クルトガは発売当初から生産が追い付かないほどの売り上げを記録した、三菱鉛筆の大人気シャープペンです。
誰もが知るシャープペンの代表商品のような存在ですが、今回はあらためてクルトガの基本を解説しています。
- 普通のシャープペンと何が違うの?
- クルトガエンジンってなに?
- クルトガの書き心地は?
など、クルトガ未体験の方はぜひこの記事でクルトガについて知ってくださいね。
クルトガとは
クルトガとは筆記具メーカーの三菱鉛筆より2008年3月に発売された「芯が回ってとがり続ける」という新しい発想のシャープペンです。発売から16年が経ち、シリーズ累計販売本数は1億本を超える大ヒット商品となりました。
書くたびに芯が回り均一に摩耗していくため芯先の偏減りを防ぎます。
芯先が太くつぶれず常に尖った状態で、細くスッキリとした文字が書き続けられるためノートをキレイに書けると学生を中心に人気です。
芯径のバリエーションに0.7mmがあるのもクルトガの特長のひとつです。
太めの芯でもクルトガエンジンの働きで、スッキリと尖った芯先での筆記が可能です。
芯径 | 商品名クルトガスタンダード 0.3mm | クルトガスタンダード 0.5mm | クルトガスタンダード 0.7mm |
品番 | M3-450 1P | M5-450 1P | M7-450 1P |
サイズ | 14.9×142.5×10.7(軸径) | 14.9×142.5×10.7(軸径) | 14.9×142.5×10.7(軸径) |
重量 | 9.8g | 9.8g | 9.4g |
素材 | PC樹脂 | PC樹脂 | PC樹脂 |
価格 | 495円(税込) | 495円(税込) | 495円(税込) |
カラー | シルバー、ブラック ブルー、ピンク | シルバー、ブラック ブルー、ピンク グリーン、オレンジ レッド、ネイビー ベビーピンク バイオレット | ブルー |
クルトガエンジンの特長
クルトガの一番の特長は芯を回転させるための「クルトガエンジン」にあります。
芯先が紙面と接触する際の筆圧を独自の機構である3つのギアに連動させ、1画ごとに9度ずつ芯を回転させ40画で1回転する仕組みになっています。
そのため芯先が円錐状に均等に摩耗していき、書き続けても細くスッキリとキレイな文字が書けます。
仕組みの詳しい説明は三菱鉛筆公式の動画も参考にされてください。
クルトガスタンダードモデルの使い心地
クルトガスタンダードモデルはクルトガの基本形です。
0.5mm芯径のクルトガスタンダードモデルを実際に使用してみました。
PC樹脂製の軸は軽量で長時間使用しても疲れにくい印象です。
クルトガはクルトガエンジンの動きを筆記時にやや感じやすく、芯先のガタつきが気になるという意見も目にします。
実際にクルトガエンジンの動きを確認するため、芯先を紙面につけたり離したりと試してみましたが気になるほどでは無いと感じました。
普通に筆記をしていれば芯先の動きはそれほど気になりません。
意識的に集中すれば気づくかな…といった程度です。
グリップ部分がクリア素材になっているため、1画ごとに芯を回転させるクルトガエンジンの動きが目視できるのも楽しいポイントでした。
個人的にはクルトガエンジンが良く見えるようにグリップ部分に大きな加工が施されていないため、若干すべりやすいように感じました。
クルトガスタンダードモデル まとめ
クルトガスタンダードについて解説しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
- クルトガとは累計販売本数1億本を超える三菱鉛筆の超人気シャープペン
- 1画ごとに芯先を回転させるクルトガエンジンの働きで芯が尖り続けるのが特長
- クルトガスタンダードモデルの使い心地は快適
尖った芯先のシャープな書き心地が好きな方はぜひ一度、芯が回転し尖り続けるクルトガエンジンを試してみてください。
クルトガスタンダードモデルはクルトガシリーズの中でも一番手に取りやすい価格です。
クルトガのエントリーモデルとしておすすめの1本です!!
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