フレフレオプト、名前を聞くだけではどんなシャーペンか想像できない人も多いかもしれません。ですが、絶対誰しも1度は目にしたことがあるはず!そんなフレフレオプトをご紹介していきます。最後には、フレフレオプトのある問題点「黄ばみ」にも迫っていきます。
パイロットのフレフレオプト
ぽってりとしたフォルムとズシっとした重みを感じられるこのシャーペン、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そう、今回ご紹介するのはパイロットのフレフレオプトです!
筆者とフレフレオプトの初めての出会いは中学生の時です。
何かのイベントのノベルティとしてフレフレオプトが配られていました。
ノベルティで配られる文房具類の使い心地にあまり期待できないものが多い中で(個人的な感想です)、「なんだこの書き心地は!?」とびっくりした記憶があります。
そんなフレフレオプトを徹底レビューしていきます。
まずは基本情報から。
ぽってりしたボディ
こちらが全体像です。筆者が購入したのはウォーターという柄です。透け感のある水色と緑色の配色がとっても爽やかです。
フレフレオプトは全て柄が入っています。どの柄もベーシックで、流行に左右されずずっと使い続けたくなるものばかりです。
グリップ部分はこんな感じ。シリコンラバーでできています。
ペン先はこのような感じになっています。
長さは約1.9cmと少し短めかなという印象です。先端に最近流行りのガイドパイプは付いておらず、ボールペンのようになっています。
太めのボディにちょこっとt付いているペン先が少しアンバランスで可愛いです。
フレフレ機構搭載
フレフレオプトにはその名にあるように「フレフレ機構」が搭載されています。
【そもそもフレフレ機構って?】
パイロットが開発したシャーペンをフルだけで芯が出るという仕組みのこと。
ノックのために持ち手を変える必要がないため、筆記に集中できるという優れもの。
ノック派の人には慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、慣れるととっても便利な機能なんです!
※もちろん、普通にノックしても使うことができます。
フレフレオプト以外にも、ドクターグリップにも搭載されています。
ドクターグリップについても紹介しているので、気になる人はこちらから。
【ドクターグリップの関連記事】
10万回挟んでも壊れない最強クリップ
フレフレオプトを特筆する上で欠かせないのはこのクリップ。
バネが付いていて、クリップ上部を押すと挟むことができます。
バネの力でしっかり掴んでくれるので、簡単に滑り落ちるということは無さそうです。
パイロットの公式サイトによると、なんと10万回挟んでも壊れないとのこと!
10万回ですよ!?具体的にイメージするのが難しいですが、とにかく壊れないことは伝わってきます。
ペンケースを持ち歩けず、なおかつ頻繁にシャーペンを使用する人にはピッタリだと思います。
フレフレオプトの使い心地
それでは実際に使っていきましょう。
¥220とは思えぬ書き心地
本当になめらかに筆が進みます。
書くたびに芯がぬるぬるとすり減っていくのが分かります。
フレフレオプト自体にとても重さがあるので、力を入れずとも濃い字を書くことができます。
濃い字が好きな人にはとってもおすすめです。
筆記地点の視認性はまずまずといったところで、細かい字も少し書きにくいです。これはペン先の構造上、仕方ないですね。
製図といった小回りを必要とする用途には向かないかもしれませんが、文字を書くといった一般的な筆記にはピッタリだと思います。
この書き心地が¥220と思うと本当にすごいです。
パイロットの並々ならぬ企業努力を感じます。
ラバーグリップが秀逸
個人的に推したいのが、このラバーグリップ。絶妙な硬さで持ちやすいんです。
ラバーグリップの中には、ぷにぷにしすぎて指がグリップに沈み込み、しっかり持てないものもあります。
フレフレオプトのグリップはしっかり衝撃を吸収してくれる柔らかさもありつつ、指を固定してくれる弾力性もあります。
トップレベルに持ち心地が良いグリップだと思いました。
手が疲れやすい
マイナスのポイントになりますが、手が疲れやすいと感じました。
フレフレオプトにはどっしりとした重みがあるため、長時間書いていると手がだるくなってしまいました。
また、手が疲れる要因として、筆者の手にフレフレオプトが太すぎるということも挙げられます。
普段から太めのシャーペンを使っている人には問題ありませんが、好んで細いシャーペンを使っている人にはこの太さに慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
黄ばみが出るって本当?
フレフレオプトの1つの懸念点。それはグリップに黄ばみが出てしまうことです。
フレフレオプトのグリップはシリコンラバーという素材でできており、素材の性質上いたしかたないことでもあるんです…。
シリコンラバーが黄ばんでしまう主な要因をまとめました。
【黄ばみが出る主な要因】
- 紫外線による劣化
- 長期間の使用による素材の化学変化
シャーペンを使っているときにいちいち紫外線なんて気にしてられませんし、人によってはシャーペンを1日何時間も使うと思います。
つまり、毎日普通に使っていても、黄ばみは避けて通れないということです…。
気休め程度かもしれませんが、解決策もご紹介します。
【解決策】
- 酸素系漂白剤で洗う
※紫外線による劣化のみに有効。素材の化学変化による黄ばみには効きません。 - 黒色のラバーグリップのフレフレオプトを使う
黄ばみという懸念点があるフレフレオプトですが、¥220とは思えないほどの書き心地であることは間違いありません。
一つの妥協点として考えてもらえると良いかなと思います!
あとがき
今回はパイロットのフレフレオプトについて紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- ¥220とは思えない書き心地
- グリップの握り心地が秀逸
- シリコンラバー製のグリップなので、使っていると黄ばみが出る
パイロットのフレフレオプト、いかがでしただしょうか。本当に¥220というのが信じられないぐらい使いやすいシャーペンでした。黄ばみが出てくるのが唯一の難点ではありますが、¥220という安さを念頭に置き、黄ばみが気になってきたら新しい柄を買ってみるという楽しさに繋げていきたいと思います!
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