みなさんは、コロコロ消しゴムをご存知でしょうか?
消しカスを集められるローラー消しゴムを想像した方も多いかもしれませんが、今回ご紹介する消しゴムはそれとは全くの別物です。
今回は、コロコロ消しゴムについてご紹介していきたいと思います。
コロコロのローラー消しゴム
そもそもローラー消しゴムとは、消しゴムに付属したローラー部分で消しカスを集めることができる便利な文房具です。
しかし、今回するコロコロのローラー消しゴムはみなさんお馴染みのローラー消しゴムとは全くの別物です。
吸着性のある素材で文字を「消す」のではなく、「吸い取る」画期的な消しゴムなのです。
画像のように、粘着性のあるローラーを消したい文字の上でコロコロするだけで文字が消えます。
ローラー部分は手で触ってもべたつくわけではないので安心です。
触ると少し「ニチャッ」としてますが、手にベタベタがつきません。
大きな特徴としては、文字を消すときに消しカスが出ないことです。
このローラー部分を文字の上でころがせば、文字がローラー部分に吸い付く仕組みになっています。
消しゴムなのに消しカスが出ないって衝撃的ですよね!
ローラー消しゴムとの違い
ローラー消しゴムは、消しゴムと消しカスをまとめるローラーがいっしょになったものです。
しかし、コロコロ消しゴムはローラー部分自体が消しゴムの役割を果たします。
つまり、ローラー消しゴムのローラー部分は消しカスを集める役割があり、コロコロ消しゴムのローラー部分は文字を消す役割があるので、全くの別物なのです。
ローラー消しゴムは、1980年代に人気が出てその後も愛され続けているロングセラー商品ですが、コロコロ消しゴムは最近出たばかりの新しい文房具です。
これからの進化が楽しみな消しゴムですね!
コロコロ消しゴムの使い方
それではさっそくコロコロ消しゴムを使ってみたいと思います。
今回はこちらの「もじをすいとる コロコロ消しゴム」を使っていきます。
柴犬がコロコロをかけています。
可愛らしいイラストに癒されますね。
柴犬以外にもクマやネコ、ハリネズミもありますよ!
私の愛用しているジェットストリームのボールペンと比較しました。
かなり小さめサイズで、持ち運び時にもスペースをとりません。
それではさっそく消してみましょう!
10往復ほど文字の上を転がしました。
消えて…る…?
「消えた」というより「薄れた」という感じですね。
ローラー部分を見てみると、写真だとわかりにくいですが文字が吸い取られています!
なんだか不思議な光景です。
更に10往復してみましたが、結果はあまり変わりませんでした。
パッケージ裏に、「薄目の鉛筆で書かれたものに使用してください」といった内容の記載があったので、濃い鉛筆には不向きなようです。
今回はHBのシャーペンで書いたのですが私の筆圧が強かったようで、コロコロ消しゴムには少し荷が重かったのかもしれません。
コロコロ消しゴムの使い心地
正直言って、「なし」です。
消えませんし、コロコロする労力があるなら普通の消しゴムをコロコロして文字を消した方が手っ取り早いです。
私のような筆圧強め、せっかちさんタイプには不向きな消しゴムだと感じました。
ただ、薄い線などは消せると思うので、使うシーンを選べば十分活躍してくれる消しゴムかなと思います。
しかし、何よりの利点はやはり消しカスが出ないという点です。
消しゴムなのに消しカスが出ないというのは画期的であり、机の上が散らからないのもかなり快適ですよね。
話題性のある文房具なのでおひとつお試しにお迎えしてみるのもよいかもしれません。
コロコロ消しゴムまとめ
コロコロ消しゴムについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- コロコロ消しゴムは、文字を「消す」のではなく「吸い取る」消しゴム
- 消しカスが集めるローラー消しゴムとは違い、ローラー部分で文字を消す
- 消しカスが出なくて快適だが、消えにくい
いかがでしたでしょうか?
個人的には筆圧の強さとせっかちな性格の問題からコロコロ消しゴムは不向きだったように思いますが、これからもっと開発が進んでいく消しゴムなのではないかなと思います。
今よりも文字が消えやすくなったらより話題に上がるかもしれませんね。
転がして文字を消す、というのも新鮮で楽しいですし、正直イメージしていた以上に文字は消えてくれました。
使うシーンを選べば十分楽しめる消しゴムだと思うので、ぜひみなさんもコロコロ消しゴムを試してみてくださいね!