ドクターグリップシリーズ第6弾!ドクターグリップフルブラックの真相に迫っていきます!全身黒色でまとめられた何やらかっこいい見た目には、思いもしなかった使い心地が秘められていました…。そして最後には、ドクターグリップシリーズの原点、ドクターグリップクラシックとも比較していきます。
ドクターグリップフルブラック
今回ご紹介するのは、パイロットから発売されている「ドクターグリップフルブラック」です。
ドクターグリップという名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなドクターグリップには大きな特徴が2つあります。
1.首・肩・腕に負担をかけない
ドクターグリップの見た目の特徴、それは太さです。
無理せず握れて、負担なく筆記できるように人間工学に基づいて作られた太さになっているんです。
加えて、ムニムニとしたラバー素材のグリップが衝撃を吸収してくれます。
書くという行為にとことん向き合っているシャーペンと言えますね。
2.振るだけで芯が出る
ドクターグリップを語る上で外せないこと、それは「フレフレ機構」です。
シャーペンの持ち手を変えることなく、振るだけで芯が出るパイロットが独自開発した機能のこと。持ち手を変える必要がないので、筆記に集中できるという優れもの
この機能、本当に便利なんです。軽い力で振るだけで芯が出てきてくれます。
ちなみに、フレフレ機構を使わずキャップをノックするだけでも芯を出すことができます!
そんなドクターグリップですが、現在7つも種類があります。
- ドクターグリップクラシック
- ザ・ドクターグリップ
- ドクターグリップエース
- ドクターグリップGスペック
- ドクターグリッププレイバランス
- ドクターグリップフルブラック
- ドクターグリッププレイボーダー
その中でも今回は、従来のドクターグリップよりも高級感がアップした「ドクターグリップフルブラック」をご紹介していきます。
まずは基本情報から。
価格 | ¥935(税込) |
芯径 | 0.5mm |
カラー | ブラック/シルバー/ボルドー/ブルー |
販売場所 | ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天 |
次に見た目についてです。
こちらが全体像です。筆者が持っているのはカラーリングがシルバーのフルブラックです。
全体的にブラックでかっこいいですね。高級感がすごいです。
ちなみに、中央のボディとグリップを分けている部分の色がカラーリングによって異なります。
その他、キャップやボディ、ペン先の色はどのカラーリングでもブラックになります。
これがフルブラックと言われている理由ですね。
こちらはキャップとクリップ部分。
キャップのマットな質感と金属製クリップの光沢感とのコントラストが素敵です。
こちらはグリップ部分、
ドクターグリップならではのラバー素材のグリップです。黒色なだけに、埃やチリが目立ちやすいのが少し残念です。
こちらはペン先。
マットブラックのペン先でめちゃくちゃかっこいいです。
サイズ感は短く小さめです。
大人のイケてるドクターグリップ
ドクターグリップフルブラックの特徴、それはこのオールブラックの見た目です。
前述しましたが、とにかくブラック。ですが、要所要所に洗練された金属感があり、とっても高見えします。
¥1500ぐらいの値段のシャーペンに見えます。
ドクターグリップと言えば、ポップなカラーやプラスチックの軽やかな素材を使っているイメージが強いので、ドクターグリップフルブラックはとても異彩を放っているように思います。
大人の人も堂々と持つことができる最高にクールなドクターグリップです。
2層構造のグリップ
見た目だけではなく、見えないところまでこだわっているのがドクターグリップフルブラック。
グリップを分解してみると、内側にもう1つグリップがあることがわかります。
内側グリップは手に優しくフィットする柔らかさで、長時間使っても疲ないようにサポートしてくれます。
一方、外側のグリップには適度な弾力があり、安定感につながっています。
これら2つのラバー素材のグリップのおかげで、より疲れにくく、より使いやすいドクターグリップになっています。
この2層構造のグリップは、同シリーズのドクターグリップGスペックにも用いられています。
ドクターグリップGスペックについては、こちらで詳しく解説しています。
ドクターグリップフルブラックの使い心地
それでは早速、ドクターグリップフルブラックを使っていきましょう。
コントロールしやすく細かい字が書ける
使ってみて驚いたのは、見た目に反してとても繊細な筆記が可能だったということです。
0.5mmなのですが、0.3mmと0.4mmの間の文字を書いているかのような感覚になりました。
それも、程よく重みがあるので滑らかに書くことができます。
見た目がどっしりしているので、とてもギャップを感じました。
さらに、とてもコントロールしやすいです。自分の動かしたいようにシャーペン自体が付いてきます。
ペン先が短く小さいので不安に思っていましたが、とても気持ち良い筆記が可能です。
おまけに、マットブラックのペン先のおかげで筆記地点がとても見えやすいです。
白色の紙面とコントラストが生まれて、今自分が書いている地点が明瞭になります。
光沢もないので反射がなく、変に気が紛れず集中力が続く感じがありました。
ただただ見た目がかっこいいだけではなく、意味あるブラックなのだと思います。
総じて、とてもパフォーマンスの高いドクターグリップだと思います。
正直、見た目の良さに全振りしていると思っていたので(ごめんなさい)、感動しました。
至高の握り心地
もう本当にグリップの握り心地が最高でした。唯一無二の握り心地です。
柔らかくて指が痛くなりにくいのですが、しっかり硬さもあるので安定感もバッチリ。
これが2層構造のグリップの力かと感心しました。
言葉で表現するのが本当に難しいのですが、とにかく最高のグリップです。
ぜひとも握っていただきたいです!
