急いでいるときに限って芯が折れるのってどうしてなんでしょう。ここぞという時に限って芯が折れてしまうのってどうしてなんでしょう。今ここに、これらの現象を解決してくれるシャーペン、「オ・レーヌシールド」が参上しました。その力どれほどものなのか、お手並み拝見させていただきましょう。
プラチナ万年筆のオ・レーヌ
今回は「折れないシャープペンシル」と名高い、プラチナ万年筆の「オ・レーヌシールド」をご紹介していきます!
まずは基本情報から。
あらゆる「折れない」に特化
シャーペンを使っていると必ずぶち当たる問題ってありますよね。
そうです。「芯が折れる」という問題です。
今回ご紹介するオ・レーヌシールドは、この「芯が折れる問題」に徹底的に対抗するすごいシャーペンなんです。
名前にオ・レーヌ(折れぬ)と入っていることからも、その強さが伺えますよね。
どうのような「折れる」にどのような仕組みで対抗しているのかご紹介していきます。
筆圧からくる「折れる」を防ぐ
筆圧が強くて普通のシャーペンだと芯が折れてしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。
まずは、この折れる問題を解消してくれます。
強い筆圧がかかると中のスプリングが動いて芯がスライドし、衝撃を吸収してくれるんだそう。
ポキポキと芯が折れるって相当ストレスですよね。
オ・レーヌシールドであれば、その煩わしさから解放してくれそうです。
衝撃からくる「折れる」を防ぐ
筆圧によって芯が折れるのを防ぐだけではないんです。
うっかりシャーペンを落としてしまうといった、外からの衝撃からも芯を守ってくれるんです。
筆者も経験あります。うっかり落としてしまって中の芯が折れてしまっていたこと。
なんか無念…って気持ちになりますよね。
このやるせなさからも解放されるなんて感激です。
それを可能にしているのが、以下の3つの機能。
- オ・レーヌガード
- オ・レーヌシールド構造
- 先端収納
①と②に関しては何かの必殺技みたいですが、とにかくこの2つの機能で芯が折れるのを防いでくれます。
まず、①オ・レーヌガードで芯をフルガードして衝撃から芯を守ります。
次に、②オ・レーヌシールド構造が働き、衝撃を芯に伝わりにくくしています。
どうですか…。まさに鉄壁のようなガードが施されています。
そして③先端収納の機能で、使わない時は芯とペン先を収納。
ペン先を収納してしまえば、折れる心配も皆無ですね。
加えてペンケース内が汚れにくくなるのもポイント高いです。
ここまで「折れない」に特化したシャーペンはないのでしょうか。この徹底ぶりには完敗です。
芯を最後まで使い切る
オ・レーヌシールドのすごいところは折れないだけではないんです。
なんとギリギリまで芯を使うことができるんです!
シャーペンって最後1.5cmほど芯が使えずに出てきてしまいますよね。
筆者も何度もったいないと思ったことか…。
この問題をオ・レーヌシールドは解決してくれるんです。
搭載されている「ゼロシン機構」によって、なんと残り0.5mmになるまで書き続けられるんだそう!
