カドケシを実際に使ってみた|ディズニーとスティックも紹介

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コクヨのカドケシ
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皆さん、消しゴムを使っていて1番消しやすいと感じる時期っていつですか?

私は断然新品のときです。

消しゴムの角で消すときが、1番消しやすいと感じます。

私以外にもそう感じる人は多いのでしょう。

コクヨ株式会社から角がたくさんある消しゴムが2003年に商品化されました。

今回の記事では、その”カドケシ”についてご紹介します。

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目次

カドケシとは?

カドケシ

カドケシは10個の立方体が市松模様のようにジグザグに並んだ消しゴムです。

特徴は角の多さ!消したいところをピンポイントで消せるデザインは素晴らしいですね。

一般的な長方形の消しゴムにある角は8個ですが、カドケシはなんと28個もの角があります。

今でこそ消しやすさを考えてデザインされた消しゴムが発売されていますが、2003年に発売された当時は非常に独創的で画期的なデザインでした。

そのため「グッドデザイン賞受賞(2003)」しています。

さらに、なんとアメリカ合衆国にあるニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art, New York:略してMoMA)の「MoMAデザインコレクション2005」に選定されて同美術館に収蔵されているのです。

カドケシの使い心地

実際にカドケシを使ってみました。

消したのはこの曲線です。しっかり消えるのか見てみましょう!

実際に使った後のカドケシ

消しカス、消え具合、使用後の消しゴムの断面はこんな感じです。

独特な形状をしているので破損することを防ぐためか、ゴム質は固めです。

カドケシのメリットとデメリットをまとめました。

メリット

  • 記述式問題などで ”1文字” だけ消したい場合や細かい修正に活躍。
  • カバーには切り取り線があるので、どこで切ると良いかが分かりやすい。

デメリット

  • 独特な形状のため、持つとき不安定さがある。
  • 消した際に、消しカスが本体にくっつく場合がある。消しカスを本体から剥がす感じ。
  • 消字性は他のプラスチック消しゴムの方が高い印象。

角が28個存在するとはいえ、次の角が出てくるまで丸い部分が発生することは仕方のないことです。

角状態なら細やかな部分の修正に非常に向いているとは思いますが、丸い形状になると消字性では劣ると感じました。

ディズニーのカドケシ

ディズニーリゾート限定品(お土産用)として、ディズニーのカドケシもあります。

ディズニーのカドケシ

私も赤と青の2つを持っています。

とはいえ中々行けないよ…という人も多いでしょう。

Amazonなどでは5〜8個セット(柄違い)となりますが、購入することが可能です。

主要キャラクターの他にハロウィンやイースターなどのイベント限定のものもあり、消しゴム本体の色も白ではなくカラフルでとても可愛らしいです!

ただし販売数量は少ないので早めに購入することをオススメします。

スティック状のカドケシ

カドケシスティック

通常のカドケシよりも正方形部分が小さく、非常に細かい部分を消すのに向いています。

その反面、数文字分を一気に消したいというときには向きません。

むしろ力を入れるとちぎれそうで怖いというのが使った感想です。

キャップは少し回して取り外すタイプで、スティックの後ろにはめることができるので、キャップの紛失を予防することができます。

ただし2020年に本体・詰替ともに生産終了となっています。

興味がある場合は在庫限りですので早めに入手することをオススメします。

カドケシまとめ

カドケシについて解説しました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

  • 細かい部分の修正作業が多い人向けの消しゴム
  • グッドデザイン賞やニューヨーク近代美術館で表彰された素晴らしい消しゴム。
  • ディズニー限定品やスティックタイプは残数が限られているので、気になるなら早めに購入!

今回の記事をまとめる際に初めて、海外の美術館にカドケシが収蔵されていると知り、衝撃を受けました。

海を越えた場所で、普段自分たちが何気なく使っているものが高い評価を受けている。

それは非常に興味深く、そして製造に携わっている方々の試行錯誤のたまもの。

これからもさまざまなものが作り出されていきます。

私はそれが楽しみで、だからこそ定期的に文房具売り場に実際に足を運ぶのでしょう。

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