砂消しゴムはボールペンの文字を消せる便利な文房具ですが、うまく文字が消えずに悩んだ経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
砂消しゴムは正しい使い方をすれば紙を傷めず、綺麗に文字を消すことができます。
今回は、砂消しゴムの紙を傷めない正しい使い方について解説していきますね。
砂消しゴムを使うと紙が傷む?
砂消しゴムは、使い方にコツがいります。
普通の消しゴムと同じ力加減で使うと紙が大破するので注意が必要です。
せっかくボールペンで間違えた文字を綺麗に消そうと砂消しゴムを使ったのに、紙もろとも消してしまったなんてことになると悲しいですからね。
今から悪い例をお見せします。
使用した砂消しゴムは、ぺんてるの「スーパーマルチ」です。
商品自体はよく消える素晴らしい砂消しゴムなのに、普通の消しゴム感覚で使うとノートの罫線まで消し去ってしまいます。
私の腕力がいけません。
紙表面も擦れてしまっており、この上から新たに文字を書きなおしてもちょっと汚く見えてしまいます。
逆にいうと、この砂消しゴムは正しい使い方をすると本当に優秀な砂消しゴムです。すごくよく消えるので、ぜひ使ってあげてください!
紙を傷めない方法
砂消しゴムは普通の消しゴムとは違い、紙面の文字を削り取るように使用する文房具なので使い方に注意が必要です。
それでは、どのように使うと紙を傷めずにすむのでしょうか?
まず、ゴリゴリと紙に押し当てて消すことは避けましょう。
普通の消しゴムでも勢いよく消してしまうと、紙がクシャッとなってしまいますよね。
砂消しゴムの場合は、普通の消しゴムに比べてさらにゆっくりと慎重に消していくのがポイントです。
消したい文字に対して砂消しゴムのカドを押し付けてゆっくり上下左右に動かしながら消していきます。
また、紙面に対して砂消しが垂直にならないように注意が必要です。
なるべく砂消しゴムを寝かせるようにして砂消しゴムを握りましょう。
なかなか消えないからといって同じ箇所を擦り続けるのも紙にダメージを与えてしまいます。
イメージとしては、優しく紙にヤスリがけしていくようなイメージです。
ゆっくりと円を描くように少しずつ砂消しをあてていきましょう。
「消す」というよりは、「優しく削り取る」感覚がよいかもしれません。
優しいヤスリ職人になったような気分で、丁寧に文字を削り取っていきましょう。
おすすめの砂消しゴム
先ほどは普通の消しゴムのような形状の砂消しゴムをご紹介しましたが、ペン型の砂消しゴムもあるのでご紹介させていただきますね。
ぺんてるの「クリックイレーザー」という砂消しゴムです。
MONO消しゴムと比較すると、かなりフラットな作りであることがわかります。
さっそく文字を消していきましょう。
ペン型なので細かい部分が消しやすく、力加減も調整しやすいです。
普通の消しゴムのような形状だと、どうしても力が入りやすくなってしまいますからね。
いかがでしょうか!
とっても綺麗に消すことができました。
私はせっかちなのでそこまで丁寧に動かしていませんが、それでもここまで綺麗に消えました。
(みなさんは、ゆっくりと文字を消すようにしましょう。)
紙へのダメージも少なく、ノートの罫線も消えておりません。
丁寧に使えば使うほど、砂消しゴムはその本来の力を発揮してくれるはずですよ!
砂消しはばれる?まとめ
紙を傷めないで砂消しを使う方法について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 砂消しゴムは普通の消しゴム感覚で使うと紙が大破する
- 円をかくようにゆっくりと、ヤスリ職人のような気分で使用する
- ペン型の砂消しゴムは力加減の調節がしやすく、細かい部分まで消しやすい
いかがでしたでしょうか?
ボールペンの文字を消せる大変便利な砂消しゴムですが、使い方を間違えると紙を傷めるどころか紙の存在を抹消してしまいます。
私はかなりせっかちなタイプなので、もっと丁寧に砂消しゴムを使わないといけないなと反省しました。
そんな私でもペン型の砂消しゴムは文字を綺麗に消させてくれたので、ぺんてるの「クリックイレーザー」とは生涯を共に過ごそうと思います。
ぜひみなさんも砂消しゴムを正しく使って、本来の力を引き出してあげてくださいね!