契約書など重要な書類の綴じ方は難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?
ホッチキスを使って意外と簡単に綴じることができるので、今回はホッチキスを使った契約書の綴じ方を2種類ご紹介していきたいと思います。
本記事は一般的な契約書の綴じ方を説明しております。
契約によっては綴じ方が規定されている場合もございますので、記事内容は参考としてご利用ください。
契約書の綴じ方
契約書は正式な書類になるため、ページをすり替えるなどの改ざんを防止するために適切に綴じる必要があります。
まず、画像のように契約書の左側2箇所をホッチキスで留めます。
次に、ページを開き、見開き部分に契印を押していきます。
画像の〇を書いている2箇所です。
これを全ページ分行いましょう。
具体的に説明すると、契約書を左側2箇所で留めると本のような形になるので、表紙をめくった際、ホッチキスで留めた箇所が折り目となるので、そこに契印を押していく形です。
契印の押し方
ご説明した通り、契約書の改ざんなどを防止するためにも契印を押す必要があります。
ホッチキスで契約書を綴じた際は全ての契約書に契印を押さなければなりません。
また、契印は契約当事者の全員が行う必要があります。
契約書に署名押印した時と同じ印鑑を使うようにしましょう。
ホッチキスで契約書の左側を留めた際、見開き部分の上と下に契印を2箇所押します。
これを全見開き分行いましょう。
製本する方法
他にも、製本テープを使って袋綴じにする方法があります。
まず、先ほどと同じように契約書の左側2箇所をホッチキスで留めます。
その上から製本テープで契約書の背中部分を覆うように綴じれば完成です。
そんなに難しくないですよね。
この方法は、契約書の枚数が多い場合や、より重要な契約書を留める場合に使用する方法です。
この方法の場合も契印が必要となりますが、契印する場所は表紙のみとなっています。
画像の斜線部分が製本テープだったとすると、製本テープと契約書の表紙にまたがるように上下2箇所に契印を押します。
画像の赤丸が契印を押す場所です。
重要な契約書の場合は、裏表紙にも契印を押した方がよいでしょう。
製本テープを使用しているため、中身の入れ替えがより難しくなっているので、ただホッチキスで留める方法よりも契印を押す箇所が少なくて済みます。
契約書の綴じ方まとめ
契約書の綴じ方について解説しました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
- 契約書など正式な書類は改ざん防止のためにもホッチキスで正しく綴じる必要がある
- ホッチキスで左側2箇所を留め、全ページに契印を押す方法がある
- ホッチキスで左側2箇所を留めた後、背の部分を製本テープで覆う方法もある
いかがでしたでしょうか?
重要な書類となると、綴じ方にも工夫が必要になります。
しかし、そんなに難しい方法でもないですよね。
重要な書類だからこそ、中身の入れ替えなどの改ざんを防ぐためにも正しい綴じ方でホッチキスを活用しましょう。