みなさんは、ご家庭で製本する経験がございますか?
最近では個人でオリジナルのものを作成するのにも便利な時代となってきました。
そんな中で、今回はホッチキスを使ってお手軽に製本する方法をご紹介していきたいと思います。
ホッチキスで製本する方法
ホッチキスで製本する方法は、主に2パターンあります。
平綴じと中綴じです。
1つ目は、「平綴じ」で製本する方法です。
紙の端から5mmほどあいた箇所を2、3箇所綴じて製本します。
単純にホッチキスで綴じるだけなのでお手軽な方法です。
しかし、冊子を開いた際、紙の端の方が見えなくなってしまうで、見開きのデザインなどには不向きです。
2つ目の方法は、「中綴じ」で製本する方法です。
ページを開いた中央部分を2、3箇所綴じる方法となります。
平綴じに比べて、中綴じ専用のホッチキスを使ったり、普通のホッチキスを180度開いて使ったりと、少し綴じ方に工夫がいる方法ではあります。
また、見開いた中央を綴じる製本方法であるため、あらかじめ綴じる書類はそれをふまえて印刷しておく必要があります。
平綴じで製本する
平綴じは、「ひらとじ」と読み、非常に簡単な製本方法です。
画像のように、綴じたい書類を重ね合わせて、紙の端から5mmほどあけた箇所を2、3箇所綴じます。
あまり中央寄りに綴じてしまうと、冊子の端が折れ曲がりやすくなるので注意が必要です。
見開いた際に見えづらくなるのを避けるために、紙の端ギリギリで綴じてしまうと、針が外れてしまう恐れもあります。
なるべく紙の端から5mmほどあいた箇所を止めるようにしましょう。
ホッチキスで閉じた後は製本テープを使うとキレイになりますよ!
平綴じに使用するホッチキスは、ご家庭にある普通のホッチキスで問題ありません。
私のおすすめは、MAX社の「Vaimo11」です。
ホッチキスといえばこれですね。
すみません、「Vaimo11」大好きなんです。
11号針で大き目サイズの針なので、枚数が多くてもしっかり綴じてくれます。2-40枚綴じられるのも魅力です!
軽い力ですんなり綴じられるので、何冊か製本する際にも手が疲れにくく、おすすめですよ。
あと、何より赤のカラーが作業意欲を高めてくれます。
中綴じで製本する
続いては、中綴じで製本する方法をご紹介します。
中綴じは、「なかとじ」と読み、平綴じに比べて綴じる書類を作成する段階から注意が必要です。
画像のように、見開いた書類の中央部分を綴じるので、見開きで左右2ページ分として書類を印刷しておく必要があります。
中綴じをする方法は、中綴じ専用のホッチキスを使用する方法と、180度開くホッチキスと消しゴムを使用する方法の2種類あります。
180度開くホッチキスと消しゴムを使って中綴じする方法は、こちらをご参考になさってみてくださいね。
今回は、こちらの「まわるホッチキス」を使用して中綴じしていきたいと思います。
キレイに中綴じしたい場合は専用の中綴じホッチキスを使うといいですよ。
長いタイプの中綴じ専用ホッチキスの使い方は、こちらの記事を参考にされてください!
それでは、回るホッチキスを使っていきます。
白いマガジン部分を90度回転させ、中綴じしたい書類の中央にホッチキスを添わせます。
そのままガチャンと綴じれば、中綴じ完了です。
この方法で上と下、2箇所ほどを綴じましょう。
回るホッチキスはダイソーでも買えるので、よかったらチェックしてみてくださいね!
ホッチキスで製本する方法まとめ
ホッチキスで製本する方法について解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- ホッチキスで製本する方法は、平綴じと中綴じの2種類ある
- 平綴じは簡単に製本できるが、見開きデザインなどには不向き
- 中綴じは少し工夫のいる製本方法だが、見開きデザインなどにも適している
いかがでしたでしょうか?
近頃、DIYブームや手帳ブームなどやってきておりますが、ご自宅で簡単に製本できると活動の幅も広がりますよね。
ご自宅にプリンターがなくとも、今はコンビニでの印刷も可能なので、お手軽にオリジナルの冊子を作成することができます。
私も、ホッチキスをうまく使って、大好きなペットたちの写真集でも作ってみようかなと思います!