ドクターグリップGスペックと激似
先ほど、同じ2層構造のグリップを持つドクターグリップGスペックに触れましたが、なんと書き心地がそっくりだったんです。
まさかと思って見た目を比較してみると、こんな感じになりました。
カラーリングの違いこそあれど、シャーペンの作り、長さ、ペン先のサイズ感、そっくりであることが分かります。
公式サイトには何も書かれていませんが、もしかすると2層のグリップだけではなく、その他の内部構造もドクターグリップGスペックと同じなのかもしれません。
個人的にドクターグリップシリーズの中で一番好きなのがドクターグリップGスペックなので、とても嬉しいですね。
そりゃ使いやすいわけです!
ドクターグリップGスペックについて、もっと知りたい方はこちらから。
ドクターグリップフルブラックとクラシックの違い
次に、ドクターグリップシリーズの原点として名高い「ドクターグリップクラシック」と比較してみます。
ドクターグリップクラシックについて詳しく知りたい人はこちら。
まずは基本情報から。
ドクターグリップフルブラック | ドクターグリップクラシック | |
(税込) 価格 | ¥935(税込) | ¥605(税込) |
芯径 | 0.5mm | 0.3mm/0.5mm |
カラー | ブラック/シルバー/ボルドー/ブルー | 0.3mm:ブラック/クリアベージュ/ ノンカラー 0.5mm:アイスブルー/アイスピンク/ アイスグレー/アイスホワイト |
販売場所 | ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天 |
価格差¥330と、かなり差があることが分かります。
また、ドクターグリップフルブラックの芯径展開が0.5mmだけなのが悔やまれるところですね。
次に見た目を比較していきます。
素材感が違うのはもちろんなのですが、長さに大きな違いがあります。
ドクターグリップフルブラックの方がひと回り短いですね。
よく見るとグリップの長さは同じですが、グリップから上の部分とペン先が短いです。
よりコンパクトになったことで持ち運びもしやすいですね。
次に使い心地について比較していきます。
両方とも、とても滑らかな筆記をすることができます。
ですが、ドクターグリップフルブラックの方がより小回りが効き、細かい字を気持ち良く書ける感じがしました。
握り心地にも違いを感じ、ドクターグリップフルブラックの方が、より指が包み込まれるように感じました。
¥330も差があるので当たり前ではあるのですが、よりカッコいい見た目や使い心地が良いという人は、断然ドクターグリップフルブラックをおすすめします。
もちろん、ドクターグリップクラシックも良いシャーペンであることには間違いありません!
ドクターグリップフルブラックのまとめ
今回はパイロットのドクターグリップフルブラックについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- オールブラックでかっこいい大人のドクターグリップ
- 使い心地も最高
- 全体の作りや使い心地がドクターグリップGスペックと激似
ドクターグリップフルブラック、いかがでしたでしょうか。正直、見た目に全力を注いでいるんだろうな〜と呑気に思っていた自分が恥ずかしくなるぐらい、使い心地も最高の素晴らしいシャーペンでした。ハイスペックすぎるドクターグリップフルブラック、ぜひ使ってみてください!
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