みなさんは砂消しをご存知でしょうか?
油性ボールペンの文字や印刷された文字を消せる優秀アイテムですが、使い方にコツがあります。
今回は、砂消しの原材料からばれにくい使い方、おすすめの砂消しまでご紹介していきたいと思います。
砂消しとは
そもそも砂消しと消しゴムの違いは一体何なのでしょうか?
砂消しとは、ボールペンで書かれた文字や印刷された文字を消せる消しゴムです。
紙の上の黒鉛の粒を擦り取る消しゴムとは違い、「珪砂」という細かい研磨剤で紙ごと削るのが砂消しです。
消しゴムとはあくまで紙の上の黒鉛を擦り取るものですが、砂消しは紙ごと削り取るというところが最大の違いですね。
消しゴムはもともと天然ゴムを使用して作られたものですが、最近はプラスチック製のものが主流となっております。
それに対して砂消しは、海辺の砂よりも細かい「珪砂(けいしゃ)」というガラス状の粉で作られております。
砂で紙を削り取る仕組みなので、やすりのようなものと捉えていただいてもよいかもしれません。
砂消しでボールペンを消す
それでは、ぺんてるの「スーパーマルチ消しゴム」を使って砂消しの実力をチェックしていきたいと思います。
名前からして期待が高まります。
固めのスティックタイプで持ちやすいです。
さっそく消してみましょう。
綺麗に消えました!
しかし、レポート用紙の罫線まで消えてしまいました。
通常の消しゴムと同じ力加減で勢いよく消しすぎてしまった私のミスです。
アップで見ると、かなり紙の表面が持っていかれていることがご確認いただけるかと思います。
さすがに、勢いよく消しすぎました。
しかし、ボールペンの文字自体は綺麗さっぱり消えてくれていますね。
砂消し、恐るべし!
砂消しを使うとバレる?
大変便利な砂消しですが、砂消しを使用したことはばれてしまうのでしょうか?
通常の消しゴムと同じ感覚で使用すると紙にかなりのダメージを与えてしまいますので、砂消しを使う時にはあくまでゆっくりと、丁寧に文字を消していきましょう。
動かす向きは上下左右と、丁寧に動かします。
一気に消そうとすると紙が大破しますので、優しい力で時間をかけて消します。
力も入れすぎないように注意が必要です。
時間はかかってしまいますが、綺麗に消すことを最優先しましょう。
急いで消すと写真のようにノートの線が消えてしまいました。
私はかなりのせっかちさんですが、砂消しを使う時だけでは穏やかにゆっくりと丁寧に文字を消そうと心に決めました。
砂消しを使うとばれてしまうのか、また、砂消しを使ったことがばれにくい方法などはこちらで詳しく解説しておりますのでチェックしてみてくださいね!
砂消しで紙を傷めない方法
力任せに砂消しを使用すると紙が大破します。
どのように使うと紙を傷めずにすむのでしょうか?
まず、ゴリゴリと紙に押し当てて消すことは避けましょう。
消したい文字に対して砂消しの角を押し付けてゆっくり上下左右に動かしながら消していきます。
紙面に対して砂消しが垂直にならないように注意が必要です。
寝かせるようにして砂消しを持つのがおすすめです。
同じ箇所を擦り続けるのも紙にダメージを与えてしまいます。
ゆっくりと円を描くように少しづつ砂消しをあてていきましょう。
「消す」というよりは、「優しく削り取る」感覚がよいかもしれません。
砂消しで紙を傷めない方法を詳しく解説しておりますので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください!
砂消しを売ってる場所
さて、みなさんもそろそろ一家に一台砂消しが欲しくなってきた頃ではないでしょうか?
砂消しは、文房具店のみでなくAmazonで購入することができます。
また、ダイソーでも販売されているんですよ。
さすがダイソー!
なんでも売っていますね。
しかし、なんでも売っていることで有名なコンビニには砂消しの取り扱いはありません。
緊急で砂消しが必要な時にはAmazon Prime会員になって即日発送してもらうか、ダイソーに駆け込むのがベストかもしれません。
おすすめの砂消しゴム
それでは私のおすすめの砂消しをご紹介させていただきますね。
トンボ鉛筆|MONOの砂消し
1つ目はMONOの砂消しです。
通常のMONO消しゴム」と比べるとやや長めで、消しゴムの先の形状が違います。
紙に寝かせるように当てやすい点は非常に大きなメリットです。
MONOの砂消しの実力を見てみましょう。
びっくり!
全く時間をかけずにがっつり消すことができました。
力加減の調節が下手くそな私でも、紙へのダメージも少なく消せましたよ。
がっつり消したい方には、断然MONOの砂消しがおすすめです。
ぺんてる|クリックイレーザー
2つ目のおすすめは、ぺんてるの「クリックイレーザー 油性ボールペン消しゴム」です。
フラットなペンタイプで収納時にも場所を取りません。
ペン先の砂消しを常にしまうことができるので、粉も散らばりにくいです。
実力を見せてもらいましょう!
先ほどのMONOの砂消しに比べてがっつり消えている感は少ないですが、紙へのダメージが少なく、ばれにくいです。
ペンタイプなので持ちやすく、細かくペン先を動かせるので丁寧に文字を消すことができます。
砂消しを使ったことがばれたくない!という方におすすめの砂消しです。
砂消しゴムのまとめ
砂消しについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 砂消しは、普通の消しゴムとは違い「紙を削り取る」文房具
- ゆっくりと慎重に円を描くように消すのがポイント
- がっつり消したい方にはMONOの砂消し、ばれないように消したい方にはぺんてるのクリックイレーザーがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
私は「砂消し」という言葉を初めて聞いた時、「砂」で作られた天然ものの貴重な消しゴムなのかなと思っていました。
その正体は、油性ボールペンの文字を消せる優秀な文房具だったのですね。
私はせっかちさんですが、砂消しの本来の力を引き出すために慎重に使っていきたいと思います。
もっと砂消しを使うのうまくなっていきたいです!