ドクターグリップシリーズ第2弾!今回はザ・ドクターグリップについて迫っていきたいと思います。ドクターグリップシリーズの中でもハイエンド(高価格・高性能)と謳われているその実力とは!?そこには使ってみると納得の機能が備わっていました…。
ザ・ドクターグリップ
今回ご紹介するのは、パイロットから発売されている「ザ・ドクターグリップ」です。
ドクターグリップという名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなドクターグリップには大きな特徴が2つあります。
1.首・肩・腕に負担をかけない
ドクターグリップの見た目の特徴、それは太さです。
無理せず握れて、負担なく筆記できるように人間工学に基づいて作られた太さになっているんです。
加えて、ムニムニとしたラバー素材のグリップが衝撃を吸収してくれます。
書くという行為にとことん向き合っているシャーペンと言えますね。
2.振るだけで芯が出る
ドクターグリップを語る上で外せないこと、それは「フレフレ機構」です。
シャーペンの持ち手を変えることなく、振るだけで芯が出るパイロットが独自開発した機能のこと。持ち手を変える必要がないので、筆記に集中できるという優れもの
この機能、本当に便利なんです。軽い力で振るだけで芯が出てきてくれます。
ちなみに、フレフレ機構を使わずキャップをノックするだけでも芯を出すことができます!
- ドクターグリップクラシック
- ザ・ドクターグリップ
- ドクターグリップエース
- ドクターグリップGスペック
- ドクターグリッププレイバランス
- ドクターグリップフルブラック
- ドクターグリッププレイボーダー
その中でも、今回は「ザ・ドクターグリップ」をご紹介していきます。
まずは基本情報からです。
価格 | ¥1045(税込) |
芯径 | 0.3mm/0.5mm |
カラー | 0.3mm:ブラック/ガンメタリック/オレンジ 0.5mm:ダークグレー/ネイビー/オリーブ/ボルドー/シルバー |
販売場所 | ロフト/東急ハンズ/文房具店/Amazon/楽天 |
詳しくは公式サイトをご確認ください。
次に全体像を見ていきます。こちらは筆者が持っている芯径0.5mm、カラーは限定色のザ・ドクターグリップです。
ドクターグリップを象徴する太さはそのままに、金属部分がマットな質感で落ち着きある1本になっています。
キャップ近くの部分には、ドクターグリップクラシックと同様に穴が空いている部分が付いています。
キーホルダーなどを付けられそうです。
グリップ部分はこんな感じ。
こちらもドクターグリップならではのラバー素材のグリップが付いています。
こちらはペン先。
形自体はこれぞドクターグリップといった感じですが、質感がマットでとても高級感があります。
『深化した』ドクターグリップ
ザ・ドクターグリップは、通常のドクターグリップよりもさらに「深化した」と言われています。
深化したところは大きく2つ。
フレフレ機構をオフにする「フレフレロック」を搭載
前述しましたが、ドクターグリップには、シャーペンをフルだけで自動で芯が出るフレフレ機構が搭載されています。便利なシステムなのですが、持ち運び等の揺れや衝撃でペンケース内で芯が出てしまうという問題も起こっていました。
その問題を解決したのが「フレフレロック機構」です。
写真のように、「FURE FURE LOCK」付近にある線をグリップ上部の窪みに合わせるとロックがかかります。
結果、振っても芯が出てこず、ペンケースの中が汚れるという心配が解消されました。
フレフレ機構の音が半分に
かねてより、フレフレ機構使用時の「カチカチ」という音が気になるポイントでした。
しかし、ザ・ドクターグリップは従来のものと比べて、出る音の大きさが半分になっているんです。
音に敏感な人にとってはめちゃくちゃ嬉しい機能ですね。
進化ではなく「深化」という言葉が選ばれているところに、ドクターグリップの良さはそのままに、疲れにくさをもっと深掘りしていったパイロットの心意気を感じられます。
ザ・ドクターグリップの使い心地
実際にザ・ドクターグリップを使ってみました。
書き心地はドクターグリップクラシックと大差なし
ドクターグリップシリーズには、その原点である「ドクターグリップクラシック」があります。
それと今回のザ・ドクターグリップは使い心地に大差を感じれらませんでした。
疲れにくいのはもちろんのこと、濃く滑らかな字を書くことができます。
ペン先の長さや形も同じなので、それはそうかなという感じです!
ドクターグリップクラシックについては、こちらで詳しく解説しています。
めっちゃ静か
使っていて本当に素晴らしいと思ったのは、音です。
本当に静かなんです。嬉しい…。
前述しましたが、ザ・ドクターグリップは従来のものと比べてフレフレ機構使用時の音が半分になるように設計されています。
「たかが半分か〜」と思っていたら、これが大違い。かなり音が小さくなりとっても快適に使えるようになりました。
さらにフレフレ機構をオフにすると、もっと音が鳴らなくなります。
このおかげで、メンタル的により使いやすくなりましたし、シーンを選ばずドクターグリップを使えるようになったと思います。
グリップに付いたチリや埃が目立ちやすい
こればっかりはラバーグリップの宿命であるとも思うのですが、チリや埃がよく付きます。
そして色によっては結構目立ちます。使用する分には何も問題ないのですが、定期的に掃除したくなりますね。
筆者は水で洗ったり、マスキングテープでペタペタしたりしてチリや埃を取っています!
ザ・ドクターグリップを分解してみた
せっかくなので、ザ・ドクターグリップを分解してみました!
※器具等を使わず手だけでできる範囲の分解です。
結果、5つのパーツに分解することができました。どシンプルですね。
こう見ると、本当に分厚いラバーグリップであることが分かります。
ドクターグリップクラシックは、芯を入れる筒も分解できたのですが、ザ・ドクターグリップはボディと合体しているため、手だけでは分解できませんでした。
ザ・ドクターグリップのまとめ
今回はパイロットのザ・ドクターグリップについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- フレフレ機構をオフにする機能付き
- 従来よりも半分ぐらい音が小さい
- 書き心地はドクターグリップクラシックと大差なし
パイロットのザ・ドクターグリップいかがでしたでしょうか。個人的には、カラーリングがとてもおしゃれでペンケースから見えるとテンションが上がる1本でもあります。繰り返しになりますが、なんと言っても静音設計が嬉しすぎます。ドクターグリップクラシックと比べて¥400ほど高くなりますが、その分の価値はあるなと思っています。ぜひ、使ってみてほしいです!
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