これ、めちゃくちゃ感動的ではないでしょうか。
ですが1つ注意点があります。
このゼロシン機構発動には、次の芯が補充されていることが条件です。
定期的に芯を補充する癖をつけたいですね。
全体像はこんな感じ
こちらが筆者が持っているオ・レーヌシールドです。カラーはメタリックブルー。
シュッとしてストレートなボディです。
メタリックというだけあって、上品な艶があります。
ですが素材はプラスチックです。金属ではありません。
持った感じも軽めですね。
グリップ部分はこんな感じ。
ラバーが付いていて、持つところが若干窪んでいます。持ちやすそうです。
ペン先はこんな感じ。
流行りのガイドパイプはありませんが、丈夫そうな金属部分から芯が出ています。
また、折れるのを防ぐためのバネも見えています。
全体的に無骨で強そうで、「折れない」という機能にぴったりの見た目だと感じました。
オ・レーヌシールドの使い心地
実際にオ・レーヌシールドを使ってみました。
安定して書けるが少しもたつく
芯が多くの機構で守られていることもあり、ペン先から下の安定感がすごいです。
多くの機構が集まっているため重みがペン先付近に集まり、低重心になっているのも安定感につながっているようです。
おかげで、筆圧をかけても大丈夫なんだなと安心できる感覚があります。
加えて、視認性が良いです。
ガイドパイプは付いていませんが、ペン先がぐっと細くなっているので筆記地点の視界を遮りません。
また、折れないシャーペン特有のペン先が紙に沈み込む感じが少ないのが高ポイントでした。
ですが、一般的はシャーペンと比べると、次の文字を書きに移るときにもたつきを感じました。
まとめると、めっちゃ書きやすい!ということもありませんが、書きにくい!ということもなかったです。
角度によって折れにくさが変わる
次に肝心の折れにくさについてです。
筆圧から起こる「折れる」についてレビューしていきます。
結論から言うと、一般的なシャーペンと比べると断然折れにくいですが、書くときの角度によっては普通に折れてしまうことがありました。
これぐらいの角度なら、かなりの力を込めても折れることはありませんでした。
ですが、これぐらいペン先を寝かすと、普段の筆圧より少し力を入れただけで折れてしまいました。
シャーペンの持ち方は人それぞれ違うので、ぜひ参考にしてみてください。
正直なところ、折れないことに対して期待値が高くなっていただけあり、少し物足りないなと思ってしまいました。
ですが、¥220という安さでここまで折れないシャーペンというのは素晴らしいと思います。
本当に最後まで芯を使える
これは検証するしかない!ということで、実際に試してみました。
これぐらい長さの芯を入れて、どこまで使うことができるか試してみました。
本当に本当に驚きました。なんと全部使い切れたんです…。
なかなか書き終わらないので不思議に思いノックしてみると、まさかの2本目の芯に突入していたんです。
つまり、綺麗さっぱり芯を使い切り、知らぬうちに次の芯で文字を書いていたということです。
これは本当にすごいと思います。
ほんの少しは残るだろうと思っていたのですが、跡形もなく使い切ることができました。
芯を買うのって意外とめんどくさいですし、お金もかかります。
シャーペンを使う機会が多い学生さんにはめちゃめちゃ嬉しいポイントなのではないでしょうか。
先述しましたが、ここまで芯を使うためには、
少なくとも2本以上の芯が入っていることが条件です!
詰まらない程度に芯を入れておくようにしましょう!
ダイソーでも買える?
ここまでご紹介してきたオ・レーヌシールドなんですが、なんとダイソーで購入することができるんです。
なんと種類は2種類も。
1.オレーヌ/オレーヌグラマーミニ
価格 | ¥110(税込) |
芯径 | 0.5mm |
カラー | オレーヌ:ホワイト/イエロー/ブルー オレーヌグラマーミニ:ブラック |
オ・レーヌシールドとデザインが大幅に異なり、ぽってりとしたボディが特徴です。
また、パキッとしたカラーリングも目をひきます。
2.オ・レーヌプラス
価格 | ¥110(税込) |
芯径 | 0.5mm |
カラー | ホワイト/ブラック |
こちらはオ・レーヌシールドと見た目はとても似ています。
追加の機能として、落下の衝撃から更に芯を守る「芯タンクガード」が搭載されています。
ちなみに、オ・レーヌプラスは原産国は韓国。
オ・レーヌシールドとオレーヌは日本が原産です。
まさかこんなに優秀なシャーペンがダイソーにあるとは…。
手軽に折れないシャーペンが手に入るってとっても嬉しいですよね。
¥110と¥220の差は、デザインにあると思います。
やはり¥220の方がカッコいいですね。
デザインにこだわりがないという人は、機能がほとんど変わらないダイソーのオ・レーヌシリーズでも十分だと思います!
筆者の家の近くにあるダイソーには取り扱いがありました。
ダイソーのアプリから取り扱いや在庫状況がわかるので、ぜひ確認してみてください。
あとがき
今回はプラチナ万年筆のオ・レーヌシールドについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- 「折れない」に特化したシャーペン
- ギリギリまで芯を使える
- ダイソーで購入できる
オ・レーヌシールド、いかがでしたでしょうか。筆者的には折れないというより、芯をギリギリまで使える点にとても魅力を感じました。また、高級万年筆のイメージがあるプラチナ万年筆から、オ・レーヌシールドような低価格シャーペンが発売されていたことにも驚きがありました。気になる方はぜひ試してみてくださいね。
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