勉強や仕事で長時間筆記をしていると、芯が短くなるたびにノックするのが面倒に感じませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが自動芯出しシャーペンです。
筆記中に自動的に芯が出てくるため、集中力を途切れさせることなく書き続けられます。
今回は500円台のエントリーモデルから5,000円を超える高級モデルまで、おすすめの自動芯出しシャーペン6選をご紹介します。
おすすめの自動芯出しシャーペン
最初に結論です。
自動芯出しシャーペンを購入するのであれば、オレンズネロの0.3mmがおすすめです!
- Amazonなら2000円以下で購入できる
- デザインがかっこよく低重心で書きやすい
- 自動芯出し機構が安定している
- 購入難易度が低い (探せば結構売ってる)
6種類使った結論なので信頼できるのではないかと思います。それでは比較したシャーペンを見ていきましょう!
自動芯出しシャーペンとは

自動芯出しシャーペンとは、筆記時に自動的に芯が出てくる機能を持つシャープペンシルです。
従来のシャーペンのように芯が短くなるたびにノックする必要がありません。
筆記中に芯が消耗すると、書く動作と連動して新しい芯が自動的に繰り出されます。
この機能により、長時間の筆記作業でも集中力を維持できます。
特に勉強や仕事で大量の文字を書く方にとって、作業効率の向上が期待できます。
ノックの手間が省けることで、思考の流れを妨げることなく書き続けられるのが最大の魅力です。
各社で異なる機能と仕組み
自動芯出し機能は「自動芯出し機構」や「オートマチック機構」など、メーカーごとに名称が異なります。
主流となっているのは「パイプで芯を保護しながら少しずつ出す仕組み」です。
この方式では筆記時にペン先のパイプ部分が紙面と擦れる感覚があります。この独特な書き心地がちょっと苦手だという方も少なくありません。
ただし、三菱鉛筆のクルトガダイブは搭載されている「クルトガエンジン」の動きを応用して芯を繰り出す仕組みになっています。
紙面にペン先が当たる力を利用して芯を出す独自の仕組みです。そのため、パイプを紙面に引きずることなく滑らかな筆記が可能です。
従来の自動芯出し機能の書き心地が苦手な方は、クルトガダイブを試されてみると良いかもしれません。
詳細な機構の仕組みは各社の公式サイトを参照されてください。


自動芯出し機能があるシャーペン一覧

メーカー/品名 | サイズ | 重量 | 価格(税込) | 特徴 |
サンスター文具 ノクフリー | 14×146×10mm | 約12g | 495円 | ノックフリー方式、軽量設計、エントリーモデル |
オート(OHTO) ノノック(no-noc) | 12×144mm | 20g | 550円 | ポップなカラー、アルミ・真鍮素材、日常使い向け |
ぺんてる オレンズAT | 12×11×136mm | 15g | 2,200円 | デュアルグリップ、オレンズシステム、低重心設計 |
ぺんてる オレンズネロ | 12×10×143mm | 18g(0.5mmは17g) | 3,300円 | 12角形軸、3芯径展開、ガイドパイプ保護 |
三菱鉛筆 クルトガダイブ | 13.7×17.2×147mm | 19.2g | 5,500円 | キャップ式、クルトガエンジン、4つの機能搭載 |
パイロット S30(エスサーティ) | 10.8×146mm | 21g | 3,300円 | 樹脂含浸カバ材、高級感デザイン、2024年廃盤 |
おすすめの自動芯出しシャーペン6選(価格順)
商品①ノクフリー

最もリーズナブルな自動芯出しシャーペンとして注目の1本。
PMMA・PC素材を使用した軽量ボディで、約12gの軽さが特徴です。
自動芯出し機能付きでありながら500円以下という価格設定はかなり魅力的です。
やわらかな書き心地で、芯先の沈み込みを感じにくい設計になっており、初めて自動芯出しシャーペンを試したい方におすすめです。
軽量でライトな書き心地は人によって好みが分かれるかもしれません。

商品②ノノック(no-noc)

アルミニウム・真鍮・SK材を使用した20gのしっかりとした重量感が特徴です。
ポップなカラーリングが可愛らしく、日常使いに適したデザインです。
比較的手に取りやすい価格帯で自動芯出し機構を試せます。
持ちやすい軸径12mmで、長時間の筆記でも疲れにくい設計と自動芯出しの機能で思考を中断せず筆記に集中できます。
芯先の沈み込みを感じやすいので、気になる方は試し書きをしたうえで検討されてください。

商品③オレンズAT

真鍮・ナイロン+鉄・ABS・鉄を使用したデュアルグリップが特徴の1本。メタルの重量感とラバーのグリップ感を両立したデザインが魅力です。
オレンズシステムと自動芯出し機構の組み合わせで、快適な書き心地を実現しています。
低重心設計でホールド感も良好です。オレンズネロと比較して購入しやすい価格設定も魅力です。
ただし、芯径は0.5mmのみの展開となっています。

商品④オレンズネロ

0.2mm・0.3mm・0.5mmの3種類の芯径から選べる高級モデルの1本。
12角形軸が特徴的で、真鍮製のしっかりとした低重心設計と芯が折れないガイドパイプが魅力です。
圧倒的にスタイリッシュなデザインが、所有欲も満たしてくれます。
0.5mmが最も違和感なく使用できる芯径ですが、極細の芯径展開もあり好みに応じて選べます。
パイプが紙面に擦れる感じの書き味は好みが分かれるかもしれません。

商品⑤S30(エスサーティ)

樹脂含浸カバ材を使用した21gの重厚感あるモデル。まるでアクセサリーのような美しいデザインが特徴です。
木目の美しさやデザイン面で話題になることが多いため、自動芯出し機能付であることを知らない方も多いかもしれません。
独自のオートマチック機構により、ブレの少ない安定した書き心地を提供しています。
高級感のあるデザインで、ビジネスシーンでも映える大人のための1本です。
2024年に廃盤となっているため、入手はお早めにおすすめします。

商品⑥クルトガダイブ

クルトガエンジンと自動芯繰出機構を搭載した、キャップ式の高級モデルです。
一見するとシャーペンには見えないデザインで、ビジネスシーンでも浮かずに利用できそうです。
「書くことにのめりこむ」をコンセプトとした疲れにくい設計で、優しい書き心地を実現しています。
クルトガエンジンの動きを利用して芯を繰り出すため、パイプが紙面に擦れる従来品の筆記感が苦手な方におすすめの1本です。

自動芯出しシャーペンのおすすめ まとめ
自動芯出し機能付のシャーペンについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 価格重視なら「ノクフリー」「ノノック」:500円台で自動芯出し機能を体験できる入門モデルとして最適です
- バランス重視なら「オレンズAT」:2,200円で高機能とコストパフォーマンスを両立した中級モデルです
- 高級志向なら「オレンズネロ」「クルトガダイブ」:3,000円以上の価格帯で最高の書き心地と機能性を提供します
自動芯出しシャーペンは一度使うと手放せなくなる便利さがあります。
初めての方はノクフリーやノノックなどの500円台モデルから始めてみるのがおすすめです。
一度試して書き心地が苦手だった方も、メーカーを変えてみるとまた違った感想を持てるかもしれません。
ノックの手間から解放される快適な筆記体験、1本持っておくと便利な機能をぜひ一度お試しください。
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