擦れば綺麗に落とせるので万が一の時にも安心です。
テープのりを綺麗に剥がしたい方はぜひご参考になさってくださいね。