パイロットのモーグルエアーを紹介!書きにくいは本当?

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パイロットが「ペン先が”モグって”折れないシャープペンシル」と謳っているモーグルエアー。口コミでは書きにくいとも言われています。本当に折れないのか、本当に書きにくいのか、実際に使って検証してみました!

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目次

パイロットのモーグルエアー

引用:モーグルエアー|製品紹介|PILOT

今回ご紹介するパイロットのシャーペン「モーグルエアー」。その大きな魅力は以下の2つ。

  • 芯が折れない
  • 軽快な書き心地

なんとも魅力的ですね。これを可能にしているのが「アクティブサスペンション機構」だそう。

アクティブサスペンション機構とは、
「強い筆圧がかかるとペン先が潜る&内部のバネが力を吸収してくれる」というもの。

結果として、筆圧や衝撃が吸収され、芯が折れず軽快な書き心地につながっているそうです。

基本情報

基本情報をまとめてみました。

(左から)ブラック/ブルー/ホワイト
価格¥550(税込)
芯形0.5mm
カラー3色(ブラック/ブルー/ホワイト)
※バイオレット/アイスブルー/ピンクは生産終了
販売場所Amazon/楽天

内部が見えるメカニカルボディ

こちらがモーグルエアーの全体像です。グリップ部分から内部のバネが見えており、メカニカルな印象です。
クリアな感じが爽やかで素敵ですね。

ここにメモリが付いているのですが、特に中に入れている芯が見えるというわけでもなく…。何の為のメモリか分かりませんが、とりあえずかっこいいです!

それでは、肝心の使い心地について徹底的にレビューしていきます!

モーグルエアーの使い心地

ペン先が沈み込む感覚

(上)筆圧をかけていない状態/(下)筆圧をかけた状態
※分かりづらいのですが、下の筆圧をかけた状態の方が芯が少し引っ込んでいます。

初めて使ったとき、本当に驚きました。書くたびに芯が引っ込むんです!
これが「アクティブサスペンション機構か…。」と思いましたね(言いたいだけ)。
写真が分かりづらく申し訳ございません…!

感覚としては、紙にペン先が深く沈み込む感じです。
実際は芯が引っ込んでいるだけなのですが、引っ込むことで力が入っていると実感し、紙にペン先がめり込んでいるような気持ちになります。

何とも不思議な書き心地です。

本気(マジ)で折れない

「芯が折れない」と宣言しているモーグルエアー。実際に検証しないわけにはいきません。
出す芯の長さによって折れにくさは変わってくるので、ノックの回数ごとに検証してみました。

筆圧については、心を鬼にしてありったけの力をかけました(本当に辛かった)。

1ノック

結果:折れるはずがない。

もちろん折れません。1ノックで出てくる芯は短めだと思います。

2ノック

結果:折れない。折れる気配がない。

パイロットでは2ノック以下が推奨とされています。なので、2ノックでは折れないでと祈っていましたが、そんなことも杞憂になるほどの安定感でした。折れる気配なしです。

恐るべしです。

3ノック

いよいよやってきました。3ノック目です。パイロットの推奨は2ノック以下のため、ここからは自己責任となります。

結果:折れない。折れそうって不安になるが折れない。

3ノック分の芯は結構な長さになります。なので、折れてもしょうがないかなと思っていましたが、折れませんでした。完敗です。普段ではあり得ないぐらいの筆圧をかけているのですが、折れませんでした。

もはや、折れないのに筆圧をかけることに罪悪感を抱くほどです。

ですが、他のシャーペンだと確実に折れる芯の長さなので「折れるかも」という不安はあります。
「折れそうだけど折れない」というギャップに慣れる必要があると思いました。

4ノック

さあ、耐えられるのか。4ノック目です。

結果:折れる。(角度によっては折れない)

ここにきて、やっと折れてくれました。
書き始めは折れませんでしたが、「気」で折れてしまいました。何度か書き直した結果、角度によっては耐えてくれました。
芯をこれだけ出して筆圧をかけることは滅多にないですし、むしろ折れてくれて安心です。
(これで折れなかったら、もはや凶器レベル…。)


ちなみに、筆者の普段の筆圧では折れませんでした。ここまで芯を出して折れないって相当すごいことだと思います。

【検証結果】
モーグルエアーは本当に本当に折れません。筆圧が強い人にはとってもおすすめです。

フルだけって便利

モーグルエアーにはフルだけで芯が出るという「フレフレ機構」が搭載されています。


正直、「別にノックすれば良くない?」と思っていました。

ですが!1回使ってみると、あら不思議。
芯を出すときにシャーペンを持つ手の形を変える必要がなくなり、筆記に集中することができました。
感動です。

ただ、1点注意してほしいことがあります。それはペンケースの中が汚れる可能性があること。軽くフルだけで芯が出るので、持ち運びしている間にペンケースの中で芯が出てしまっている…なんてことがありそうです。

この点は気をつけたいですね。

圧迫感がある

(上)S3/(下)モーグルエアー

上がパイロットのS3というシャーペンで下がモーグルエアーです。モーグルエアーの方が口金が短いことが分かります。

そのため、筆記地点と指先の距離が近く、指先が紙を這うような圧迫感があると感じました。

ここまでモーグルエアーの使い心地を紹介してきました。
結局、書きやすいのか書きにくいのかどっちなのって感じですよね。

筆者の意見をまとめました!

書きにくいは本当?

【結論】
慣れと好みによる!(筆者にとっては少し書きにくかったです。)

曖昧な結論になってしまい申し訳ないです。ですが、本当に「慣れと好み」だと思います。

まず、「慣れ」についてです。
やはり、ペン先が沈み込む(芯がモグる)という唯一無二の書き心地に戸惑います。ずっと書き続けていると慣れてくるのですが、別のシャーペンを使った後にモーグルエアーを使うと、違和感を感じてしまいました

次に「好み」についてです。
筆者は口金が長く、細かい筆記ができるシャーペンが好きです。そのため、口金が短いモーグルエアーにはハマりませんでした。

加えて、モーグルエアーは「軽快な書き心地」も謳っています。しかし、ペン先が沈み込む感覚があるため、軽快な書き心地には感じられませんでした(辛口で本当にすみません!)。

ですが、筆圧が強く芯がよく折れる人には最適解のシャーペンですし、フルだけ芯が出る点もとっても魅力的です。

自分が理想とするシャーペン像や求める機能と照らし合わせ、気になる人はぜひ使ってみてください!

あとがき

今回はパイロットのシャーペン「モーグルエアー」について紹介してきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

  • ペン先が沈み込む独特な書き心地
  • 本当に芯が折れない
  • フルだけで芯が出る

こんなに衝撃を受けたシャーペンは初めてでした。特に、芯が折れない点には降参です。折れなさすぎて逆に悔しいぐらいでした…。この衝撃、みなさんもぜひ体験してみてください!

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